Area5-4 ~シーバス 東京湾奥 その2~


Area5 - Stage4 ~ 港湾部真っ向勝負 その1~ はこちらから



 
で、新木場はどこにもエビがいるんだけど、灯りの下に一番エビが集まっているのでさっきの場所に戻ってみた。
 
ボイルはないけどメケメケの激デッドで攻めてみる。
 
そうそう、こういう釣り、立ってやると色々と危ないし集中できないのであぐらをかいて座ってしまうのがお薦め。
 
こんな遅い釣りをしている時に集中していると本当に気がおかしくなるので、未必の故意もかねて一人でフンフンと鼻歌を歌っていた。
 
2曲目(笑)
 
突然、ガツーン!と衝撃。
 
とっさに竿を立てるが向こうがすでに走り始めた。
 
まだアワせを入れていないので、ドラグをあわてて緩めて糸を出しつつも、向こうの動きに合わせて追いアワせをぐいぐいぐいぐいと入れる。ビシバシではない、曲がったままバッドテンションと針先だけを意識してぐいぐいと荷重をかける。
 
向こうの走りが止まったので、今度は一気にテンションを掛けて寄せてくる。
 
足場の低いところまで誘導してランディング。
 
70ぐらいあるんじゃない??なんて思ったら63センチでした。 目ジャー狂いすぎ(笑)
 
 
 
コンディションはまあまあかな、結構走りました。 口の中にはエビらしきもんはなかった。
 
 
 
エビボイルのパターンではなかったけど、本業激務のさなか、いきなりの出撃でこのサイズが出れば文句はない。
 
帰ろうかと思ったけど、すでに時計は3時、エーデルワイスを聴かずに帰るわけにはいかない気分。
 
 
 
そのまま粘る。
 
しかし、土曜の夜だというのに誰もいない。魚もあんまりいないけど・・。
 
途中、対岸の船灯り下にアングラーがいて、必死にタモ網を出していたので見てたら30センチぐらいのセイゴをランディングしてた。(笑)
 
もう一人出てきて大騒ぎして写真を撮ってる。
 
早く逃がしてやれ~と思いつつも、おそらく初めてかそれに近い魚なんだろうな、と暖かく見守ってた。
 
しっかりとタモ網に入れて水に戻してリリースしていたし。
 
逃がした後もいかにヒットさせたかを連れに延々と解説してた。
 
なんだか面白い。
 
彼らはきっといいアングラーに成長していくよ。
 
 
 
 
 
そしてエーデルワイスが鳴った。
 
これ聴かないと新木場は始まらない。
 
 
 
さあっ!
 
て気合いが入るけど別にこの合図で魚がボイル始めるもんでもないし。
 
しかし、3分後、突然ボコッて音が右の方で鳴った。
 
ん?
 
注意してみてるとまたバシャッと!
 
ああ!始まった!
 
あわてて右の方の灯り下へ小走りする。
 
やってるやってる。
 
昨日の惨敗劇が脳裏によみがえる。
 
今日こそ釣ってやる。
 
 
 
 
 
すぐには投げずに少し見守る。
 
魚は2~3匹。結構大きそうな感じ。
 
ボッシュ!と大きな音を立てて捕食している。
 
3回ほどボイルを見ていて、魚が定位する場所、捕食するゾーンを確認。
 
工場の灯りと、浮いた大きなビニールゴミとシャローから流れる潮のアタリ。
 
明暗パターンに近い形。
 
コース取りするためにそっと近づくがビニールゴミのせいでリトリーブコースが狭い。幅にして10センチ。
 
引っかけたらおしまいだ。
 
 
 
慎重にメケメケをキャスト。良い場所に落ちた。
 
一度沈めてから、激デッドでリトリーブ。ルアーが動いている様子はF3-610XSとシーバスPEでも伝わってこない。
 
このあたりで食わないか?って思ったところでそーっとロッドを立ててみる。
 
水をつかんで動きが変わるかなと思った瞬間にバイト!
 
思わず竿を持ってかれそうになる(たった1ヶ月のブランクで情けない・・・)
 
持ち直して、しっかりとしたアワせを入れる。
 
 
 
魚はゴミだまりの中へ突っ込む動きを見せたが、沖側にロッドを倒してテンションを掛けると1回止まって沖へ走り出した。
 
上手い具合に誘導して自分の正面へ回す。そこで気持ちドラグを緩めて魚を回す。
 
じりじりと寄せて手を伸ばしてハンドランディング。
 
やった。文句なし。
 
朝を待った甲斐がありましたの72センチ。
 
 
 
そういや、メケメケのただ巻きで 魚を釣ったのは相当久々な気が・・・。
 
 
 
なんだか、色々なストレスを吹き飛ばす1本。
 
今年初めてと言っていい港湾部真っ向勝負でいい結果がいきなり出るとは思っていなかった。昨日様子見したおかげ。
 
 
 
忙しいので湾奥全体を見ていないのだけど、魚は第1陣が少し入ったのみでまだまだ少ししかいないみたいだ。
 
本格な開幕宣言を出すまでには至らない。
 
花粉が飛んでるんだからそろそろ入ってもいい頃でしょうに。
 
 
 
しばらくは忙しいけど、合間見て本気で釣りしていきます。
 
 
 
 
 


 

使用タックル
ロッド ミラクルワークス ジャンキースティック70Xpi
メガバス Destroyer F3-610XS
リール シマノ ステラ2500 AR
ライン 東レ シーバスPE 1号
プラグ ミラクルワークス メケメケ9cm
邪道 ヨレヨレ~
メガバス X-80SW・X-110SW
   

 

コメントを見る

村岡昌憲さんのあわせて読みたい関連釣りログ

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:135
  • 昨日のアクセス:618
  • 総アクセス数:17670637

プロフィール

村岡昌憲

東京都

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/6 >>

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

検索

:

アーカイブ

さらに表示

QRコード