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▼ 電車釣行マニュアル その弐
電車やバスなどの公共交通機関利用でもっともネックになるのが、
｢荷物｣のまとめ方
コンパクトにしないと不便ですが、
あまり絞りすぎて釣り場で｢あれがない！｣では、本末転倒。
かと言って、
あれもこれもではそもそもかさばるし、
邪魔っ気な釣り人って感じになるのは避けたいもの。
バッシーの場合は、
｢やること、やらないことの仕分け｣
から始めます。
要は、
釣り場での立ち回りをシミュレートし、
無駄なく、不足なくって言うのを最初に決めます。
絶対使うもの、
確実に使うもの、
使う可能性のあるもの、
これで釣りたいもの。
この４段階に該当するものだけを持ってく。
逆に、
あったら良いかもってもの、
釣れるらしいってもの、
は持ってきません。
大抵使わないからです。
通ってる釣り場に行くのなら、
多分この絞り込みは難しくないはず。
それを突き詰めていった収納分類法がコチラ。
フックの現地装着はもちろんですが、
今ではブースターのブレードも外して持ってってます。
フック、ブレードともに、
使わなくても装着してれば錆びてしまうので、
使いそうな分だけを使える状態にしています。
かなり経済的で、
これだけフックやスピンテール使ってるにも関わらず、
根掛かり以外で新しいブレードはしばらく卸してませんし、
フックも新しくルアーには新品フックが２つついてるので、
それで補充されることになるので、
最近はほぼ買ってません。
何よりフックは常に新品を使えることになりますから、安心感が違います。
さらに、
鉄板のリアフックはお古の再利用。
リアだけ掛かっても大抵バレるので諦めてるからです。
持ち込むルアーは毎回｢セレクト会議｣(笑)
釣り場の状況把握や展開予想等を大まかにして、
ローテーションの軸になりそうなルアーを使える状態にし、先発ボックスへ。
これは次回の川崎新堤用に準備したもの。
予備はこのような収納。
全部でもこれだけコンパクトに収まります。
で、これをショアスタイルバッグに入れるのですが、
これだけ隙間があります。
釣り場ではここに、
財布やスマホ、ドリンクに軽食などを入れるので、
このくらい隙間があった方が、
ほぼ全てを携帯できるので釣り場での移動が楽です。
この中にある十徳ですが、
ハンドルノブが緩んだなんて時などにあると便利ですよ。
このショアスタイルバッグと、
ワンピースフレームのタモ、シャフト、
着替えやレインウェア等、
今の時期はドリンク多目なので折り畳み式のクーラーバッグ、
これらをスーパーライトトートバックに入れれば、
ロッドを持って準備完了。
これくらいだと、
自動改札もスムーズですし、
エスカレーターでも片側を無理なく歩けますし、
肩凝りもしませんし、
片手が空いてるので、何かとスムーズ。
船宿についたら中身を出して、
トートバックは船宿に預けておけば、
身軽かつ不足なく釣りに集中できるって訳です。
簡単に紹介しましたが、
予め天候だとか水質だとか情報収集や予測なんかは必要ですし、
自分がどう立ち回るかのシミュレーションは必要ですし、
ドリンクは常温で飲むようにしてるとか、
自分のスタイルを考えながらも、
いざと言うときにも対応できるようになども考慮する必要があったり、
結構綿密な計画が欠かせません。
ただ釣りをしに行くのならそこまで考えなくても良いですが、
バッシーは、
｢車じゃないのを言い訳にして、釣果を妥協したくない｣ので、
それを実現するために試行錯誤してきた結果の｢現在進行形の現行版｣が今回紹介したカタチです。
いわゆる｢選択と集中｣ってやつです。
広くカバーしながらも、
ある部分は｢捨てる｣決断をしないと、
得たい結果よりもプロセスが優先されてしまっては、
得たい結果は得られませんから、
｢断捨離｣してったら、こうなったみたいな感じ。
バッシーがやってるようなところまでやりましょう、
なんて事は言いませんが、
自分なりに｢釣りに集中できる状況｣を作るヒントになれば幸いです。
- 2018年7月25日
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