タコラーへの道 その4

 

全国252人のタコング ファンの皆さんご機嫌如何お過ごしでしょうか? 全日本タコング普及振興会 非常勤の蛸昏流星群です。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、これからタコングを始めたいと思っているアナタ!


俺がこの4か月に渡って習得したネタをお裾分けします。まだ通年やり抜いた訳でもないので、ポイントの状況やその季節、季節に応じた傾向があるはずなので、あくまでも6月~10月までの個人的な視点でのお話ですので、必ずしも「こうだ!」と断言は致しませんので参考程度に留めてください。

 

【ポイント編】

先ずはタコの生息場所を探さなければ始まりません。

ネットで調べると、伊勢湾では四日市一文字や霞一文字の沖堤が有名です。あと知多半島の漁港です。

正直、タコはどこにでも生息していると思います。タコの生態にいては各々ネットで調べて頂くとして割愛しますが、岩礁地帯や海底に障害物があれば、その物陰に隠れていると思われます。

なので、漁港の岸壁やテトラ帯の隙間を探れば釣れるはずです。

 

【釣り方】

俺は餌を使った釣りはしません。これでも一応ルアーアングラーの端くれだと思っていますので、疑似餌を使います。
疑似餌と言っても大きく分けて2タイプあります。1つ目がタコジグ、2つ目がタコエギです。


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オモリにビニールのタコベイトがセットされています。



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一見、イカ用のエギと似ていますがカンナ(フック)が異なります。


タコジグはタコの縄張り習性を利用した釣り方で、タコエギは捕食性を活かした釣り方です。

どちらが良いのかは一長一短ありますが、釣果を求めるならタコエギの方が有効と感じています。


その理由は攻め探る範囲に差があるからです。

 

多くのタコラーさんは2つ目のタコジグを使う釣法で狙っていますので、当然タコはスレやすくなっています。

2の釣法をやっている方はあまり見掛けません! 何故なら、根掛かり率が高いからです。

 

タコジグは、基本 縦の釣りになります。 足元にタコジグを落とし込み、海底から岸壁の壁に潜むタコがターゲットです。
 

これに対し、タコエギは少しキャストして海底を面で広範囲に探る事ができます。 ただし海底を引き摺り探る事になるので必然的に根掛る率は格段に高くなります。

 

縦の釣りをしていればロストは少ないのですが、面を探ろうとすると直ぐに岩場の隙間に挟まってしまいます。しかし、効率よく広範囲を探ろうとなるとタコエギの方が圧倒的に有効です。

これが前述に書いたように、タコ釣りはロストとコストとの戦いと言った所以です。


では、タコエギでどうやって誘うのかとなると、1つ目は、タコエギを投げ海底まで落としてゆっくりズルズルと海底を引き摺る釣法

2つ目は、タコエギを足元に落としトントンと海底を叩きながら、ゆっくり探り歩く釣法です。いわゆるヘチ狙いっていうやつです。

この基本的な2つの誘い方を織り交ぜながらポイントをまんべんなく探って行けばタコに出会えることは間違いないです。

次回の普及講座は「タックルと仕掛け」についてです。

 

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