タコラーへの道  その2

 

タコラーかぁ~ ちょっと気になるな・・・

 

まだまだ発展途上の私ですが、備忘録として4か月の軌跡をまとめましたので、秋の夜長に一読いただけたら幸いです。

 

先日、序章のように書き綴った時には、美味しい話だけをチョイスしましたが、決して平坦な道のりではありませんでした。 そんな一面も1つの視点として見て頂きたいと思います。

 

【タコングはコストとの戦い】

タコングは面白いです。楽しいです。
ただ・・・ただ・・・ネックなのはコストが予想外に掛ること。当然、初期投資も必要になりますが、それ以外に
1回の釣行に掛かる物品費用のことです。

 

会社でも「コスト削減だ」と言われ続けているのに、ここでもコストの話しかよ!とぼやかないでください。

 

シーバスでもルアーロストは付き物ですが、タコエギのロスト率は半端ないです。

 

ご存知の通り、タコは海底を住家とし、岩場などの岩礁地帯がポイントなるので、根掛りロストが半端なく多く、持参したタコエギ8個を1回の釣行で全てロスト!なんてこともありました。


市販のタコエギはルアーより安価ですが1個 400800円します。 タコエギだけがロストになる訳じゃなく、これにスナップやオモリを付けていますので、1回のロストで最低600円くらいの損失になります。

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これがボトムに着底した瞬間に根掛りすると悶絶します。


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タコングの課題は、ロストを如何に少なくするか?ではなくロストする前提で、如何に損失コストを下げるか!です。


ロストを無くそうと思うと岩礁や根の少ないポイントに限られます。ともすればタコの生息密度も低下して釣果も落ちます。正にローリスク、ローリターンです。


しかし俺が目指したのは、ハイリスク・ハイリターン・ローコスト!

 

やはり同じ釣行時間を費やすなら、多少のロストは覚悟の上で、釣果を求めないと時間の浪費になってしまうので俺は果敢に岩礁地帯を攻めます。
でも、ロストに因る出費は最小限に抑えたい。


そこで、500円近くする市販のタコエギは使わず、ネットでイカエギ用の180円の廉価版を購入。これをタコ用に改造すれば手間賃は抜きにして単純に1110円ほどに収まります。

 
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市販のタコエギと改造エギとでは釣果に差があるのでは?と思われるでしょうが、その差については正直なところわかりません。


経験未熟な俺の考察ですが、タコは好奇心が強く、動く物に敏感に反応し、取り敢えず「動く物には抱き着いたれ!」みたいな性質じゃないかと

 

俺と一緒でターゲットのストライクゾーンが広いみたいです(苦笑)

 

だからバランスとか細かい動きは必要なく、それらしく動けば良い!動かなければ動かせば良い!と思っています。ただ、どの情報にも書かれているように「タコの視力は良く、色の識別ができる」らしく、その日の当たりカラーの違いは顕著に現われます。

 

日の出前、日没後など暗い時間帯、潮の透明度が低い時は、白やチャート、グロー系が圧倒的に強く、デイゲや澄潮の時にはピンクやオレンジといったカラーの方が強いように感じます。

先述したように「色の識別ができる」については何度も実感したことがあります。
 

あるポイントを白系のタコエギで探ったが無反応、カラーチェンジをしてピンクで通したら釣れた!なんてことは良く有ります。

ですから、限られたポイントを探る時は、こまめにカラーチェンジをしてタコの色彩能力を逆手にとって釣果を伸ばすようにしています。

 

再びコスパの話に戻りますが、いくら安いイカエギ改造版と言えロストは極力減らしたい。コスト面以外にやはり海洋汚染が懸念されます。

 

そこで重要になるのがラインの強度です!

次回はこの辺についての考察を綴ってみます。

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