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〝 家鴨の子 〟

一般に云われる事だが、家鴨の子が生まれて初めて動くものを親と信じてしまう様に、トレーラブルボートの実艇を初めて見て、街中牽引に同席し、ランチングから試乗した最初のボートが「シュガーサンド・タンゴ」であったので、特にベース艇として脳裏に叩き込むには大変有意義な体験となった。この事は真摯に輸入元に対し感謝するところである。
会社設立後もオリジナル艇の完成までの間、暫くの間、「シュガーサンド・タンゴ」「シュガーサンド・ミラージュ」を九州地区を中心に積極的に販売させていただく事となり、各地の試乗会で人気を博したことは云うまでもなく、同時に専用トレーラーについてのノウハウも大変参考になり、MW社製トレーラーの素晴らしさは、現在でも変わらぬ評価で確信を更に深め、主力車種として取り扱っている。

生産型(モールド)に拘りを持ち続け、コストを半ば度外視してでも、その形状を重視する姿勢にはビジネスとして賛否が分かれるところであるが、陸上の乗り物では全く考えられない接水面抵抗や浮力バランス、踏波性を高め、直進性・旋回性、そして低燃費性に優れた船底形状の追求は、本当にのめり込めば込むほど奥深いもので、日々、試行錯誤の連続であった。一面一面、部位形状の判断を何とか下していける様になったが、これも海上試運転にて想定外のアンバランスや搭乗者位置によるプレーニング・タイム差などで削ったり、盛ったりの繰り返しも日常茶飯事の作業であり、今となっては大変懐かしい'90年代後半の日々であった。
 

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