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▼ 流れの中の魚を獲る
- ジャンル:釣行記
シーバスのコンディションが今年はやはり少しおかしい。行けば魚は出るのだが、昨年のように数釣りをするパターンにはまらないことが多い。
それでも秋の魚はずいぶん増えてきた。まだまだ夏の釣りが続いている場所もあるが、大きな流れを意識した釣りもいよいよシーズンイン。
釣行の詳細の前につぶやきを少々。
* * * * * * * * * * * * * * * * *
さて、イギリスから帰り、しばらくは休みがあったものの、いよいよ日常(仕事)が始まってしまった。(当たり前)
前回書いたようにシーバス釣りもこの間2回ほど行ったが、それ以外はオックスフォードで実施した調査のデータ分析作業等で忙しく、
また海外から次々に送られてくる膨大なemailに目を通したり返信したり、あるいは現地で買った本や、紹介された本などに目を通し、
やることだらけでなかなか落ち着くことがなかった。唯一北海道で骨休めを、と思って向かったものの、台風で空知川も芦別川も泥濁り。
ヒレの張った美しい道産子の鱒を見たかったのだが、結局毛針の方は一度も振ることなく秋を迎えそうだ。
渓流の清澄な流れ、川面を渡る風、鳥のさえずり、宙を舞うレベルラインのループ・・・・・・
青磁色に澄んだ流れに浸かりながら、レベルラインを振り、水面の毛鉤に躍り出る山女魚の姿を今年は一度も見ていない。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
26日は河口近くへ。下げ始めからできる流れの変化についた魚を狙う。
明るいうちに川につくと水はまだ濁りがきつい。透明度は10cmか20cmかというところ。魚が出るかどうかギリギリの濁りだなと思いつつ、まずはビーフラップから。
明るいうちはバイブレーションで。濁りがきついので、できる限り派手なカラーを選ぶ。
シルバー、ゴールドを中心に投げ、表層から。
しかし数投するも表層・中層には反応がない。ボトムをとることにする。
大場所なのでフルキャストしたあとはフリー・フォール。着底寸前にカーブフォールに切り替え、着底と同時に、リトリーブを始める。
大場所ではこうやって飛距離をできるだけ生かすようにしている。カーブフォールでは着底するまでにルアーがかなり手前に来てしまうからだ。
とくに遠い潮目をギリギリでとらえたときなどは意識してこうしている。ただし、完全なフリーフォールではフォール中の当たりを逃すため、軽くサミングしながら。
こうしてリトリーブする距離をできるだけ稼ぐ。
リトリーブ中はストップ・アンド・ゴー、またシャローに入る手前でダートとショートフォールを入れる。
魚信が来る時はだいたい巻き始め、リトリーブを止めた瞬間、再び巻き始めた瞬間、そしてブレイク上。
しかしこの日は広範囲に探るが反応がない。もともとこの釣りは回遊がなければ始まらない。居着きを拾っていく釣りとは根本的に違う釣り。
しかしオープンエリアでの釣りは気分がいい。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
暗くなって流れを意識した釣りに切り替える。先発はRiseから。結構な重さのシンペンだが、水面をヨタヨタと不規則に泳ぐ。レンジはマリブのさらに上。
出るときは水柱が立つトップのバイト。弱点は適正な流れの強さの範囲が狭いことと、乗りが悪いこと。
まあ乗りが悪いのはゲームを面白くする上でむしろプラスなのだが、流れが強すぎるとうまくラインに乗せにくい。しかし条件にハマると面白い。
トップウォーターの釣りは動かし続けなければならないので疲れるが、Riseはラインに乗せるか横切らせるだけ。まさにスローなトップゲーム。
アップクロスに投げ、ドリフトしながらゆっくりU字を描く。流れを受け、重さがグッと乗ってくる。水面にはRiseの描く引き波がはっきりと見える。
Riseはスライドしながら手前に寄ってくる。沖の強い流れから、手前のヨレにさしかかったところで
ブシュッ! パコーン!! 「あっ・・・」
水柱が立つと同時にRiseが空中に弾き飛ばされる。
く~っ乗らない~!!!
もう一発!と続けてみるものの、しかしこの日の表層はこれだけ。
その後は表層に反応がないので、一気にレンジを下げてみる。ニーサン。ヨレの奥に投げ、一発ジャークを入れてから、流し込みつつヨレに寄せる。
三投目。
ゴゴン!
明確に当たるが、これはショートバイト。もう若干上か?
サルディナに変える。これも大好きなルアー。昨年の秋以来の登板。去年はサルディナで掛けた相当どデカイのをバラしてしまった。今でも悔しい。
アップに投げ、ドリフト・・・ゆっくりとU字を描き始めたところで・・・・・・
グググン!ジ~~~~~~~~!!
ガッツンと鬼合わせ!!
ゴボゴボッ!と水面でエラ洗いをしたあと、強力なストリームの中を上流へ、沖へと走り回る。できるだけ荒さないように手早く寄せる。
これをランディング。

この一本で今日は十分。
「まだ釣れるかも」という煩悩を捨て、未練を残さずに撤収。
* * * * * * * * * * * * * * * * * *
夜になって携帯に着信。見ると「通知不可能」と出ている。「非通知設定」ではない。
出てみたら、スイスの友人からの国際電話だった。
とっさに英語脳に切り替える。いきなりでちょっと焦る(不意打ちはやめてほしい!!)
本当に最近の地球は狭くなった。すごいことだ。でも海外とつき合うのならば、正面からつき合う覚悟が必要な時代でもあるように思う。
それでも秋の魚はずいぶん増えてきた。まだまだ夏の釣りが続いている場所もあるが、大きな流れを意識した釣りもいよいよシーズンイン。
釣行の詳細の前につぶやきを少々。
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さて、イギリスから帰り、しばらくは休みがあったものの、いよいよ日常(仕事)が始まってしまった。(当たり前)
前回書いたようにシーバス釣りもこの間2回ほど行ったが、それ以外はオックスフォードで実施した調査のデータ分析作業等で忙しく、
また海外から次々に送られてくる膨大なemailに目を通したり返信したり、あるいは現地で買った本や、紹介された本などに目を通し、
やることだらけでなかなか落ち着くことがなかった。唯一北海道で骨休めを、と思って向かったものの、台風で空知川も芦別川も泥濁り。
ヒレの張った美しい道産子の鱒を見たかったのだが、結局毛針の方は一度も振ることなく秋を迎えそうだ。
渓流の清澄な流れ、川面を渡る風、鳥のさえずり、宙を舞うレベルラインのループ・・・・・・
青磁色に澄んだ流れに浸かりながら、レベルラインを振り、水面の毛鉤に躍り出る山女魚の姿を今年は一度も見ていない。
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26日は河口近くへ。下げ始めからできる流れの変化についた魚を狙う。
明るいうちに川につくと水はまだ濁りがきつい。透明度は10cmか20cmかというところ。魚が出るかどうかギリギリの濁りだなと思いつつ、まずはビーフラップから。
明るいうちはバイブレーションで。濁りがきついので、できる限り派手なカラーを選ぶ。
シルバー、ゴールドを中心に投げ、表層から。
しかし数投するも表層・中層には反応がない。ボトムをとることにする。
大場所なのでフルキャストしたあとはフリー・フォール。着底寸前にカーブフォールに切り替え、着底と同時に、リトリーブを始める。
大場所ではこうやって飛距離をできるだけ生かすようにしている。カーブフォールでは着底するまでにルアーがかなり手前に来てしまうからだ。
とくに遠い潮目をギリギリでとらえたときなどは意識してこうしている。ただし、完全なフリーフォールではフォール中の当たりを逃すため、軽くサミングしながら。
こうしてリトリーブする距離をできるだけ稼ぐ。
リトリーブ中はストップ・アンド・ゴー、またシャローに入る手前でダートとショートフォールを入れる。
魚信が来る時はだいたい巻き始め、リトリーブを止めた瞬間、再び巻き始めた瞬間、そしてブレイク上。
しかしこの日は広範囲に探るが反応がない。もともとこの釣りは回遊がなければ始まらない。居着きを拾っていく釣りとは根本的に違う釣り。
しかしオープンエリアでの釣りは気分がいい。
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暗くなって流れを意識した釣りに切り替える。先発はRiseから。結構な重さのシンペンだが、水面をヨタヨタと不規則に泳ぐ。レンジはマリブのさらに上。
出るときは水柱が立つトップのバイト。弱点は適正な流れの強さの範囲が狭いことと、乗りが悪いこと。
まあ乗りが悪いのはゲームを面白くする上でむしろプラスなのだが、流れが強すぎるとうまくラインに乗せにくい。しかし条件にハマると面白い。
トップウォーターの釣りは動かし続けなければならないので疲れるが、Riseはラインに乗せるか横切らせるだけ。まさにスローなトップゲーム。
アップクロスに投げ、ドリフトしながらゆっくりU字を描く。流れを受け、重さがグッと乗ってくる。水面にはRiseの描く引き波がはっきりと見える。
Riseはスライドしながら手前に寄ってくる。沖の強い流れから、手前のヨレにさしかかったところで
ブシュッ! パコーン!! 「あっ・・・」
水柱が立つと同時にRiseが空中に弾き飛ばされる。
く~っ乗らない~!!!
もう一発!と続けてみるものの、しかしこの日の表層はこれだけ。
その後は表層に反応がないので、一気にレンジを下げてみる。ニーサン。ヨレの奥に投げ、一発ジャークを入れてから、流し込みつつヨレに寄せる。
三投目。
ゴゴン!
明確に当たるが、これはショートバイト。もう若干上か?
サルディナに変える。これも大好きなルアー。昨年の秋以来の登板。去年はサルディナで掛けた相当どデカイのをバラしてしまった。今でも悔しい。
アップに投げ、ドリフト・・・ゆっくりとU字を描き始めたところで・・・・・・
グググン!ジ~~~~~~~~!!
ガッツンと鬼合わせ!!
ゴボゴボッ!と水面でエラ洗いをしたあと、強力なストリームの中を上流へ、沖へと走り回る。できるだけ荒さないように手早く寄せる。
これをランディング。

この一本で今日は十分。
「まだ釣れるかも」という煩悩を捨て、未練を残さずに撤収。
* * * * * * * * * * * * * * * * * *
夜になって携帯に着信。見ると「通知不可能」と出ている。「非通知設定」ではない。
出てみたら、スイスの友人からの国際電話だった。
とっさに英語脳に切り替える。いきなりでちょっと焦る(不意打ちはやめてほしい!!)
本当に最近の地球は狭くなった。すごいことだ。でも海外とつき合うのならば、正面からつき合う覚悟が必要な時代でもあるように思う。
- 2011年9月27日
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