8Hit 7Get,バチパターン

  • ジャンル:釣行記
8Hit7Get バチパターン!
 
ようやく僕も冬ごもりから覚めて、港湾部を徘徊しはじめてみた。
昨日の釣果などをご報告。
 


夕方。


このところ仕事の原稿書きがたまっていて、しかも締め切りに迫られ、ようやく原稿用紙200枚分に到達したところで、「こんなもんやってられっか!」と仕事放棄&現実逃避。



 
 
港湾部の様子をうかがいに夕刻から水面を見る。



上げの時間帯なのに下げていく水面。
 

 
流れを見るために少し投げてみる。


と、やはりの二枚潮。状況から判断して、おそらくは下層の上げている潮についているはず。
 
 
 
この時期は魚が散らばっておらず、ストラクチャーに点々と着く秋のように、闇雲に投げても釣れない。


そのかわりに密度の高いスクールを作る。だから群れを見つければ話は早い。
 
 
バチパターンが日によって釣果の差が激しい大きな理由はこれだ。爆釣の翌日にホゲるのはスクールの動きのため。
 
 
スズキという魚は一般に他の個体といるのがかなり好きで、変な言い方だが、いわばスズキ同士で「つるむ」性質がある。


誰か友達といつも一緒に居たがる女子大生のようなもの。
 
 
ルアーにかかったスズキに他の個体がついてくることがあるのは、ルアーを複数個体が争って食っているからだけではない。
 
 
その中にはこの「つるむ性質」のせいで、何となくくっついてきた奴がだいぶ混じっている。
 
 
トイレしたくないのにとりあえずついていく、鏡の前で待っている方の子があの後ろからボーっとついてきた魚だ。
 

あるいはみんな行くからオレも行こう・・・のような、日本人的?


一般に小型の魚ほどこうした性質が強く、密度の高いスクールを作る傾向にある。いまついているのはこうしたスクール。
 
 
とにかく魚の居場所を求めて徘徊してみる。冬ごもりから覚めたばかりの体はもはや歩くのもやっとである。
 
 
昨日もフィールドで会った人はみんな「渋い渋い」といっていた。確かに渋い。



けれど、それはただ渋いのか、そこには「いない」と考えるべきか、ちゃんと見極めないと厳しい。


魚はいる。いまの東京湾にかなりいる。ただしかたまっている。
 


 
ということで、ストラクチャーまわり、地形変化、流れの変化、明暗など、ザクザクとあちこちランガンするも気配がない。


・・・が、とある地形変化・流れの変化の複合した場所で魚のいるサインを発見。
 
 
 

ここで集中していく。
 
 

 
まずは上のレンジから。


バチとアミを想定して、トップのS字引き波、I字引き波から試していく。

 
セオリー通り、次に中層、ボトムへと移行していく。
 
 
 
しかしRISE、ヤルキバ、グラスホッパー、GHショートなど試していくが、いずれも反応が得られない。
 
ならばとCDLの引き倒し。

 
 
 
 
 

と・・・、






 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・ブルルン!
 
 
 
 
 











 
 
 
 
やっぱり♪ ♡
 
 
 







 
 
 
 
 
う~んかなり小さいね・・・。まあ、まずは一匹。
 
 
 
続いてまた、
 


さっきより少し重い引きで、ややサイズアップ



 
さらに



また子供。
 
 
 
はたまた
 

 
 
 
 
んでもって
 
 

 ようやくフッコと呼んでも許されるかな・・・
 
 
 
もひとつ 
 


 
 
 
 
おまけに
 
 

 
 
 
とまあ、30分ほどでいくらでも出てくる感じ。


型はバラバラだが、地形変化にどっさりついている。まだまだいけるが寒すぎるので閉店することに。
 

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