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ルアー考察、苦笑い編

  • ジャンル:日記/一般
  • (戯言)
シーバスプラグは微妙に作られている。
 
そんな言葉を、私に投げかけてくる人が居る。
 
はて?何を言ってるんだと苦笑いをするしかない。
 
私が全てのシーバスプラグのフックを、
 
トレブルからシングルに変えてる事から始まった訳だが、
 
フックの重さが変わり、バランスが崩れ泳層が変わる、
 
そう彼は言う訳だが・・・。
 
確かに、微妙なバランスのルアーは少なからずある、
 
スナップ一つで、バランスを崩し動かなくなるモノもある。
 
しかし、全てのプラグがそうであるとは限らない。
 
開発者の方には申し訳無いが、
 
ルアーは繊細に、そしてアバウトに作られている、と考えている。
 
前者は、
 
開発者が理想とするアクションを追求する為、
 
何度もリップ形状やボディ等を作り直し、
 
何度も手を入れ、修正に修正を重ね仕上げて行く事にあり、
 
後者は、
 
春から冬に掛けての四季の移り変わりや、
 
地域、潮流、塩分濃度、淡水、海水、汽水等の様々な環境があり、
 
その様々な変化の中で、ちゃんと仕事をする為に、
 
良い意味でのアバウトに作られている。
 
確かに、特殊な環境を狙って作られた物もあるだろうが、
 
大部分のマスプロルアーは、各地のテスターさんに試されて、
 
開発者が手を入れ、良いアバウトを手に入れ、
 
各地で釣れるルアーとなって世に出されるのである。
 
そして大前提として、魚が釣れるか釣れないか、
 
本当の基本は其処で、フックやボディに重りを貼り、
 
ルアーの改造をした所で、釣れなくては意味がない、
 
バランスを崩し泳がなくては意味がない、
 
それは大前提で当たり前の事で、今更話す事でもない。
 
本人が納得し、魚が釣れていればそれでいい訳だ。
 
季節によって、フックサイズを変えて、
 
スローフローティングからスローシンキングに変えてます、
 
なんてドヤ顔で言われても、使っているルアーも違えば、
 
使っている環境、想定する使い方等が違うのである。
 
確かに、情報としては生きている良い情報ではあるが、
 
結局の所、其処を理解せずに、
 
ただ単に自分の遣り方が一番正しく正義である、
 
とでも言わんばかりの意見を押し通し、
 
自分のやり方以外は悪であると決め付けるのは、
 
自分自身の釣り方の幅を狭めるだけで無く、
 
他の方との意見交換も出来ず、結局は狭い範囲でしかモノを見れなくなる。
 
釣り人の会話の中で、仕掛けはこうしたらええ、
 
ルアーはこう動かしたらええ、
 
そんな会話が楽しくて、現地でも話し掛けたりするが、
 
会話でなく強制では何も生まれないし、
 
気分を害され、敵を作る事にも繋がるだろう、
 
自分自身を偉いと勘違いし、
 
やりこんでいれば知っている様な事を、
 
矢継ぎ接ぎに説明されても、
 
苦笑いする他なく聞き流す位しか出来なくなるのである。
 
釣り人は教えたがりで、説明したがりではあるが、
 
度を越え、節度を越えると邪魔なものである、
 
釣り人と言う前に、人としてどうかと言う礼節を持って欲しいものである。

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