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禍福は糾える縄の如し (かふくはあざなえるなわのごとし)とは、 人生をより合わさった縄にたとえて、幸福と不幸は変転するものだという意味の故事成語です。 不幸を嘆いていると、いつの間にか幸福となり、幸福を喜んでいると、また不幸になる、ちょうどそれは「より合わせた縄のように表裏が交互にやってくる」ということを表しています。 感染病に心を悩まし、外出を控えたりている方が殆どだと思います。 人生不幸ばかりではありません。 希望を持って生きて行きましょう!

島くらしのススメ【0尾目】其の五 ジャンキーへの道







次の目標が決まった



ルアーで魚を一本釣る



未だ…


キャスト方法も知らないけどね(爆)

何とかなるでしょう(笑)



釣りの面白味とは何か

醍醐味と書くと様々な見解が出てきそうな気がするので、面白味としておく。 上級者ならば、喰い渋り状況で狙い通りにターゲットを仕留めた時、喜びと優越感に浸るのだろう。

ところが、


当時、自分は全くの初心者であった。 

リールなんて何のためにあるのか分からない。 竿に邪魔な重いもの着けてる位の認識だった(笑) ハードルアーなんかで魚が釣れるはずが無いと内心思っていた。 こんな硬い塊に騙されて釣られる魚は、余程の馬鹿なんだろうと。 ハードルアーとは、ウッド・プラスティック・金属で出来た疑似餌を差し、ソフトルアーは樹脂性の柔らかい疑似餌をさす。



7月初旬の最初釣行を決行する。 小豆島に異動して、まだ4ヵ月、優しく指導してくれる友人や知り合いが全く居ない。 アドバイスしてくれるのは、釣具屋の富岡さんしか居ない状況。 ある程度は情報は入るが、富岡さんの得意としてるのは、紀州釣りで、ルアーはほぼ経験ないんじゃないかな。 釣行前に動画サイトで、魚の誘い方とか



キャスト方法の動画視聴(爆)



切り開くのは、全て自分自身次第である。



真っ向勝負! 望むところだ。

40歳オッサンの集中力みせちゃる! ところが…



最初から


都合良く奇跡は起きない
(笑)

初めての釣行で釣果ゼロでも無理もない話しなのだが、当時の初釣行を振り返れば、選んだ日時とポイント



真昼間のド干潮のドシャロー(爆) 

潮の満ち引きがあり、満潮が水深がある時、で干潮がその逆にあたる。 シャローとは水深の浅い底が目視出来るエリアの事である。 魚は基本、日が高くなると水深のあるディープエリアに移動するか、地形変化や構造物に着き易い。 シャローで魚を狙うときは、日出や日没のマズメと言われる時間帯か、餌になるベイトが浅瀬に入っている状況下になる。

オマケに7月の夏の日差し(笑)



日中の最高気温は、既に30℃以上になっている(爆)

生っ白い肌は見る見る日焼けして赤く火照り出す。 水分補給をいくらしても全く足りない(笑)




初釣行前夜の大胆宣言は、なんだったのか?(笑)

真っ向勝負と大見栄切ったのを翌日撤回するとは、つゆにも思わなかった(爆)

そんな優しく無い状況下でも実に楽しかった

ルアーが今までより少しだけ、遠くへキャスト出来ただけで嬉しい。 増してや真っ直ぐバシッと飛んだだけで快感である(笑) 回数を重ねる毎に微増では有るが距離が伸びていくのが分る。

心が折れる時も当然あるのだが、一個1000円前後の高価なルアーが根掛りして回収出来ないとか、キャスト時にラインが切れてルアーをロスとした時は流石に



釣りなんか絶対辞めてやると思った(笑)

夕飯の買い物で1000円足して、



牛肉買った方が人生楽しいよね?(爆)

ワゴンセールのタックルを購入していたら、今の自分は存在しない。 ある程度初期投資をしたので、続ける動機を維持できた。 但し、ハードルアーは一旦諦めて、安価なソフトルアーに切り替えた。

キャスト方法も分らず四苦八苦していた頃が懐かしい。 動画サイトで初心者向けのルアーキャストの仕方を何度も繰り返し視聴した。 最初は苦痛で仕方なかった。 なぜならば、専門用語が飛び交う動画は、全くの素人には理解出来ない上に、苦痛に感じるのだ。 竿がロッドと呼ばれているのも違和感がある。 ルアーキャスティングゲームでは、竿をロッドと表現しているのだが、ロッドという単語すら直感的に理解出来ない状態である。 其の状況でも視聴を諦めるわけには行かなかった。 スマホを辞書代わりに、分らない用語が出てきたら検索して調べた。



休日2日は前日の夜から早朝~昼間で出かけ、仕事が終わってから5日は竿を出した。 毎日、寝る前は動画サイトで、初心者向けの釣り動画で予習した。 最初の一尾目を釣るまで結構苦痛で、専門用語が映像内に飛び交う度に、検索して調べた。 自分の間違った考え方や行動を修正していく。

希望の魚を手にするにはどうしたら良いか



動画を視ていて共通性に気付いたことだが、

魚を釣るには



魚の居るところで釣りをすれば良い

簡単で当前の事なのだが、

素人は 「 自分が下手だから釣れない 」 と勝手に理由をつけてしまう。 今は言える事なんだが、素人だろうが魚が居れば、釣れる可能性は十分ある。 魚は同じところに基本居着かないので、現在進行形で釣れている場所を見つけるのが、目標達成のためには、最短ルートだと気付いた。 



自分に何が足りないか



技術云々以前に



情報が全くもって不足
している。

其の日以来、情報を仕入れるために週4~5日でトミオカ釣具に通い出す(笑) 何度も通い易くするために、不足の釣具を纏め買いせずに、少しづつ小分けにして購入する。





7月中旬には、クロソイ・カサゴ25cm・ムラソイ32cm・アコウ31cm・タケノコメバル32cm、アイナメ34cmは、ソフトルアーのダートで手にしていた。 今思えば小さなサイズなのだが、当時の自分にとって30cmは、 「 大きい 」 の目安だった。 ダートとは水中でルアーを左右に跳ねる様に往復させて、生きている海老や小魚が逃げ惑うように見せる釣り方になる。

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※今も忘れはしない。 人生初のクロソイ。

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最初、波止から底がギリギリ見えポイントで、目視出来るサイトの釣りで、ルアーの動きに対し魚の反応を見ながら釣りをした。 



昼間に好感触な方法は、夜にも通じる


厳密に言えば、昼と夜の釣りはポイントはまず異なる。 ルアーの動かし方も違うのだが、やり方は同じで加減が違うと覚えておいて間違いではないと思います。



釣りたい方法は 「 ソフトルアーで 」 ではなく、 「 ハードルアーで 」 で釣果を手にしたいのだ。 初回釣行から半月もしないで、自分は希望を掲げられる殆ど釣りに虜になっていた。 

釣れた時の嬉しさって、



ギャンブルの当りを引いた快感に似ている
と思った。 狙い通りに釣れたら、梨汁ブッシューならぬアドレナリンがブッシューである(笑)

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7月中~下旬頃、トミオカ釣具さん情報で、会社が借りている賃貸物件前の海にセイゴ~フッコサイズの鱸が入る頃合だと教えられた。 小豆島だと60迄の鱸をハネと呼ぶ。 型は大きくないのだが、初魚種に挑むのは高鳴る。



この日から就業後の夜間、満潮から転じて下げにはいるタイミングでの釣行が基本となる。 まだ、この時は、深夜の釣行が薄気味悪かった事を覚えている。 

街中の常夜灯下ですら、



僅かな物音に恐怖心を持った(笑)

釣行中に背後に気配がして振り向くと



ネコが座ってるだけで震えた(爆)

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当時の自分はかなりのビビリであったのは間違いない(笑)

流石に足場が悪すぎる場合は、一番弱い照度のヘッドライトは着けるけど、 今ではすっかり、新月周りの闇磯にライト無しで入れる程、感覚が慣れてしまうとは、当時つゆにも思いもしなかった(笑) 闇に目が慣れたら徒歩移動にそれ程支障は無い。 先行者が居ると分っていて、サーフでポイントを照らしながら隣のポイントに入る釣り人の気が知れない。 



今度のポイントは自宅から



徒歩3分以内
(爆)

頃合になると窓を開けて耳を澄ませば、ボイル音が聞こえる。 水面が騒ぎ出したら、ロッドを担いで部屋を出れば十分に間に合う。 改めて凄い恵まれた環境に身を置いている事に感謝する。 ボイル音とは捕食時に水面を叩く音である。

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※小豆島在住時の部屋(笑) 内装だけは頑張っておしゃれにした(爆)

最初の一尾目はソフトルアーで探りを入れた。 最初に慣れたダート釣方ではなく。 今度はルアーを潮の流れに流して、ヒットするレンジをコントロールする方法である。 常夜灯の暗部の流れに潜む鱸の目の前に運んでやる。 巷では、ドリフトとか送り込みと表現している。 レンジとは魚の泳ぐ遊泳層やヒットする層を指す。

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※ファイルの先頭のフッコだから、多分此れが初シーバス。 

何回か釣れば素人でも釣れるパターンが自ずと分ってくる。 統計的にどの様に対処したら、魚が口を使い易いか脳内でデータ化出来る。 一度分かってしまうとゲーム性が低くなってしまう。

この釣り方をしていれば、しばらくは楽しめるだろうが、上達しない事は薄々気付いていた。 



マンネリは成長の最大の障害だと思う。

翌晩、ソフトルアーを封印し、ハードルアーのミノーで挑んだ。 問題は満潮からの下げが本格化した濁流時である。 急流河川と同じレベルで潮が動く。 どうしてもルアーが浮いて、意図するレンジに入らない。 釣行前にトミオカ釣具で事前入手しておいた糸重りをフックに巻きつけ沈め易くして対処した。 糸重りとは、針金状の鉛で、他に板状のもある。 当時、シンキングペンシルや軽量のメタルジグを知っていれば、恐らくこんな事しなかったと思う。 





予定通りの釣果を得た自分は、直ぐにハネを狙いを捨てて目標魚種を切り替え

昼間のTOP黒鯛にチャレンジをすることになる。



日中のカタクチやマイワシを捕食しているイワシ着きチヌがターゲットになるので、基本休日を利用しての釣行である。 

最初はポイントを巡る事から始まり、口をなかなか使ってくれない見えチヌに時間を浪費しながら、ベイトのイワシを追ってゆく。 小豆島の立ち回り方は、まずベイトを見つける事が良いという見解は、当時も現在も変わらない。

最初の週は、新しく購入したルアーの



動かし方が分らず安定の坊主(笑)

次の週、ルアーの動かし方を変えながら試していると、カモメが反応し急降下してルアーを捕食し様としていることに気付く。 鳥が騙されるって事は、魚も騙されるに違いないと予想するのは容易い。 この時のルアーの動かし方を覚えておく。

翌週、チヌ45cmを筆頭に2枚手にする。 ディープエリアの割りに、其処から急に姿を現し、ルアーを浚って行く。 この週は5枚手にした。

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※人生初のチヌ。

翌々週に自己最大の48cm。 歳無しと言われる50cm級は出なかったが、ある程度型が出せたので、

次の目標を設定した



回遊青物である。 既に季節は夏から初秋へ入ろうとしていた。 回遊青物シーズンは、既に始まっている。

回遊青物で心配なのがタックル。 当時使用していたシーバス用では、寸足らずな上に強度不足。 波止から狙うなら、不足はないのだが、サーフや磯からはまず無理に近い。 新たに釣具を購入しなければならない。

タックルを新調したいけど、



財布の中は諭吉さん不在(爆)

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どうやら、自分が使用していた長財布は居心地が悪いらしい。







さて、どうしたものやら???

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つづく





目次 島くらしのススメ【0尾目】其の零 はじめに
 

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