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▼ 本流あまご
- ジャンル:釣行記
- (本流)
信じられないような大物と対峙したとき、
ずっと追い求めていた憧れの魚を掛けたとき
「時間が止まる」と釣り人はよく口にする
夢のようなファイトを制し、ランディングネットで魚を掬う
そしてフックを外すと
無音のときは終わり、止まった時間が再び動き出す
川のせせらぎ、鳥のさえずりが遠くから聴こえてきて、ふと我に返る
目の前には美しいトラウトが横たわっている
そんな一瞬を本能的に求め、眠気や疲労、空腹、喉の渇きも忘れてキャストを繰り返す
クルマのオイル交換の時期はとっくに過ぎているが、換えに行くヒマもない
本命のサツキマスはなかなか釣れない
魚からのコンタクトがあったのは最初の2回のみで、それ以降は音沙汰の無い日々が続いている
下流、あるいは中流域から魚が上がったという話をちょくちょく耳にしているが
私の行くエリアでは良い話を聞かない
それでも、ここでやる、ここで釣ると決めている
だから年券も買った
荒瀬の前後に点在するトロ場、あるいはトロ瀬を狙うという戦略は当初は確かに当たっていた
ただ最近は明らかに外していたし、どこを打っても生命感を感じ取ることが出来ずにいた
自分の攻め方に自信を持てなくなっていた
一方で、5月上旬とくらべて鮎がより激しい瀬に付くようになったという実感はあった
アマゴやサツキマスもそれに続いて瀬に入っているのかもしれない
たしかに、瀬を打つとわずかながらチェイスはあったわけだ
そうは言っても、右も左も分からない状況から作り上げた自分の戦略を簡単に手放すことは出来なかった
来る日も来る日も私はトロ瀬を中心に攻めていた
結果は付いてこなかった
この日も暗い時間から河原で待機し、最高の時間帯に集中して釣りをしたが何も起きなかった
クルマで移動し、ヤブを漕いで河原に立ち、延々とキャストをしていると既に時刻は正午を回っていた
腹も減るわけだ
「今日もダメか」
疲れきった私は普段だったら積極的に攻めないような激流の中にミディアムディープを放り込んだ
人が流されでもしたら一瞬にして渦に飲み込まれ溺死してしまうような激しいところだ
予想通り最初の数投は全く反応がない
「いるわけないよな」
と思いつつもダラダラ投げていると、ミノーがターンして直ダウンになったところで何かがまとわりつくような感覚が手元に伝わってきた
気のせいだと思ったが、少しずつ筋を変えて流しているとピックアップ寸前に矢のようにヤツはミノーをひったくっていった
本命ではないということはすぐに分かったが、流れの激しさも手伝って強烈な引きだ
尺に届くか届かないような魚に本流ロッドが差し込まれる
計測すれば一瞬の勝負だったのかもしれないが、私はこのやり取りに満足した
美しい本流アマゴ
この時期特有のパンパンになった素晴らしい体高だ
本命はあくまでもサツキマスだが、こんなアマゴを釣りたいという思いが以前からあったのは事実だ
釣った直後はモドリだと思ったがパーマークもわりとクッキリしているし居付きかもしれない
このアマゴがなんらかのヒントになってくれれば良いのだが
- 2018年5月24日
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