34社 HSR63

34社
HSR63



所謂パッツン系アジングロッドの代表的な一本。
パッツン系ロッドというのが流行していると知り、どんなものか使ってみたくなり、当時、一番最先端ぽかったHSR63を購入した。
購入前に店頭で振らしてもらったのだが、アジを釣るのにこんなに硬くて大丈夫なのだろうか、という感想であった。

結局、この竿を購入してから良型のアジがホームに回ってくる機会がなく、ちゃんとしたアジは釣っていないが、この竿を買ったことにより始めたジグヘッドのリフト&フォールの釣り方でメバルが、かなり釣れるようになった。



高弾性を全面に押し出した竿であり、使い易くは無いが、ここまで高弾性の竿はあまり無いので面白い竿である。
34社が推奨するように、軽量ジグヘッド単体で潮の変化を見つける、といった作業をこの竿でするには硬すぎて私には難しかったが、なんとなくの違和感にアワセを入れると魚であるということがよくあり、これまでの竿では感じていなかったアタリも伝わっているようである。

色々と重量面やガイドセッティング、200グラムのリールを付けないとバランスしないセッティング、もっさりとしたグリップ周り等、色々と言われているが攻めた設計の商品で面白い。
こんな折れそうな竿に一年の免責を付けて売ってるのは、なかなか凄いことだ。
メーカーは量産の製造行程の効率化や、様々なユーザーが使用することを考えた頑丈さを釣竿に持たせることを考えたりと大変だ。

HSR63は良い竿というより、変わってて面白い竿である。

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