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ツインフックシステム誕生秘話 1

  • ジャンル:日記/一般
すみません。

先日の悲しいコメントで、自分がリリースした後のサカナを水の中で潜って見た事あるの?

なんて言われたら、何も言い返せません。

しかし自分がこのターゲットに向き合い、そしてその結論として形として産まれたフックが、ツインフックシステムなのです。

そしてこのフックは、自分だけで答えを導き出したフックではありません。

サカナが、教えてくれたフックなのです。

全ての人にツインフックシステムを使って欲しい

そんな事では無くて、その中でバーブレスフックの重要性、

釣り人やターゲットへのダメージが軽減出来るフックが有る事をこのフィーモの読者の方々に少しでも理解して頂けただたら幸いです。

それではツインフックシステム、誕生の話を少しの間、お付き合い下さい。

今から7年前の話です。

弊社が琵琶湖に開発拠点を作りたかった時期がありました。

しかしそれと同時に死ぬまでにどうしてもやり遂げたい夢が自分の中に有りました。

それが子供の時からの夢!

大人が釣り上げたと同時に泣き崩れ、つり人に夢と感動を与えてくれるターゲット!

それは、アカメです。

これをやり遂げてくて琵琶湖の開発拠点の話を中断し高知に3年だけ住みたいとスタッフに頼み込みました。

これが自分の高知移住のスタートになったのです。

そして1年目、夢のメーターオーバーを筆頭にアカメが幻では無く真剣に向かい合ったアングラーに必ず答えを与えてくれる事を学びました。

と同時にそのレベルのまで達していなかった自分は、2匹の大型のアカメに太刀打ち出来ずラインを切られてしまったのです。

しかもトリプルフックのバーブ付きで、、、

その時はどうか奴からフックを外して下さい!

と、神に祈るしか有りませんでした。

そんな時に一人の男と友達と成りました。

高知で最も有名なアカメ船のガイド、グレーゴーストのヤマヒロさんです。

そして彼は自分に会う度に話すのです。

こんな街中にアカメが今でも生息している事が、奇跡なんじゃ!

関口さんも沢山のアカメ釣ったやろ!

もうシングルフックに変えてくれんかの!

バーブなんて要らんやろ!

自分の客でトリプルフック使っている奴なんて一人もおらんぜよ!

こんな感じの高知弁だったと思います。

ハンマーで後頭部を殴られた感じでした。
勿論、分かっていただけに、、、

特に過去、トリプルフックのバーブレスを使った事あるのですが、バレやすい印象しか無かったのです。

軸が一本しか無いから引っ張りっこすると口の傷が広がってそこからスルリと抜けてしまうのです。

そして3日後、一緒に行かん? と誘われた私、、、

さ、どうする?
シングルフックなんて持って無いし、使った事も有りません。

さ、どうする!!!!

長文なので続編へ

あ、写真はヤマヒロさんです。

スタジオコンポジット セキグチ






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