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森岡紘士 -朔

岡山県

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初夏の清流クロダイゲーム

Summer Bottom Chinu Game

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一枚の価値ある魚を求めて、瀬戸内沿岸を旅するチヌキビレジャーニー。名水百選に選ばれた清流が今回の旅の舞台。

Day 1

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約一ヶ月半振りの清流。久しく訪れていないですが、岡山県の東部を流れる一級河川とシーズナルパターンが似ているので、水温の上昇とともに確実に堰まで上がってきていると期待していた。

狙うは清流クロダイ。

ここの魅力は少しでも大きな魚を手に出来る可能性が高いことだ。決して簡単とは言えないからこそ、清流には価値があると思っている。

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浅いほうと深いほうまで、川全体の地形と流れを確認し、水色を見る。今の自分の釣りのスタイルと清流の状況を考えればチャンスは多くないが突破口は必ずあるはず。

クロダイはストラクチャーなど何らかのモノに依存している。場所を絞っていく中で、必ず大型が定位する「ピン」がある。

勝負できる「ピン」を見つけ出し、そこにどのように流し、動かし、誘い、喰わせるか、チヌアングラーとして得た知識と経験を基に一枚のクロダイを追い求める。

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小雨が降る中、ボラの群れを探して堰へ車を走らせた。深く投げ込むことはせず、自分の釣りで魚が口を使わないと思えば、すぐに見切りをつけていく。

トライ&エラーを繰り返し、流れとストラクチャーがリンクする「ピン」を探し出した。流れと同調するように適切なウェイトを選ぶ。

流れにのせ「ピン」にOKAエビ+TXSリグを送り込むと、明確なバイトが出て、元気な清流クロダイが姿を見せる。

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1g単位でベストなウェイトを探して、理想とするワームのアクションを出すためには、ベストなフックをセッティングしなければならない。

その日の状況に応じて、無限にあるワーム、シンカー、フックの組み合わせを考える。細かい部分まで拘り追求する事ができるボトムの釣りは本当に面白い。

40オーバーの清流クロダイ。
傷ひとつない綺麗な魚体でした。

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流れが出た瞬間に動いてきた。
チャンスは近い…再び流れに同調させて

「ゴン」

掛けた瞬間に本命と分かる強烈な引き。底に向かってロッドを叩くように走っていく。間違いなくビックフィッシュだ!

焦らず水面に浮かせてみるとデカイ!歳無し行ったか?ハリ掛かりは浅いけど、焦らずキャプチャーネットの中に入れ込む。

「よしっ!」

清流クロダイ49センチ。
2キロオーバーのいぶし銀鱗。

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漆黒の輝きを放つ魚体。
イメージ通りのバイトからのフッキングでしたが皮一枚のギリギリの攻防。泣きの1センチなんて関係ない!最高の一枚だ!

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小雨まじりの中で掴んだ価値ある一枚。
アサリと海藻を飽食していたことが分かるグッドコンディションの銀鱗。

「やっぱり凄いわ。」

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Day 2

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晴天の中、清流の川辺に立った。
鳥のさえずりを聞きながら、気持ちもリフレッシュしてくれる初夏の日差し。最高に気持ちいい!

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まずは実績のある石畳からスタートするも反応がなく。早々に見切りをつける。

アウェイは開拓してなんぼ。新たに歳無しが付きそうな「ピン」を探すために大きく場所を変えることに。

「あったあった!」

上流から南下していくと、流れとブレイクがリンクする場所に「ピン」を見つけ出した。牡蠣石でリーダーが傷ついていないかチェックして勝負を挑む。

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リグを流し込み「ピン」の上で、攻撃的なアクションで魅せてやると、

「ゴン」

とイメージ通り深いバイトが出た!完璧にフッキングが決まると、一気にブレイクに向かって勢いよく走り出した。

「過去イチかも知れない。」

パワフルな引きに歳無しを確信。クロステージのパワーで寄せても何度も激しく抵抗。その攻防に耐え、清流に美しい銀鱗が浮いた。ゆっくりと水面へ導き左手で素早くネットイン。

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「やっぱりいた!」

縦じま模様が輝きを放つ銀鱗。ブルーなヒレを持つ回遊系の魚体の引きは強烈。清流のポテンシャルは凄いわ。

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歳無し清流クロダイ。
50センチオーバー、2.3キロのビックウェイト!文句なしの魚体でした。

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前日フッキングに不安があったのでフックを馴染みのモノに変えていました。カンヌキを貫いていました。やっぱりフックはDECOYですわ。

晴天デイゲームなのでシンカーの色もシルバーではなく黒っぽい色に変えていました。ちょっとした事の積み重ねが大事なんです。

過去最大級の強烈なファイト。
珍しく自撮りしてみました!

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流れとブレイク+障害物が絡むと出るんですよ。デカイ魚が!

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自分の釣りを貫き、ポイントを探り当て、辿りついたアウェイでの価値ある一枚。魚を手にした瞬間、しばし体が興奮して震えてました。

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大満足の清流クロダイ釣行でした。

清流キビレも狙いたい。またドラマを求めに訪れたいフィールドですね。


リザルト

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