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森岡紘士 -朔
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▼ フックセレクト考
- ジャンル:日記/一般
- (チヌ・キビレ)
チヌのルアーフィッシングの醍醐味は「掛け」の楽しさ。トレブルフックよりもシングルフックを口の奥深くにフッキングを決めることが岡山黒師の美学の一つ。
どのように動かして、どのように置くか。警戒心の高いデイゲーム。遠くの魚を小さな力で掛けていけるのもオフセットフックの恩恵がある。
そのフックについて少し考えてみた。

チヌに求めるフックとは?
①ターゲットの硬い口を捉える貫通性
②縦方向への強烈な引きに耐える太軸仕様
③牡蠣石など障害物にコンタクトさせた時のハリ先の耐久性

使用タックルは一般的な専用モデル。
ロッド:Brenious S708ML
ライン:G-soul X8 UPGRADE 0.8
フック:#2〜#1/0
基準は太軸ワイドゲイプオフセットの#1
水が澄んでいれば#2もいけるし、ナローゲイプという選択肢もある。
アベレージサイズによっては#1/0
ロングディスタンスでは細軸の方が弱いパワーでも掛けることができる。

今も思考錯誤しているフックセレクト。常に10種類以上は持ち歩いています。ラージマウスに比べるとチヌやキビレの口は小さく硬いのが特徴。
ターゲットの性格上、違和感なく咥えさせるには、ゲイプ幅を少なく、ハリの存在は消した方が好ましい。もちろんワームのボリュームとサイズを考えて「掛けシロ」を残して無理のない範囲内で。
例えば、メーカー推奨が#2/0もしくは1/0が適合サイズの3.5inクロー系ワームもチヌの場合は#1もしくは#2で合わせる。
あと「掛け幅」のあるフックが◎ 掛け幅のないもの、加えてフックポイントが内側に向いているものは、チヌの硬い口に対してミスに繋がりやすい。

掛け重視のセレクト。
4inシュリンプ系 + D.A.Sオフセット #1/0
ショートディスタンスならば細軸。ワームとの一体感を追求するならば、ナローゲイプの選択もあり。D.A.SオフセットやT.N.Sオフセット(FINA)は、フッ素コーティング仕様なので刺さりが抜群。弱いパワーでも綺麗にフッキングが決まりやすい。
ただしロングディスタンスで掛けを決めれる張りのあるロッドと組み合わせたときに、強引に寄せてしまうと伸ばされるリスクが太軸よりも高い。
荒底から一気に剥がしたい場面や水路に入ってきた群れを散らさないように素早く寄せたい場面で細軸は不向き。
(このフックだと、このくらいの力を入れたら掛かるとか、このくらいの負荷を掛けると折れる。もしくは伸ばされるという限界値が分かれば問題ない)

キャッチ率を上げるには、ロッドパワー、ラインのバランスを考慮し、タックルとターゲットのパワーに負けないフックが求められる。つまりフックの強度にも気を配る必要がある。
剛性に優れた出番が多いフックは、キロフック・ワーム17(DECOY)、インフィニ(RYUGI)、パワーステージ(FINA)線径が太めなので強引なファイトにも対応。さらに細分化し状況や使用するワームの素材などを加味して使い分けをしている。

3.5inクロー系ワーム + インフィニ #1の基本的なフックセッティング。オフセットのラインアイは外出しの方がワームとフックがズレないので◎
障害物の少ない場所ならばハリ先は露出させておけば良い。牡蠣石などのハードボトムを攻めるときには、ハリ先を隠すセッティングが良い。根掛かりの防止とハリ先の保護にもなる。
ゲイプ幅はターゲットの口に合わせて狭めにする。透明度の高い状況や警戒心の強い場面では、一つサイズを落としゲイプ幅を狭くすることも効果的。
活性が低い場合は、ワームの先端を0.5cmカットして#2で合わせている。フックの出る位置を一段後にするのとゲイプ幅を狭めることで対応。

適切なプレゼンテーションと適切なフックセレクトが出来れば、より精度の高いチヌゲームが出来るはず。警戒心の強い口の小さな相手だからこそ、掛けるのが難しいし、フックセレクトは考えるほど奥深く楽しいですよ。
iPhoneからの投稿
どのように動かして、どのように置くか。警戒心の高いデイゲーム。遠くの魚を小さな力で掛けていけるのもオフセットフックの恩恵がある。
そのフックについて少し考えてみた。

チヌに求めるフックとは?
①ターゲットの硬い口を捉える貫通性
②縦方向への強烈な引きに耐える太軸仕様
③牡蠣石など障害物にコンタクトさせた時のハリ先の耐久性

使用タックルは一般的な専用モデル。
ロッド:Brenious S708ML
ライン:G-soul X8 UPGRADE 0.8
フック:#2〜#1/0
基準は太軸ワイドゲイプオフセットの#1
水が澄んでいれば#2もいけるし、ナローゲイプという選択肢もある。
アベレージサイズによっては#1/0
ロングディスタンスでは細軸の方が弱いパワーでも掛けることができる。

今も思考錯誤しているフックセレクト。常に10種類以上は持ち歩いています。ラージマウスに比べるとチヌやキビレの口は小さく硬いのが特徴。
ターゲットの性格上、違和感なく咥えさせるには、ゲイプ幅を少なく、ハリの存在は消した方が好ましい。もちろんワームのボリュームとサイズを考えて「掛けシロ」を残して無理のない範囲内で。
例えば、メーカー推奨が#2/0もしくは1/0が適合サイズの3.5inクロー系ワームもチヌの場合は#1もしくは#2で合わせる。
あと「掛け幅」のあるフックが◎ 掛け幅のないもの、加えてフックポイントが内側に向いているものは、チヌの硬い口に対してミスに繋がりやすい。

掛け重視のセレクト。
4inシュリンプ系 + D.A.Sオフセット #1/0
ショートディスタンスならば細軸。ワームとの一体感を追求するならば、ナローゲイプの選択もあり。D.A.SオフセットやT.N.Sオフセット(FINA)は、フッ素コーティング仕様なので刺さりが抜群。弱いパワーでも綺麗にフッキングが決まりやすい。
ただしロングディスタンスで掛けを決めれる張りのあるロッドと組み合わせたときに、強引に寄せてしまうと伸ばされるリスクが太軸よりも高い。
荒底から一気に剥がしたい場面や水路に入ってきた群れを散らさないように素早く寄せたい場面で細軸は不向き。
(このフックだと、このくらいの力を入れたら掛かるとか、このくらいの負荷を掛けると折れる。もしくは伸ばされるという限界値が分かれば問題ない)

キャッチ率を上げるには、ロッドパワー、ラインのバランスを考慮し、タックルとターゲットのパワーに負けないフックが求められる。つまりフックの強度にも気を配る必要がある。
剛性に優れた出番が多いフックは、キロフック・ワーム17(DECOY)、インフィニ(RYUGI)、パワーステージ(FINA)線径が太めなので強引なファイトにも対応。さらに細分化し状況や使用するワームの素材などを加味して使い分けをしている。

3.5inクロー系ワーム + インフィニ #1の基本的なフックセッティング。オフセットのラインアイは外出しの方がワームとフックがズレないので◎
障害物の少ない場所ならばハリ先は露出させておけば良い。牡蠣石などのハードボトムを攻めるときには、ハリ先を隠すセッティングが良い。根掛かりの防止とハリ先の保護にもなる。
ゲイプ幅はターゲットの口に合わせて狭めにする。透明度の高い状況や警戒心の強い場面では、一つサイズを落としゲイプ幅を狭くすることも効果的。
活性が低い場合は、ワームの先端を0.5cmカットして#2で合わせている。フックの出る位置を一段後にするのとゲイプ幅を狭めることで対応。

適切なプレゼンテーションと適切なフックセレクトが出来れば、より精度の高いチヌゲームが出来るはず。警戒心の強い口の小さな相手だからこそ、掛けるのが難しいし、フックセレクトは考えるほど奥深く楽しいですよ。
iPhoneからの投稿
- 2016年2月19日
- コメント(4)
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