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海からの返事は1年後に。

  • ジャンル:日記/一般
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リーバーシーバスとサーフ。
これは自分が主にする釣り。



1年前の2021にとあるプロへ直接アポを取り
ある釣りについての基本的なことをご教授。




そう、ヒラスズキである。





ソルトルアーアングラーなら
誰しもが憧れる魚の一つ、なんて言われている模様。
自分もその1人。


自分が居住する関東近郊では
神奈川、千葉とヒラスズキが狙える磯場を構える県がある。



色々吟味して、目的地を千葉県に。


やると決めてからはロックショア、ヒラスズキを
釣るために必要な装備、ルアー、ロッドをできる限り揃え、
初めての磯に向かったのは1年前の丁度この頃だった。


初めて踏み入れた荒磯のフィールド。
目の前の光景に圧倒されたのはまだまだ記憶に新しい。




ネット記事、YouTube、ご教授された事
知識として知り得ていたものが活かされたのは
1〜2割程度だった。

その日を境に"ヒラスズキを絶対に獲る"。
この気持ちを一心にできる限りの時間を磯に費やした。


計画を立てても行ける限界は月2回程度。
今まで自分がやっていたリバーシーバス、サーフの時間も磯に費やした。



1年間、千葉の磯に通った。
自分の持てるだけの知識と技術,安全面から
ポイントになりそうな場所を数か所見つけ
そのポイントだけに集中して通うことにした。



しかし魚からの返答は計3バイト。内1キャッチ。
1年の間、皆無といっても過言ではない。




失ったルアー、ライン、時間、資金
どれもが全て無駄だったと思ってしまうほど
荒磯からの洗礼を受け、めった打ちにされた。

苦渋を噛み締めながらいつも帰宅していた。



次までの釣行でどうしたらいいか
色々動画を見ようとしたが、気が向かない。

嫌な思い出、悪いイメージしか浮かばなかった。
他の釣りで気分転換する気にもなれず。


それほど、釣りを少し避けるほど
打ちひしがれた2021









年が明け2022
真冬の1月から磯に向かう。
厳しいと言われていたのは知っていたが、
通うしかないとがむしゃらだった。




迎えた3/16

前日にヒラスズキ特集をしていた釣り番組を見返す

「サラシが有れば水深1mでも潜んでる」
そういえばそんな事教わったなぁ....
と、思い出した。

「意外とチャートカラーも利くんだよ!」
へえ。そうなのか。



道中、1年間を振り返っていた。
釣行を共にしていた友人は同じく初の磯であったが
彼はヒラメやマルスズキ、青物とコンスタントに釣果を出していた。

彼はどの釣り場、どの釣りにおいても
常に以下のスタイルを実践する。

①1箇所の場所で粘る
②ルアーはさほど変えない
③ワーム、トップが主体
④①②でやり切った後に次のポイント

考えてみればヒラスズキに関して言えばセオリーとは真逆…。
しかし、このやり方で出されたらどうしても意識してしまう。

自分はこの方法を実践しても磯では釣れていない。



…待て。彼もヒラスズキに関しては1匹だけだ。
しかもド日中のワーム…。

改めてセオリー通りの釣りに戻そう。そう考えていた。

世間一般知識か、実釣経験か
どちらが正しいかもわからない。








夜明けとともにエントリー。
自分の回り方は
1箇所の大スペースをベースにそこの数か所のサラシを打つ。
反応がなければ次の大スペースへ。といった方法。

それで反応がなければ、それ以外のポイントとなりそうな場所を
ひたすら歩こうと思っていた。


【大スペース1】
・1箇所目
ミノーから開始。
サイズ、カラー、アクションタイプの異なるものを
4〜5投毎に変えたが無反応。
最後にワームを4〜5頭投げるがこちらも無反応。

・2箇所目
同様に投げ込むが無反応。
人の頭が浮いているとビビったが、海亀だった。

・3箇所目
鳥が数匹。ベイトを捕食している様だ。
ミノーローテーション後、トップに切り替え
しかし、反応はない。
少し様子を見ていたが状況は上向かず次へ。


ここで背負っていたランディングネットがない事に気づく。
1箇所目から歩いて探す。
3箇所目付近の浅瀬に沈んでいるところを発見。

不甲斐ない自分に苛々。
些細な不注意にすら気づかない自分に先が思いやられ

今日もうまくいかないな、と思いながら
離れている次へ車で移動。


【大スペース2】
・4箇所目
波で流れ込みができるワンド地形
かつて友人がヒラメ、マルを出している所。

タイミングを見計らいキャスト。
ワームで粘るが無反応



・5箇所目
強弱あるが、サラシが出るポイント
ミノー、ワーム、バイブを撃ち込むが無反応。



・6箇所目
5箇所目より強目のサラシが出る。
ここまでの移動中、大きめのタイドプールに
閉じ込められたイワシを発見。

と、いうことで
イワシカラーベースのミノーで開始。


.....反応はない。ミノーサイズを落としても同様。

ここでふと思う。
水はとても綺麗。青々している。
サラシは随分と激しく白立っている。




.....イワシカラー、目立たないのでは?


サイズを105mmから120mmに戻す。
黒系カラーのミノーを選択。










"Silent Assassin 120F シルエットブラック"




一番サラシの出るタイミングでキャスト
岸川ギリギリに落とし、壁を沿うようにルアーを通す。





強烈なバイトを感じ取り、
瞬間、脊髄反射の如く思い切り合わせる。

去年の年末、甘いフッキングのせいで、
逃したヒラスズキがフラッシュバックする。

波も荒く、力の限り寄せる。
ファイト時間は2〜30秒だろうか。













おぉ......ヒラメか。
エラ洗いしないから余程のサイズかと思った。
平べったい。どうりで重いわけだ。



61cm
小座布団を達成。自己記録更新しこれはこれで満足。

いや、去年1年を思い出せば歓喜の1匹。
味わって食ってやる、と
ストリンガーつけてタイドプールにポイ。


…我に帰る。目的はなんだ。ヒラスズキだ( ゚Д゚)‼



・7箇所目
その付近、遠方にサラシの出るポイント
ヒラメが反応するなら、ヒラスズキも。と
ルアーは変えずにそのままいくことに。

自分が求めるサラシが出るまで待つ。
見る限り、根が点在している。
キャストミスは瞬でルアーロストだろう。


丁寧に、を心がける。

1投目、サラシからやや外れる。反応無し。
2投目、サラシど真ん中にキャスト。


漂わせるイメージでリーリング。
ルアーがサラシから出てくるかな〜くらいのところで
バイト!
脊髄反射の鬼合わせ2発。
直後、これでもかという強烈なエラ洗い。



スズキは確定!あとはマルかヒラか。


某釣り番組のヒラスズキ特集で
「竿は寝かせる。エラ洗いしなくなる」

はい!村越プロ!実践します!

思い返すとロッドよりリールが上になるくらい
竿を寝かせていた。


根が点在する箇所を抜けるまでは強引に
足元付近に来たら丁寧に。

ランディングネットを背負っている事など忘れ
岩に擦りつけない様、引っこ抜く。














房総半島中に轟いたであろう、我の叫び。



50cm
初の1匹に比べてば十分なサイズアップ。

しかし、サイズじゃない。

この場所だと思ったところにエントリーし、
これだと思ったルアーで
あの場所だと思ったところを狙い、
ここだと思ったタイミングでキャストして釣れた。

自分で考え、思い描いた通りに出せた。
これに意味があると思う。


テキトーにワーム投げて
回収の瞬間に釣れました、の初回とは訳が違う。笑




記念の2匹は命に感謝し
隅々まで美味しく頂きました。
















さて、
たまたま釣れた1匹なのか、それとも自分の考えが当たったのか。

今後の参考と忘れないようにするため
ここに書き記しておこう。

【天候】
曇り。風は予報で南向き4~5m
体感では心地良い風吹いてるな~くらい。

【水】
とっっってもきれい。

【サラシ】
全体的にしょぼい。場所によっては良。
ヒラメ、ヒラスズキを出した場所は回ったポイントの中でTop

【ベイト】
タイドプールでカタクチイワシは発見したが…
どのポイントも散見する限り、明確にいた!と言い切れない。

【時間帯と潮汐】
8:30頃
満潮は4:30頃だったので下げ潮時

【ルアーカラー】
使用ルアーとカラー
・Sasuke
105と120を使用
105…純粋な105。イワシカラーとグリーン系
120…裂波。ピンクゴールド様

・Silent Assasisn
120F使用。ブラック系

・ワーム
表層から下層周辺まで使用
Jolty15、22
カラーはブルーブルーとグリーンゴールド、クリアピンク

・バイブレーション
表層から下層周辺まで使用
Tracy15。カラーは青系
Vit-V26。カラーはシルバー系


→反応があったのはアサシンのみ。




…振り返るとこういう感じ。
初心者なりにわかったことは
・ベイトはわからない
・しょぼいサラシでも出る
・カラーは重要?
・サイズ差はわからない
・ワームだめでもミノーに出ることがある
・どちらも数投以内に反応した
・出した後に同じポイントをルアーチェンジで攻めたが反応なし


その中でもサラシとキャストするタイミング、ルアーを通すコース、ルアーカラーはとても印象的。
サラシが出始めた瞬間と無くなる頃にルアーを通しても反応はなく、
サラシが濃厚なタイミングで反応があった。


以前までは
”サラシてればいいんだろ?お???”
の考えで終わりかけのサラシにルアーぶっこんだり、
ルアーが着水した後にサラシが出たり…
キャストタイミングは考えず。

ルアーのコースもあまり気にせず。
主として岸壁は破損のリスクと付随する障害物で
ロストする可能性があり、ほとんど壁際にキャストすることはなかった。
また、サラシは広がれど岩礁が点在する場所も同様の理由でキャスト却下。



これらに関して言えば、
自分の避けてきたことが釣果に繋がった実感がある。
キャストするタイミングと精度、ルアーコースをより意識し、磨けば釣果は上がる気がする…



ルアーカラーに関して言えば
黒系のカラーは自然色カラーに比べれば、確かに水中では目立つだろう。
特に日中は目立ちすぎるのでは…と思うことも。
リバーシバースのナイトゲームで
黒系カラーはちょうど良く目立つのか、よく使う。
それなりに釣果も出る。

だが、サラシの中とはいえ日中のクリアウォーター。
イワシカラーのような
ナチュラルベイト、メッキ系が目立たないかもと考えたが、
黒…??と半信半疑。しかし釣れた。
似たような状況で黒系カラーも意外と…という良い経験になった。



ぐだぐだ書いてても仕方ないので、
・ひたすら歩いてポイントめぐる
・ルアーは各種各カラー数投
・ルアーの色に捕らわれない。
・キャストタイミングとルアーコース


これを胸に春本番の4月、再度挑戦してきます。


※超初心者の磯アングラーです。
ポイントどこですか?なんてことは聞きません。自分の目で探し、歩いた先にあるたどり着いた処で釣りたいのです。
それ以外でのヒラスズキに関するアドバイス頂けると本当に心から感謝です。。。おこがましいですが。


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