単刀直入に質問。

自身は
理論派のアングラーですか？感覚派のアングラーですか？
もっと嚙み砕いていえば

”この時期はこうだから、ここが良い。あそこはダメ”
”この時期はこうだから、このルアーが良い。これはダメ”
という考えなのか

”とりあえず一通りの場所をまわるか”
”とりあえず一通り思いつくルアー投げるか”
という考えなのか、、、




自分はですね、理論を理解しながらも感覚で釣りをしています。
上にあげた例でいうと後者。

ふと思ったのです
これ、釣り人内で結構分かれるのではないか、と。





なぜこんなことを思ったか。
共にする友人がしっかり前者寄りであるから。
自分はしっかりと後者寄り。と、なると。



「この時期、A場所は地形的にベイト寄らないからB場所に行こう。」
「いや。前は釣れなかったけど前回釣れたし、まずはA場所に行きたい。ダメなら他行こう。」


「B場所、ベイト居ないし魚寄りついてないと思う。近くも似たような場所だし、がっつり移動してC場所目指そう。」
「確かにベイト居ないけど、近くのＢ'はわかんなくないか？Ｂ’近くを攻めてからＣ場所行こう。」



こんな会話、日常茶飯事。
結果はどちらかが譲るか、双方納得いく場所見つかるまで話し合い。

最近では面倒になり、互いに行きたい場所に行くようになった。







さて本題。
理論的に釣りができる人
季節、ベイト、地形、天候、潮汐、水質、時間帯…
様々なことを考え、ここだ！と言わんばかりの
一番ベストなタイミングで出向いていると思う。


感覚的に釣りをしている人
季節、ベイト、地形、天候、潮汐、水質、時間帯…
様々なことを考え、、、、
考えた結果、「どこ行ってもそんなに変わらないだろ！なんとなくあそこ行ってみるか！」
という感覚でフィールドに向かっていると思う（極端な話です)



双方の考えを持ったうえで、どっち側によるか、だとは思う。





理論的に考えて場所を選び、ルアーを投下しても
釣れない時は本当に何をしても釣れない
釣れる時はしっかり釣れる。

感覚的な釣行でもそれは同じ。




自分の経験上、どちら側が釣果を上げられているかというと
感覚的釣行の方が釣れるような気もする。

なんとなくですが、色々なことを考えながらやると
型にハマりすぎて最終的に何をやっていいか
わからなくなることが多々…


「なんとなくこれよさそう。」
「・・・・今はこれだ‼(根拠なし)」」

今までに出会った個人的メモリアルな魚たちは
この感覚で立ち入った場所、時間、ルアー、キャストポイント等であった。


理論的に釣りをしている人はその日の釣行を振り返り、
何が良くて、何がダメだったかを考えられる。
なぜか。自身の理論と結果を照らし合わせられるから。
理論づけすぎて釣果から離れることも屡々

感覚的に釣りをしている人は
何が良くて何が良くなかったかも最悪わからない。
照らし合わせられるものがない。
理論的にならず型にハマらないそのスタイルは驚く釣果を生むこともある。


釣り経験の浅いアングラーが思わぬ釣果を上げるのは
後者がぴったり当てはまる気がする。




継続的な釣果を上げるには
お互いを交えて、使い分けながら釣りができれば、
未踏の地へいけるような気がする。
誰もが考えられるこの経緯だが、釣果を上げる人はこの感覚が抜群だと思う。
プロとして活動してる人は最早、人並外れていると思う。





一般人が少しでも釣果を上げられる人に近づくにはどうしたらいいか。


勿論、魚を釣るために必要な要素はいくらでもある
今ここに書き記したこともほんの一部に過ぎない
これができるようになったから釣果を上げられるわけではない
それは知ったうえで、

理論的釣行ゴリ押しでやってみる
感覚的釣行ゴリ押しでやってみる
理論的に考えながら感覚的に釣りをする。
理論的に始めて、ダメなら感覚的に釣りをしてみる

それを、
これでもか、というくらい現地に赴き
これでもか、というくらい腕を振り続け
ひたすらに答え合わせを繰り返す

ひたすらやり続けるしかないのか。。。。




去年３月から磯に通いつめること１年
今年の春、ようやくひねり出した
１本のヒラスズキを釣った帰り道に
思ったことをここに書き記す。


。