シリーズ考~関東周辺の水辺環境~ 2013_0621

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公共の機関による調査・発表、関東周辺の環境情報です。
今回は東京都環境局発表の情報を最初にお知らせします。

隅田川の「新神谷橋」~「尾久橋」を中心に起こった魚のへい死についての発表。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/06/20n6h300.htm
 
環境省発表の公共用水域のモニタリング情報(PDF)

http://www.env.go.jp/jishin/monitoring/result_pw130531-1.pdf

測定された時期が異なるので、水域の状態も異なり数値的な比較にはなりませんが、一部の地域での測定値が780,000ベクレルにも達している。

東京都や埼玉県埼玉県内でのモニタリングが無いに等しいのは何故なのでしょう?

ちなみに埼玉県のHPでは、平成24年11月から更新されていないのが現状。
放射性物質からPM2.5の問題に変わっています。

 
水産庁発表の資料と情報

■ 魚類の汚染源・汚染経路の解明のための緊急調査研究
(PDF)

http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/pdf/kouhyou.pdf

■ 平成25年度6月20日までの調査結果(PDF)

http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/pdf/130621_result.pdf

福島沖を中心にアイナメ・黒鯛・メバル・スズキに高い数値が変わらずみられます。
アイナメの1700ベクレル、湖沼や河川のヤマメ・岩魚・ウグイなどにも500ベクレルを超える数値が検出されているのは深刻な問題でしょう。
群馬県・東京都・埼玉県・神奈川県なども詳細に検査する必要性があるのではと感じます。

つまらないログかもですが、この問題は復興と同じで風化させてはいけない。
釣り人だからこそ目を向ける問題なのだと感じます。

 

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