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▼ ビギナーに釣らせる攻略(冬9)
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- (ビギナーに釣らせる攻略(冬))
●冬場のゲームマネージメント
以前説明した“タダ巻き”が何故有効かをまとめ的にもう少し書きたいと思います。
私は、タダ巻きの中でも“タダ巻きスロー”だけは一つの重要なメソッドとして位置づけております。
これはメディアムでもファーストでもなく“タダ巻きスロー”(デッドスロー含む)でなくてはならない理由があるからです。
まず、“タダ巻きスロー”が必要となるシチュエーションは大きく分けて2つ。
それは低水温(10℃以下)またはハイプレッシャーです。
ですから冬場は殆ど当てはまりますので、このタダ巻きスローを起点としてあとはベイトなどの状況に合わせメソッドを派生していくイメージでゲームマネージメントしていくことが最良と言えます。
因みに、ビギナーの方の中には冬場の低水温の釣りはスローリトリーブでないとシーバスがルアーに追い付けないと思っている方がいるかも知れませんがそれは違います。
アングラーがどんなに早くリトリーブしてもシーバスは楽々とルアーに追い付けます。
シーバスがベイトをロックオンしてから補食する時の突進スピードは5m/秒といわれてますが、リーリングは3回転/秒くらいが限度ではないでしょうか。
シーバスで使われる3000~4000番のリールはハイギアでも90-100cm/回転ですからどんなにがんばってもリーリングスピードは3m/秒くらいが限界ということになります。
では何故“タダ巻きスロー”なのか。
それはシーバスのやる気の問題です(笑)
・・と一言で終わっては身も蓋もないですが本当にやる気の問題と言えます。それはどのようなやる気なのかというと、相手も生身の生き物ですから低水温やハイプレッシャーなどの外部からの要素や空腹度合などを判断材料として、ベイトを発見した際に「追う」or「追わない」といった次のアクションをその都度判断していると思った方が妥当です。
野生動物のDNAに刻まれている使命としては、「弱肉強食の厳しい自然の中で生き抜くこと」「子孫を残すこと」が最も重要なテーマとなりますから、
例えばプレッシャーの高い環境で危険を冒してまで元気に泳ぐベイトは必要以上に追いませんし、厳しい低水温の状況ではムダな体力を消費してまで捕食活動をしようとは思わないはずです。
その点、弱った小魚やバチなら危険を冒さず、苦もなく捕食できるわけですから、冬場のやる気のないシーバスにとっては格好の獲物となるわけです。
従って、それらのベイトの演出として“タダ巻きスロー”が適しており、シーバスが補食に至る可能性が最も高い一つのメソッドと言えるかもしれません。
また、潮流、所謂“1/fゆらぎ”の影響を最も受けやすいということも重要な要素です。
この重要性を特に感じたのはサーフでの釣行でした。
サーフでは追い波、引き波が、シーバスを釣るための重要な要素でありこれを無視してはなかなか良い釣果には繋がりません。
よく聞くのは、ルアーを常に泳がせるためにリトリーブスピードを波に合わせる?・・まあそれもあるでしょう。
しかし最も注目すべきは潮流にシンクさせるということです。これはプロセスは似てますが目的が異なります。
実はシーバスは、ルアーがほとんどスイムしていなくてもバイトしてきます。
但し、デッドスローであっても前進していることと(ストップは除く)、ゆらぎの影響を受けていることが条件となりますから、そういった意味でも“タダ巻きスロー”は絶大な効果を発揮するというわけです。
以前ご紹介した潮流に合わせてリトリーブを調節するというテクニックですが、サーフの場合非常にわかりやすいので練習場所には最も適しているかもしれません。
潮流を感じることが出来ない場合は、適当にリトリーブの強弱をつけるのは辞めた方が無難です。
人間の判断が入る時点でマニュアル操作となりますからゆらぎ効果が相殺される可能性があります。
逆に流れがない時は、その時こそトゥイッチなどでリアクションなどを取りに行くべきシーンと言えますが、ここでの説明は省きます。
ビギナーの方は、まず“タダ巻きスロー”の脅威を理解することが最も重要であり、そのうえでシーン毎、パターン毎に独自の追求があって、アレンジし、派生していくということがレベルアップへの近道であり、ゲームを楽しむ為に最も健全であると考えます。
- 2012年3月4日
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