シーバス1匹釣るまで(12回目)激戦区に行ってみる!

これは、いい歳のおっさんが、シーバスを釣りたいと思い立ち、その願いを叶えるまでの軌跡・・・になるかもしれない記録です。

どうやら、子供の夏休みやら帰省やらで少しの間シーバスはできなくなりそうです。

そこで、前半戦の締めくくりとして激戦区に飛び込んでみることにしました。

オッサンが通う川の下流部は、河川規模の割にはポイントが少ないイメージです。

そんなあまり多くないポイントの中で、必ず何人かアングラーがルアーを投げている橋脚ポイントがあります。

あれだけ人がいるわけですから、きっと釣れ釣れに違いありません。

下げ五分、流れの効いた時間を狙い朝3時に起きて、いざ、出陣です!

・・・先行者が3名ほどいらっしゃいました。

マジか、朝3時でもだめなのか。

通りかかった、爽やかなお兄さんアングラーと挨拶を交わします。

最近どうですかと聞かれましたので
「釣れてないですねぇ」と答えました。

ごめんなさい、オッサンは少し見栄を張りました。

最近どころか生涯1匹も釣れていません

先行者を避けて100mくらい下流に入ります。

シーバスよ、橋脚に行くなら我がルアーのカテナチオを超えてみよ!(気分です)

暗いうちはフローティングミノーを投げます。
少し明るくなってからはスネコンやブローウィンを試していきますが、反応はありません。

朝日がさしてきた頃、急に水面がざわつき始めました。

はじめは大量のハッチかと胸を高鳴らせたのですが、どうやら虫ではなく泡が出てるようです。
あれは何なのでしょう?

泡の中をルアーを通していると、上流20mくらいでしようか、ガボッとライズがありました。

逸る気持ちを抑えます。

ここは思案のしどころですよ。

魚は上を意識しているわけですから、当然浅いところを引けるルアーの一択ですが、問題はライズが出たのか上流だという事です。

リップに水を受けないと泳がないルアーでは少し厳しいかもしれません。

しばし悩み、ブローウィンに行ってもらうことにしました。

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ブローウィンを投げてて気がついたのは、驚くほど着水音が静かなことです。

サミングしながら落としてあげると波紋もほとんど立ちません。
オッサンの不正確キャストではどこに落ちたか見失う程です。


ボイルが出たさらに上流から静かに流し込む作戦、決行です。

キャストも決まり、流下速度よりわずかに早い程度で巻き取っていきます。

出てくれー、と念を込めますが出ません。

もう一回流したところでルアーチェンジ、今度はimaのsasuke-SFです。

フローティングルアーがふわふわと漂って流れていきす。

ほとんどウキ釣りですよ。
これで釣れるとはちょっと思えません。

時折ライズが出るランを、スネコンを流したりスーさんでトゥイッチしたりするのですが、バイトにはいたりません。

魚、いなくなっちゃったかなあと思った頃に水面にガボッと出ます


これが悶絶ボイルというやつですか、いやはや、確かに身悶えます。
オッサンが一人クネクネと悶えているのは非常にアレな光景だったかと思います。


タイムアップまであの手この手と試しましたがついにヒットには至りませんでした。

前半戦はノーヒットで折り返すことになりました。

秋は釣れるという噂を心の支えに、少し休んだ後、盆明けからがんばります!


 

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