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▼ ランサープラスXL600 ワンウェイクラッチとか追記です
先月末より風邪気味で、釣りにも行けないし、と言う事で、前回のランサープラスをもう一度バラしてみました。
今回は、先日説明不足だったワンウェイクラッチを中心に説明します。
まずは、ローターを外した所からの説明です。
まずは、ワンウエイクラッチを覆っている金属製のカバーを外します。

板を外すとワンウェイクラッチ部分が露出します。ピニオンギア前端がボールベアリングで支えられているのが分かります。

次は、クラッチの切替部の小さなバネをピンセット等を使って取り外します。こういう小さなバネや細かなワッシャ等の純正部品は、現行品と違って入手できないので、飛ばしてしまわないよう十分注意します。破損していた場合は、代替品や自作などで対応するしかないですが。。。
バネを外してから、ピニオンギアを引張ってピニオンギアごとワンウエイクラッチを引っこ抜きます。簡単に外れるはずです。

ここで注意ですが、ピニオンギアが刺さった状態なら問題無いのですが、ピニオンギアからクラッチを抜くとバラバラになります。
何と!!クラッチ部品は、ネジ等で固定されておらず、ボディ枠っぽい処で固定されているという簡単な作りになっています。
分解した部品は、こうなっています。
左から、ステンレスワッシャ、ワンウエィクラッチ、真鍮製ワッシャ、ボールベアリングと固定用樹脂ワッシャ、蓋の順番でピニオンギアに刺さっています。
その下に映っているのは、クラッチリングです。

で、ワンウエイクラッチ部はこうなっています。
ほら、バラバラになります。

内側の部品はこうなっています。金属製のローラーを支えているのは樹脂の発条です。折れたり欠損したら怖いので簡単に洗浄しただけです。
黒い樹脂の筒上の部品は上下にテーパーの付いた凹凸があるので、分解時に上下を間違わないように注意してください。
それと、ボディ側に薄いワッシャが入っているので無くさないように注意しましょう。
組み戻す時は、分解と逆の手順で組むだけです。
クラッチの円柱状の金属部品は、外れても写真の位置に置くだけです。ななめにすると部品が落ちるので、縦にしたままで黒い外枠に嵌めるとよいです。
後は、ワンウエイクラッチの黒い外枠の出っ張りの位置とクラッチレバーの位置に注意するくらいでしょうか。
次は、ボディ部の分解で注意するところです。
マスターギアは、スプールシャフトを抜いて、クラッチレバーのシャフトを思いっ切り手前に回さないと外れません。
なので、摺動子(オシュレートスライダー)部のプラスネジを外してシャフトを抜き、クラッチレバーのシャフトを固定している板バネを外します。板バネは飛ばしやすいので注意です。

外すとこんな感じ。
で、クラッチレバーを手前に大きく引いてマスターギアを抜く。

抜くとこうなります。

摺動子を外し、摺動子ギアを外します。

摺動子の溝はI字型ですね。

マスターギアの右側が真鍮製のブッシュなので、外してボールベアリングに交換したかったのですが、何度頑張っても外れませんでした。
左側のボールベアリングは、何とか力業で外れたのでクリーニングスプレーで洗浄、乾燥してから注油。
前回は、部品を軽く洗浄してグリスアップしたのですが、グリスがすでに黒濁していたので、ギアをウエスでしっかり磨いてから再度グリスアップしました。
それから、このリールは武骨な作りから、一見金属製っぽいんですが、見ての通りバリバリの樹脂ボディ&ローターです。回した感じが何気に樹脂ボディのスピンフィッシャーに似ている気がします。
前回のログでは、詳しく書かなかった所も少し詳しく説明したつもりです。参考になれば幸いです。
って、こんなマイナーリールのログ、誰が読むんでしょう?
おまけ
ランサープラスのローターのギザギザですが、兄弟機にランサーGPという機種があり多点ストッパーを搭載していたようです。ネットの写真で見る限り、ローター・ボディは同一形状なのでGPから流用部品だったかもしれません。
とはいえ、ランサーGP、かなりレアものみたいでオクとか売ってませんね。
追記
※今となってはレアものですが、当時は今のネクサーブ程度のリールだったようです。そりゃ、高級機とかと違って程度の良い個体は残りませんね。
今回は、先日説明不足だったワンウェイクラッチを中心に説明します。
まずは、ローターを外した所からの説明です。
まずは、ワンウエイクラッチを覆っている金属製のカバーを外します。

板を外すとワンウェイクラッチ部分が露出します。ピニオンギア前端がボールベアリングで支えられているのが分かります。

次は、クラッチの切替部の小さなバネをピンセット等を使って取り外します。こういう小さなバネや細かなワッシャ等の純正部品は、現行品と違って入手できないので、飛ばしてしまわないよう十分注意します。破損していた場合は、代替品や自作などで対応するしかないですが。。。
バネを外してから、ピニオンギアを引張ってピニオンギアごとワンウエイクラッチを引っこ抜きます。簡単に外れるはずです。

ここで注意ですが、ピニオンギアが刺さった状態なら問題無いのですが、ピニオンギアからクラッチを抜くとバラバラになります。
何と!!クラッチ部品は、ネジ等で固定されておらず、ボディ枠っぽい処で固定されているという簡単な作りになっています。
分解した部品は、こうなっています。
左から、ステンレスワッシャ、ワンウエィクラッチ、真鍮製ワッシャ、ボールベアリングと固定用樹脂ワッシャ、蓋の順番でピニオンギアに刺さっています。
その下に映っているのは、クラッチリングです。

で、ワンウエイクラッチ部はこうなっています。


内側の部品はこうなっています。金属製のローラーを支えているのは樹脂の発条です。折れたり欠損したら怖いので簡単に洗浄しただけです。
黒い樹脂の筒上の部品は上下にテーパーの付いた凹凸があるので、分解時に上下を間違わないように注意してください。
それと、ボディ側に薄いワッシャが入っているので無くさないように注意しましょう。
組み戻す時は、分解と逆の手順で組むだけです。
クラッチの円柱状の金属部品は、外れても写真の位置に置くだけです。ななめにすると部品が落ちるので、縦にしたままで黒い外枠に嵌めるとよいです。
後は、ワンウエイクラッチの黒い外枠の出っ張りの位置とクラッチレバーの位置に注意するくらいでしょうか。
次は、ボディ部の分解で注意するところです。
マスターギアは、スプールシャフトを抜いて、クラッチレバーのシャフトを思いっ切り手前に回さないと外れません。
なので、摺動子(オシュレートスライダー)部のプラスネジを外してシャフトを抜き、クラッチレバーのシャフトを固定している板バネを外します。板バネは飛ばしやすいので注意です。

外すとこんな感じ。
で、クラッチレバーを手前に大きく引いてマスターギアを抜く。

抜くとこうなります。

摺動子を外し、摺動子ギアを外します。

摺動子の溝はI字型ですね。

マスターギアの右側が真鍮製のブッシュなので、外してボールベアリングに交換したかったのですが、何度頑張っても外れませんでした。
左側のボールベアリングは、何とか力業で外れたのでクリーニングスプレーで洗浄、乾燥してから注油。
前回は、部品を軽く洗浄してグリスアップしたのですが、グリスがすでに黒濁していたので、ギアをウエスでしっかり磨いてから再度グリスアップしました。
それから、このリールは武骨な作りから、一見金属製っぽいんですが、見ての通りバリバリの樹脂ボディ&ローターです。回した感じが何気に樹脂ボディのスピンフィッシャーに似ている気がします。
前回のログでは、詳しく書かなかった所も少し詳しく説明したつもりです。参考になれば幸いです。
って、こんなマイナーリールのログ、誰が読むんでしょう?
おまけ
ランサープラスのローターのギザギザですが、兄弟機にランサーGPという機種があり多点ストッパーを搭載していたようです。ネットの写真で見る限り、ローター・ボディは同一形状なのでGPから流用部品だったかもしれません。
とはいえ、ランサーGP、かなりレアものみたいでオクとか売ってませんね。
追記
※今となってはレアものですが、当時は今のネクサーブ程度のリールだったようです。そりゃ、高級機とかと違って程度の良い個体は残りませんね。
- 2024年3月4日
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