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▼ 水没したリールを家で丸洗いしてみた~水没時の初期対応まとめ~
ドボン‼
ゲッ…⁉
キャストした瞬間、手が滑ってルアーと共に飛んでゆくタックル…。
「自分が濡れてもタックルは濡らすな」過去の偉人が言ったように(※要出典)、タックルの水没は我々アングラーにとって悲劇のひとつ。
女神様が出てきてタックルがグレードアップするなら、何度でも投げ込みますが、残念ながら、特にリールの場合に、水没後は快適に使えなくなる事にも、なりかねません。
今回の編集部ログでは、特に海水〜汽水域でリールを水没させてしまった時の被害を軽くするための初期対処法についてまとめてみました。
【とりあえず釣りは中断した方が無難】
使い捨て、あるいは多少調子が悪くなってもOKと割り切れるリールを使うならばともかく、初期性能を維持したい愛用のリールならば水没後の対処を迅速に進めましょう。
完全淡水域での水没ならばともかく、塩分濃度高い海水域に近づくほど"塩害"が深刻なレベルになって来ます。
万象繰上げての釣行ですが、たとえ目の前で捕食音鳴り響く「お祭り」が繰り広げられていたとしても、ココはン万円もかけた可愛いリールの為、後ろ髪を引かれる思いでなるべく早く帰宅しましょう。
【帰宅したら入念に水洗い】
波飛沫がかかった程度ならいざ知らず、"ドボン"と完全水没してしまったリールには、当然のごとく隅々まで海水が侵入しています。
侵入した海水に含まれた塩分が結晶化する前に念入りに水洗いします。
それこそ「ドブ漬け」で。
リールが完全に浸かる深さのある容器にぬるま湯程度のお湯を張り、リールを放り込みます。
① この際に、蛇口からぬるま湯を注いで常に水を綺麗な状態に出来たらベストです。
② 水の中でハンドルを回し、ベールアームなどの可動部を入念に動かして、リール内部の汚れを排出します。
③ そしてラインローラー周りも細い楊枝などを使っても念入りに回して、内部の塩分や汚れを排出します。
『グリスが抜けてしまう』と思われるかも知れませんが、海水に曝された汚れたオイルを注していても意味はありませんし、
それよりも塩の結晶化による”塩害”のほうが深刻な問題で、あっと言うまにベアリングやワッシャーが錆びてゴリゴリになってしまう前に、グリスごと海水を洗い流してしまいます。
【水気を抜く】
簡単に外すことの出来るハンドルやハンドルキャップ、スプール等を外して水気を抜き、風通しのよい出来れば乾燥した部屋で画像のように1日~2日放置しておきます。
画像では水が抜けやすいようにリアーキャップを外しています。
紛失しそうなら外さなくても問題ありません。
夏場は湿度が高く乾きが悪いのでエアコンなどの除湿機器を使うと早く乾燥できます。
【今後の方針を決める】
さてここからの選択肢は以下の2つです。
①メーカーへメンテナンス(修理)依頼をする。
初期性能を維持させたいのならメーカーへ依頼した方が確実です。
修理依頼をする時に、水没させ水洗いした結果オイルが流れ出ていることを忘れずに(恥ずかしがらずに)伝えましょう。
情報が不完全だと修理が不十分まま帰ってきてします可能性があります。
ちなみにメーカー修理は、少々の劣化でも部品交換されてしまう可能性があり、びっくりするくらいの見積金額になる場合があるので注意が必要です(経験有り)
②自分でメンテナンスする
あまりお金や時間を取られたくないような場合はセルフメンテナンスも良いかもしれません。
ただしよく言われるようにセルフメンテナンスは自己責任になりますので、完全に分解までするにはそれなりの情報や準備を行うようにしましょう。
もし分解しない場合も可能な限りオイル・グリスアップを行いましょう。
水没してグリスが洗い流された、または劣化した状態で使い続けると思わぬ故障に繋がる場合があります。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
①と②、どちらを選択する場合でも先に述べた『水洗い』をするとしないでは、その後の性能維持に差が出て来ます。
最悪その日のうちにゴリゴリ・シャリシャリすることもあり得ます。
こんな強引な水洗いをする必要がないように気をつけたいところですが、万が一の時にお役に立てれば幸いです。
文 ナカヤマ
編 コウノス
あわせて読みたい記事
リールをなるべく長く使いたいならやるべき4つの事
http://www.fimosw.com/u/editor/k3hfe1yxmdjre3
ゲッ…⁉
「自分が濡れてもタックルは濡らすな」過去の偉人が言ったように(※要出典)、タックルの水没は我々アングラーにとって悲劇のひとつ。
女神様が出てきてタックルがグレードアップするなら、何度でも投げ込みますが、残念ながら、特にリールの場合に、水没後は快適に使えなくなる事にも、なりかねません。
今回の編集部ログでは、特に海水〜汽水域でリールを水没させてしまった時の被害を軽くするための初期対処法についてまとめてみました。
【とりあえず釣りは中断した方が無難】
使い捨て、あるいは多少調子が悪くなってもOKと割り切れるリールを使うならばともかく、初期性能を維持したい愛用のリールならば水没後の対処を迅速に進めましょう。
完全淡水域での水没ならばともかく、塩分濃度高い海水域に近づくほど"塩害"が深刻なレベルになって来ます。
万象繰上げての釣行ですが、たとえ目の前で捕食音鳴り響く「お祭り」が繰り広げられていたとしても、ココはン万円もかけた可愛いリールの為、後ろ髪を引かれる思いでなるべく早く帰宅しましょう。
【帰宅したら入念に水洗い】
波飛沫がかかった程度ならいざ知らず、"ドボン"と完全水没してしまったリールには、当然のごとく隅々まで海水が侵入しています。
侵入した海水に含まれた塩分が結晶化する前に念入りに水洗いします。
それこそ「ドブ漬け」で。
リールが完全に浸かる深さのある容器にぬるま湯程度のお湯を張り、リールを放り込みます。
① この際に、蛇口からぬるま湯を注いで常に水を綺麗な状態に出来たらベストです。
② 水の中でハンドルを回し、ベールアームなどの可動部を入念に動かして、リール内部の汚れを排出します。
③ そしてラインローラー周りも細い楊枝などを使っても念入りに回して、内部の塩分や汚れを排出します。
『グリスが抜けてしまう』と思われるかも知れませんが、海水に曝された汚れたオイルを注していても意味はありませんし、
それよりも塩の結晶化による”塩害”のほうが深刻な問題で、あっと言うまにベアリングやワッシャーが錆びてゴリゴリになってしまう前に、グリスごと海水を洗い流してしまいます。
【水気を抜く】
簡単に外すことの出来るハンドルやハンドルキャップ、スプール等を外して水気を抜き、風通しのよい出来れば乾燥した部屋で画像のように1日~2日放置しておきます。
画像では水が抜けやすいようにリアーキャップを外しています。
紛失しそうなら外さなくても問題ありません。
夏場は湿度が高く乾きが悪いのでエアコンなどの除湿機器を使うと早く乾燥できます。
【今後の方針を決める】
さてここからの選択肢は以下の2つです。
①メーカーへメンテナンス(修理)依頼をする。
初期性能を維持させたいのならメーカーへ依頼した方が確実です。
修理依頼をする時に、水没させ水洗いした結果オイルが流れ出ていることを忘れずに(恥ずかしがらずに)伝えましょう。
情報が不完全だと修理が不十分まま帰ってきてします可能性があります。
ちなみにメーカー修理は、少々の劣化でも部品交換されてしまう可能性があり、びっくりするくらいの見積金額になる場合があるので注意が必要です(経験有り)
②自分でメンテナンスする
あまりお金や時間を取られたくないような場合はセルフメンテナンスも良いかもしれません。
ただしよく言われるようにセルフメンテナンスは自己責任になりますので、完全に分解までするにはそれなりの情報や準備を行うようにしましょう。
もし分解しない場合も可能な限りオイル・グリスアップを行いましょう。
水没してグリスが洗い流された、または劣化した状態で使い続けると思わぬ故障に繋がる場合があります。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
①と②、どちらを選択する場合でも先に述べた『水洗い』をするとしないでは、その後の性能維持に差が出て来ます。
最悪その日のうちにゴリゴリ・シャリシャリすることもあり得ます。
こんな強引な水洗いをする必要がないように気をつけたいところですが、万が一の時にお役に立てれば幸いです。
文 ナカヤマ
編 コウノス
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- 2018年7月18日
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