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▼ ライントラブルを減らして快適な釣りを 『エアノット』対策
- ジャンル:ニュース
- (コラム)
捕食音が鳴り響く方角へ狙い定めてキャストした直後に竿先から伝わる違和感。
ラインを巻き取って見てみるとスプールにはモシャモシャになったPEライン…。
オワッタ…

解く努力も虚しく時合を逃して悔しい思いをしたことありませんか?
え?ありませんか?
自分はしょっちゅうなんですが…

秋からのルアーフィッシングといえばどのエリアでもナイトゲームがいよいよ本格化する時期ですが、街灯もないような暗闇の中では実釣中のラインケアもツイツイ怠りがち。
…という事で今回はライントラブルの中でも『エアノット』と呼ばれる事象についてスポットをあてて、
ランカーゲットの妄想を秋と共に深める、コラム担当のナカヤマが、原因と対策を調べてみました。
【そもそもエアノットとは?】
スピニングリールは”スピニング”という名称通り、ロッドに対してヨコ方向に巻かれたラインがキャストした時に螺旋状に放出される仕組みです。
スプールからラインが飛び出す時はスプール径とほぼ等しい螺旋の直径を、ガイドを通り抜ける事によって徐々に絞って(収束)いき、
トップガイドから射出される時点で”ほぼ一直線”になるようにするシステムです。

これが何らかの原因で先行するラインを後から放出されたラインが追い越してしまった時に発生するトラブルを言います。
【ではそうなってしまう原因と対策は?】
1)テンション抜け
ルアー着水時にラインテンションが抜けて糸フケが出来たり、ライン先行のドリフトなどでラインが緩んだままの状態で巻き取ってしまた場合、
そのままキャストとリーリングを繰り返すと最終的に緩んだラインがまとめて放出されてしまいます。

着水時のフェザリングをしっかり行うことはもちろんのこと、ライン回収時にロッドをちょっと煽ってから巻き取ったり、キャスト前に目視チェックを行ったりと工夫次第で改善できるようです。
2)スピニングのバックラッシュ
ノットの結び目がガイドに当たってスタックした瞬間、後続のラインに追い越されて絡んだり、PEラインがガイドリングを通過する際に過度の摩擦が発生して一定の速度で射出されなくなる場合。
同様の原因で”ティップ絡み”があります。
前者の場合は結束箇所をガイド内に収めてキャストするような場合は要注意です。
ノットをなるべく小さくできるよう工夫したり、メインラインに対して太すぎるリーダーを使用しないという改善策が挙げられます。
コレについてはfimoアングラー【ふみやちょふ@山陰さん】の良い記事がありましたのでご紹介。
【 ほかに道具の劣化を起因とするもの 】
3)過度の糸ヨレ、コーティング剥がれなどラインの劣化。
4)ガイドの汚れやリールの不具合など。
ズボラが服を着て歩いているような自分のような人間は特に要注意かもしれません(汗)
糸ヨレが酷くなっていたり、 過度にコーティングが剥がれて毛羽立ちまくってヨレヨレになっていないか?
ベールの歪みなど、リールに故障個所はないか?
ガイドに汚れが付着していないか?
などなど、これは日頃のメンテナンスの積み重ねが釣果を左右するということですね…。
5)極度の横風。
特に軽いリグを使用する状況では、横風は大敵。
極細ラインで軽めのルアーをキャストした瞬間に風で煽られることもしばしば。
しかし、1)にも共通することですが、釣りづらくなる横風もラインメンディングの工夫で強い見方にもなったりするといいます。
立ち位置を変えたりやキャスト後の竿先の向け方でトラブルが軽減されることもあるので試してみてはどうでしょうか?
などなど…原因は一つだけではなく複合的に起こる場合が多いようですが、常にラインテンションを意識した取り扱いをすることで充分に回避、低減ができます。
いざトロフィ級の大物がヒットした時に、いつの間にか出来ていたコブ(結び目)からブチッ・・・、ラインは貴方と魚を結ぶ命綱。トラブルフリーでGoodGameを!
文 ナカヤマ
編集 コウノス
- 2017年9月12日
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