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頭の中を切り替えて

  • ジャンル:釣行記
5月29日(日)

例年であれば初夏の陽気の中、気持ち良くスポーツに、釣りに、飲みに(?)…と何をするにも楽しい季節だが、今年はもう梅雨に入ってしまったそうな。

営業の外歩き時の雨は、実に鬱陶しいが、釣りをするには悪くない条件だ。


バチ抜けの最終戦で踏ん張っているのが例年だが、家から見える隅田川の水色からして、さっさと頭の中を切り替えた方が良さそうだ。



昨日に続き荒川の某ポイントへ。
夕マズメを挟む三時間ほどのデイゲームである。

昨日は釣れなかったものの1日降り続いた雨で状況はガラリと変わっているはずだ。

フェイキードッグ、CD 9、レンジバイブ70。お決まりの三本で流していく。

ここでの狙いは、満潮時の石積みの上に入り込んだ小型のベイトフィッシュが、こぼれてくる瞬間を狙う、手前のブレイクに着いたシーバスである。

良いときはブレイク上に頭を並べて並んでいるのだが、その条件がなかなか揃わないのが今年だった。

濁り水で海から差してくる魚、逆に河の濁りを嫌って降りてくる魚。その条件が揃うのが今日であろうと信じて雨の中、やってきた。



主軸となるCD をアップに投げて、グリグリッと沈ませる。

そして、手前のゴロタにリップをぶつけて、リアクションで食わせる。目ぼしい場所ではフォローを入れていく。


丁寧にその作業を続けるものの、反応が得られないまま二時間ほど過ぎた。


河はとっくに下げに入り、激流となっているものの一向に潮位は下がらない。明らかに増水の影響だ。

ブレイクに着いた魚を狙うのが定番だが、これだけ長い時間水が引かないなら、冠水したシャローにも魚は入っているのではないか?

トップで流すものの、反応はないので、シャローランナーで流してみることに。

経験論になるが、水面を叩いて魚を寄せるトップと異なり、日中のシャローレンジは、なるべく静かに通した方が反応が良いことが多い。

水面と、水面下10センチで食わせの要素が変わるのが、デーゲームのシャローの妙なのだ。


オネスティ125をセレクト。石積みの上を静かに通していく。

コン…ココン…

何かに当たる。

明らかに鱸ではない。

鯉である。

ナイフのような岩の並ぶこのポイントで、間違ってもかけてはいけない、荒川のバラマンディ… 笑

そして、鯉をかわしながら続けること30分。ミディアムリトリーブで石積みのエッジを探っていると…

ゴッ!

一瞬鯉を覚悟したものの、激しいエラ洗い。

50センチ弱の真っ黒いシーバスが釣れた。河から降りてきたのかな。


魚がシャロー側にいることが分かるなら話は早い。

それからはシャローランナー中心に流していく。


最後に排水の流れ込みのポイントを探る。雨の流れ込み激流となった流芯をコモモのドリフトで流してみたものの反応はない。

オネスティでフォローを入れる。

だいぶ、日も暮れてきたのでスローのただ巻きで流していくと、

ガン!!

反転系の強いバイト。60越えたかと思ったが、デップリとした50センチ。

雨も強くなったので、この一本で納竿とした。

誰でも簡単に釣れるのがバチの釣りであり、それはそれで楽しい。

だがやっぱり、大河川の流れの釣りこそ、自分の中での基本であり、心踊らせる何かがある。

田舎出身だからかな?

楽しい夏の到来を感じさせる、三時間の釣行だった。




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