【WGK report 】ヘビーシンペンの新たな可能性

現行番の20gに8gのウエイトを加算したヘビーモデルというわけなのですが、単純に重さを足しただけでなくボディ強度やウエイトのバランス等々設計から調整し直した、全く別なシチュエーションを想定したシンキングペンシルになります。

ヘッドに装着された小型のキールにて、水を下方向だけでなく左右に振り分け揚力を押さえることによって、磯の瞬間的な強い波に弾かれずしっかりと下のレンジを泳ぎきることが、開発における基本的なコンセプトとなっています。

で、私自身磯で釣りをすることはないのですが、尖った特徴があるだけに上手く使えば湾奥に限らず色んな使い方で楽しめる可能性を感じさせてくれているルアーなんです。

レビンヘビーの特徴を一言で言うならば、「28グラムという重量を活かした飛距離＆沈下速度と、シンペンらしからぬレンジキープ性」…ということが挙げられますが、これを現場での結果から考えてみると、本来バイブを使うような深いレンジをゆっくりと引いて来たり…

激しくジャークしても踏ん張って水から飛び足しにくい特性を生かし、デイゲームにおけるジャークベイトとして使ってみたり…

要するに今までシンペンが苦手としてきたシチュエーションに、シンペンの動きや、飛距離という要素をプラスすることが出来るんじゃないかと思っています。

分かり易い例で言えば、湾奥も暑くなる前にイワシが接岸するタイミングがあるので、朝方きっと活躍してくれそうですね！

また、言わずもがな回遊魚のナブラを撃ったりはお手の物。

やったことはないけどシイラなんかのジャークベイトとしてシンペンを使うようなパターンもあるようですが、そんな釣りにもうってつけな気がしています。

今までシーバス釣りではあまり出てこなかったジャンルのルアーなので、今後も何か面白い使い方が無いかと私自身もいろいろと試していきたいと思っている次第です。

当ブログをアップしているタイミングでは既に店頭に並んでいるはず！
レビン28g…是非ともお手に取って頂けますと幸いです。

2015年3月31日
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