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ルアーで友釣り オトリよりルアーの方が釣れる日

ルアーで友釣り

オトリよりルアーの方が釣れる日


生粋の鮎師の方々に「ルアーで鮎を釣っている」と話すと、よく「ルアーって釣れるの?」「やっぱりオトリの方が釣れるよね?」と言われます。

その答えとしては、70%正解だと思います。

年間を通じての平均的な状況でいえば、確かにオトリの方が釣果は上がることが多いです。しかし、ルアーが有効な場面も少なくありません。


ルアーが効果的なケースは次のような状況です


1. オトリの循環がうまくいかないとき

2. オトリを入れづらい急瀬で釣るとき

3. 短時間釣行の際(短時間でも竿を出せる)


さらに今年になって、新たにわかってきたことがあります。それは、

4. 追いが悪い野鮎に対して、ルアーが有効なときがある

という点です。


この理由はまだはっきりとは分かっていません。通常、追いの悪い野鮎には、オトリを馴染ませる釣り方が有利とされています。しかし、追いが悪い状況でも、ルアーの方が釣果が上がる場面があることが明らかになってきました。




先日の釣行


生粋の鮎師たちが「まったく追わない」と言っていた状況でしたが、私はルアーでこんなに良い鮎をポツポツと掛けることができました。逆に、その日釣った鮎をオトリにしても、なぜか釣れないのです。

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結果的に、午前中は6匹と渋い状況でしたが、内訳はルアーで5匹、オトリで1匹でした。

(オトリで釣れたのは今シーズン最大の28cm↓)

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ルアーで好反応だった理由


この日の好釣果をもたらした理由として、以下の4点が考えられます。


1. ルアーのシルエットが小さい

一般的に、野鮎より大きなオトリは掛かりにくいと言われています。この日、唯一オトリで釣れた鮎が最大サイズだったことも、この理論と一致します。また太仕掛での小さいオトリの扱いは一苦労ですが、ルアーなら関係ありません。


2. ルアーはメスっぽいビジュアルな可能性

産卵を意識したシーズン終盤になると、ルアーで釣れる鮎はオスが圧倒的に多いです。ルアーのフラッシュが雄鮎を誘うのだと思います。


3. 必然と竿抜け

ルアーで攻めやすいポイントが、鮎師が見逃すポイントだった竿抜けポイントが多いのかもしれません。


4. 針やハリスの選択肢が広がる

オトリの負荷を気にせず、針やハリスの調整が自由にできる点がルアーの利点です。


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ルアーでの鮎釣りに関しては、ルアー自体の進化やノウハウの蓄積が急速に進んでおり、どんどん釣れるようになっています。ルアーフィッシングの基本であるルアーローテーションももちろん重要ですが、最近ではルアーとオトリのローテーションも重要だと感じています。


ぜひ、生粋の鮎師の皆様にもルアーを使ってみてほしいと思います。そして、鮎師の方々からの視点で意見や感想を聞いてみたいものです。そうすれば、新たな発見が生まれる気がしています。



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