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▼ 落とす釣り。久しぶりの中深海、三重合宿。
- ジャンル:日記/一般
- (Lab, オフショア, シーライド/SeaRide)
こんにちは。
BlueBlueの吉澤です。
遡ることお盆明け。
三重で大学時代の仲間と合宿していた時の報告です。
1日目
まると丸にて近海ジギング
私は東海大学海洋学部という海と魚が好きな人間が集まる大学を卒業しまして、大学時代の仲間(先輩)の何名かは釣り業界に深く関わっています。
Supplies 椙尾代表
BOZLES スタッフ 近藤氏
Deep Liner テスター丸山氏
私含め皆、卒業後に他の仕事を経由しメーカーに入った者、自分で立ち上げた者、腕を磨きテスターになった者など結局釣りへの情熱が増していった人間ばかりの合宿です。
この日は近海で釣れる物をなんでも狙っていく自由なスタイルでの釣りを実施。
ただ、写真を見ても判るように青物不発で底物ばかりの1日。
私もシーライドVの逆付けを中心に久々の底物釣り。
逆付けバックスライド、ボトム直上ステイ。
赤い底物にはこの釣り方が良く効きます。
ボトムを叩いて2~3秒ステイしてるとカサゴはよく釣れますので試してみてください。
で、この日はこれといった見せ場ナシ!
夜はイシグロ中川かの里店の清水店長も加わり肉祭り。
肉を食べる量が年々減ってくる歳になってきました。。。
2日目
へいみつ丸にて中深海ジギング
今回はアカムツをメインターゲットにしつつシーライドV250gのテストを実施。
開始早々水深250mラインのボトムでヒットしたのは。。。。
赤くない。 ムツ。
動きがあっていないのか、赤いのが居ないのか?
赤いけどちがう魚。
そして枝スを出して前日に釣ったサバの切り身を付ける人。。。
こっちも赤いけども違うお魚、ナンヨウキンメ。
これは羨ましいです。
私もヒット!! っと思いきや違う赤いお魚。
南房の底物釣りでもお馴染みのユメカサゴ。
そして、潮が動き出したのと水深300m超えのポイントに入ったのでシーライドV250gでは底をとっても、ラインが潮に引っ張られるためジグが思うように動きません。というか、手にジグの挙動が伝わってこなくなりました。
そもそも、東京タワーの頂上から糸を垂らすような釣り。
そこでルアーを動かそうと思っても糸は潮に持って行かれ、伸びの少ないといわれるPEも5%伸びれば全体で15mも伸びる計算になります。
(あくまでも机上の理論ですが。)
そうなると深場へ行けば行くほど、ジグは動かしにくくなります。
この動かしにくいジグをどう動かすのか?
これが深場のジギングを考える上で大切な事だと思います。
どうするか?
■まずは糸を張る。
水深が300mもあれば潮の流れも上から下まで様々であり、糸は潮にもってかれながらもクネクネと曲がった軌道を描きながらボトムに到達します。これでは竿を動かした時の伝達ロスが大きいので糸をしっかりと張ることがとても大切です。
糸を張るには?
まっすぐ落ちるように重いジグを使う。
もちろん重心の位置や形状によって落ちるスピードは違いますので、重量を重くしても落ちにくいジグは落ちにくいです。 シーライドの順付け、逆付けなどまさにその例です。
途中で糸を張り直す。
フォール中にたるむ糸を途中途中でクラッチを入れ、シャクリ、巻き上げを繰り返し、糸を張り直します。
水深が300mだったら100m落としたら一度糸を張り直してからまた落とし、200m落としたらまた張りなおしなど、できるだけ真っ直ぐ落としてやるよう心がける事が大切です。
これはウエイトの軽いジグをボトムまで落とす時にも使えるテクニックです。
100m未満の浅場の釣りでも潮が速い時などに使うテクニックなので、観音崎沖のタチウオジギングに行かれる方などは覚えていると便利ですので、是非試してみてください。
■落とす時に動かす。
糸が真っ直ぐに張れた上でもジグにエネルギーを上から伝えるのは至難の業。
強くしゃくればジグに動きを出せますが、動かすのに体力が必要です。
それならばジグを上げる時に動かすのではなく、落とす時、テンションを抜いた時にジグが勝手に動くようにしてあげれば良い。
シーライドVの逆付けは下記動画のようにテンションを抜いた時に動きます。
そして意識するのは張って緩めた糸をジグに引っ張ってもらうことです。
しっかりと糸が張れた状態からリフトアップしたのちにテンションを緩めジグをフォールで泳がせたあと竿先にグンッっと重みを感じれば基本はOK。
これがリフトしててフリーで落としても竿にグンっと手応えが無い、なんとなーく糸がとまったような状態のタックルセッティングの場合はジグのウエイトが足りておらず、糸が張り切れていないと思ってもらってOKです。
こういう場合はウエイトアップの合図。
もちろん潮に糸を持って行かせわざとジグを泳がせないようにするテクニックとかもありますが、基本は糸を張る。
これが、深場のジギングに置いて大切なことかと思います。
話しはもどりまして。。
シーライドV250逆付けでは糸を張れなくなったのでテストは強制終了。
強引にボトムをとっても何やってるのか良く判らないので、ボトムベッタリで反応するユメカサゴくらいしか釣れません。。。
張れてる時はいい感じの手応えがあったので250gとしてはまずまずの完成度合い。 あとは千葉の海でテストして仕上げます。
もちろんV250で釣りが成立しなくなったから釣りを止めるのではなく、もっと重い市販品にて釣行を続行。
Freq350gでどうにか1本追加。(赤くはないですが。。。)
普段は自社ルアーばかり使う事が必然とおおくなりますが、どんな釣りでも色んなルアーを使う事は勉強になり、気づく点が多いのも事実です。
何が正しいのかは魚のみぞ知るところではありますが、リフト距離、フォール距離、テンションのかけ方、抜き方、奥が深く楽しい釣りです。
そして。。
またもや凄いトピックもなく終了。
ただ、気の合う仲間と並んでクダラナイ話しをしながらの釣りは楽しいもので、改めて仲間とこの環境に感謝。
夜は最高の海鮮料理を食べて夏合宿終了!
たのしい夏、過ごしてきました。
BlueBlueの吉澤です。
遡ることお盆明け。
三重で大学時代の仲間と合宿していた時の報告です。
1日目
まると丸にて近海ジギング
私は東海大学海洋学部という海と魚が好きな人間が集まる大学を卒業しまして、大学時代の仲間(先輩)の何名かは釣り業界に深く関わっています。
Supplies 椙尾代表
BOZLES スタッフ 近藤氏
Deep Liner テスター丸山氏
私含め皆、卒業後に他の仕事を経由しメーカーに入った者、自分で立ち上げた者、腕を磨きテスターになった者など結局釣りへの情熱が増していった人間ばかりの合宿です。
この日は近海で釣れる物をなんでも狙っていく自由なスタイルでの釣りを実施。
ただ、写真を見ても判るように青物不発で底物ばかりの1日。
私もシーライドVの逆付けを中心に久々の底物釣り。
逆付けバックスライド、ボトム直上ステイ。
赤い底物にはこの釣り方が良く効きます。
ボトムを叩いて2~3秒ステイしてるとカサゴはよく釣れますので試してみてください。
で、この日はこれといった見せ場ナシ!
夜はイシグロ中川かの里店の清水店長も加わり肉祭り。
肉を食べる量が年々減ってくる歳になってきました。。。
2日目
へいみつ丸にて中深海ジギング
今回はアカムツをメインターゲットにしつつシーライドV250gのテストを実施。
開始早々水深250mラインのボトムでヒットしたのは。。。。
赤くない。 ムツ。
動きがあっていないのか、赤いのが居ないのか?
赤いけどちがう魚。
そして枝スを出して前日に釣ったサバの切り身を付ける人。。。
こっちも赤いけども違うお魚、ナンヨウキンメ。
これは羨ましいです。
私もヒット!! っと思いきや違う赤いお魚。
南房の底物釣りでもお馴染みのユメカサゴ。
そして、潮が動き出したのと水深300m超えのポイントに入ったのでシーライドV250gでは底をとっても、ラインが潮に引っ張られるためジグが思うように動きません。というか、手にジグの挙動が伝わってこなくなりました。
そもそも、東京タワーの頂上から糸を垂らすような釣り。
そこでルアーを動かそうと思っても糸は潮に持って行かれ、伸びの少ないといわれるPEも5%伸びれば全体で15mも伸びる計算になります。
(あくまでも机上の理論ですが。)
そうなると深場へ行けば行くほど、ジグは動かしにくくなります。
この動かしにくいジグをどう動かすのか?
これが深場のジギングを考える上で大切な事だと思います。
どうするか?
■まずは糸を張る。
水深が300mもあれば潮の流れも上から下まで様々であり、糸は潮にもってかれながらもクネクネと曲がった軌道を描きながらボトムに到達します。これでは竿を動かした時の伝達ロスが大きいので糸をしっかりと張ることがとても大切です。
糸を張るには?
まっすぐ落ちるように重いジグを使う。
もちろん重心の位置や形状によって落ちるスピードは違いますので、重量を重くしても落ちにくいジグは落ちにくいです。 シーライドの順付け、逆付けなどまさにその例です。
途中で糸を張り直す。
フォール中にたるむ糸を途中途中でクラッチを入れ、シャクリ、巻き上げを繰り返し、糸を張り直します。
水深が300mだったら100m落としたら一度糸を張り直してからまた落とし、200m落としたらまた張りなおしなど、できるだけ真っ直ぐ落としてやるよう心がける事が大切です。
これはウエイトの軽いジグをボトムまで落とす時にも使えるテクニックです。
100m未満の浅場の釣りでも潮が速い時などに使うテクニックなので、観音崎沖のタチウオジギングに行かれる方などは覚えていると便利ですので、是非試してみてください。
■落とす時に動かす。
糸が真っ直ぐに張れた上でもジグにエネルギーを上から伝えるのは至難の業。
強くしゃくればジグに動きを出せますが、動かすのに体力が必要です。
それならばジグを上げる時に動かすのではなく、落とす時、テンションを抜いた時にジグが勝手に動くようにしてあげれば良い。
シーライドVの逆付けは下記動画のようにテンションを抜いた時に動きます。
そして意識するのは張って緩めた糸をジグに引っ張ってもらうことです。
しっかりと糸が張れた状態からリフトアップしたのちにテンションを緩めジグをフォールで泳がせたあと竿先にグンッっと重みを感じれば基本はOK。
これがリフトしててフリーで落としても竿にグンっと手応えが無い、なんとなーく糸がとまったような状態のタックルセッティングの場合はジグのウエイトが足りておらず、糸が張り切れていないと思ってもらってOKです。
こういう場合はウエイトアップの合図。
もちろん潮に糸を持って行かせわざとジグを泳がせないようにするテクニックとかもありますが、基本は糸を張る。
これが、深場のジギングに置いて大切なことかと思います。
話しはもどりまして。。
シーライドV250逆付けでは糸を張れなくなったのでテストは強制終了。
強引にボトムをとっても何やってるのか良く判らないので、ボトムベッタリで反応するユメカサゴくらいしか釣れません。。。
張れてる時はいい感じの手応えがあったので250gとしてはまずまずの完成度合い。 あとは千葉の海でテストして仕上げます。
もちろんV250で釣りが成立しなくなったから釣りを止めるのではなく、もっと重い市販品にて釣行を続行。
Freq350gでどうにか1本追加。(赤くはないですが。。。)
普段は自社ルアーばかり使う事が必然とおおくなりますが、どんな釣りでも色んなルアーを使う事は勉強になり、気づく点が多いのも事実です。
何が正しいのかは魚のみぞ知るところではありますが、リフト距離、フォール距離、テンションのかけ方、抜き方、奥が深く楽しい釣りです。
そして。。
またもや凄いトピックもなく終了。
ただ、気の合う仲間と並んでクダラナイ話しをしながらの釣りは楽しいもので、改めて仲間とこの環境に感謝。
夜は最高の海鮮料理を食べて夏合宿終了!
たのしい夏、過ごしてきました。
BlueBlue吉澤
- 2014年9月6日
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