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▼ 初めてイワナを釣った話。
夏も終わり、秋になろうかというこの時期は渓流シーズンの終わりが近づいていることを意味している。
1ヶ月前に初めて渓流に連れて行ってもらい今回で早3回目、怖ろしいほどにハマっている自分がここにいる。
例によって釣行前夜の準備に余念がなく、なかなか行けない渓流であるからこそ一回の釣行に寄せる思いも大きいのです。
シーズンを締め括るに相応しい魚との出会いに期待して友人との待ち合わせ場所に向かった。
今回の舞台は福島県の阿賀川(阿賀野川)水系支流、ついに関東を飛び出して東北地方です。
例によって友人の助手席に乗せ貰いまして、無事到着。毎度運転、ありがとうございます。
コンビニで釣り券を購入後、夜明けには時間があるので川沿いの車内で朝を待ちます。
月と星。
光源と言えるものはそれしかなく、煌々と山々を照らす月がその存在感を一層際立たせていました。

標高800m、気温14℃。
所々で背丈を超える程の岩が行く手を阻み、額の汗を拭いながら魚を求め天然のジャングルジムの数々を乗り越えますがウェーダーなので足があがらんすわw
こちらでは友人のルアーを追いかける魚の姿とバイトが1回、私には反応なく別のポイントへ移動。
道中、今にも朽ち果てんとする木造の人道橋を恐る恐る渡るのですが運悪く腐りかけた踏み板を踏み貫けばファイト一発とケイン・コスギの声が聞こえそうな状況に陥りかねないので慎重に歩みを進めます。
同川の先程より下流より入渓。
ここでは渓が細いこともあり、二手に分かれることになりました。
ジャンケンにより友人は遡上、私は遡下。
30分後に「また、ここで!」と決め遡行開始です。
200mほど釣り下り、反応なく往路終了。
ふぅー、ダメか。
一応、ルアーを投げながら復路を進んでいくと、なんとヒットです!、さっきそこ歩いてたのになぁ。
魚との距離10m、流れに乗って近づいてくる魚、ノーマルギアのアルデバランを必死に巻いてテンションを保ち魚との距離を詰め体の真横あたりで魚の頭を上流に向けてランディング。
慌てることなく冷静にやり取りし無事、ランディング。


リュウキ45s
イワナ?だよね、たぶん。
足が震えていたのはココだけの話。
ネットにおさまる初めてのイワナをまじまじと見つめた後、写真をいくつか残し魚に別れを告げ待ち合わせ場所へ戻る。
「どうだった?」の声に答えるよう「トゥース!」と言わんばかりに人差し指を立て自慢気に報告をした。
友人はヤマメを何本か釣ったようだったが疲弊した様子であった、どうやら水浴びをしたらしい。
再び移動して、別の川へ入った。
支度をする友人より一足先、フライング気味にルアーを投げると早々に。

リュウキ45s
本日2尾目もイワナ。
なかなかの大きさである。
幸先の良い魚に足取り軽く遡上して行く。
が。
反応が乏しい。
落ち込みからの大き目なプールでスプーンを追う10cm程の魚を数尾、目撃しただけに終わる。
引き返す道中、座りの悪い岩でよろめき水浴びをする羽目になった。両手両足を用いての三点支持を心掛けよう、それと赤茶色の岩はやたらと滑るんだな。
再びの移動をした先の別の川へ。
地元ナンバーの先行者の車があるがここへ入ることにした。川と並行して遊歩道があるので帰りが楽である。
得てして人為的プレッシャーが高そうで友人のルアーにチェイスがあっただけにとどまる。
そして、赤茶色の岩は、や・た・ら、滑るのである。盛大に水浴びをしてしまった。
着替えを済ませ、お昼御飯。
このあたりは蕎麦の実を栽培している蕎麦処で、オススメは蕎麦とのことなので

山菜蕎麦を注文。
今回の旅の目的は釣りとは別にあり、友人の法事が目的なのです。
よって私は最寄りの駅まで送ってもらい電車で帰路に付く予定でいましたが、ご厚意で友人の親戚の方が経営する旅館に泊めて頂くことになりました。

江戸時代より続く、由緒ある湯治場であり明治から続く旅館なのですが歴史を感じられる手前側の建物とリノベーションをして檜の穂かな薫りが落ち着く奥側の建物とで趣きが異なります。
これから迎えるであろう冬に向け備えられた薪の数々が冬の厳しさを物語っています。

アットホームな雰囲気で気さくに出迎えてくださるご主人と友人と三人、そして狩猟犬のマイクと共に夕飯の食材を獲りに菜園へ行きます。

これでも収穫した野菜の一部なのですよ。
害獣避けに設置された電気柵にビビりつつ野菜を収穫、と言っても私は見ているだけなのですが。
なす、きゅうり、トマトなどの夏野菜を中心に獅子唐にトウモロコシやカボチャ、キャベツ的なやつ、栗などを収穫しました。
沢山の種類の野菜と穀物が植えられ、さながら八百屋さんです。
収穫もそこそこに、ソワソワと落ち着かない様子の私、何故なら?
近くに川があるのですよ。
友人からポイントについて説明を受け、ロッド片手にひとりで遡行していくと。

MIU 3.5g
2本バレちゃいましたが綺麗なイワナが出迎えてくれました。
宿に戻ると温泉に浸かり一日の疲れを癒して夕食の時間です。
残念ながらここでスマホの電池がゼロになってしまい充電器がない為、以後の写真がなく恐縮ですが
・茄子の煮浸し
・根野菜の煮物
・夏野菜の天ぷら
・地鶏の串焼きと茶碗蒸し
・特性ニンニクダレで頂くさくら肉の刺身。
そして、なんと言ってもご主人の田んぼで収穫された、お米。
山の幸のフルコースに箸が止まらず、普段、夕飯では炭水化物をとらないのですが、この日は御飯三杯を頂きました。
お腹を満たされベットで横になりながらBSの釣り番組を見ていたはずなのですが気付いたら朝を迎えていました。
屋根からの雨音で目を覚まします。生憎の天気ですが朝のマズメ時、適度に濁りの入った川でルアーを投げればおそらくは釣れるでしょう。
ですが、前日の釣行で満足を得ていたので、この日はロッドを振ることなくイワナのライズをただ眺めます。
人の手を借りずに生命の繋がり紡ぐ魚達をいたずらに脅かしてはならないと、おこがましくも感じた次第です。
小気味よい包丁の音に食欲を刺激され普段は朝食を摂らない私ですが、今朝は御飯二杯を頂きました。
恐らく、コチラへ1週間も滞在すれば体重の1割程度の増加は免れないのでしょうw
食後に珈琲を頂き、お世話になった友人の親戚ご夫婦に挨拶をして、駅まで送ってもらい帰路に着きまして今回の釣り旅が終了したと同時に私の渓流シーズンが終えます。
釣りと言えばシーバス一択であった私。
なかなか踏み込めず、いままで知らなかった世界の扉を開き、導いてくれた友人には感謝してもしきれませんが、少しずつ何かの形で恩を返していけたらと思っています。
日常生活では得られない開放感を得られ、雄大な自然を肌で感じ触れる。
同時に隣合わせに潜む危険。
渓流というフィールドは現代人が忘れてしまった人間の本能的な感覚を厳しくも優しく呼び覚ましてくれているようであります。
野生動物との遭遇の可能性、増水、滑落、落石など。牙を向いた自然の力に人間は為す術はないのかもしれない。
自分の身の安全は自分で守るのが鉄則であり、それが出来ないのなら踏み入るべきではないのかと思います。
わずか三回の釣行ですが、掠り傷程度で大した怪我がなく済んだのは運が良かったのかもしれない。
常に、大小の様々な判断を迫られるフィールドであるからこそ、臆病でありたいと思います。
この釣りを長く楽しみたいから、まずは体力造り、励みますよー!




では!
1ヶ月前に初めて渓流に連れて行ってもらい今回で早3回目、怖ろしいほどにハマっている自分がここにいる。
例によって釣行前夜の準備に余念がなく、なかなか行けない渓流であるからこそ一回の釣行に寄せる思いも大きいのです。
シーズンを締め括るに相応しい魚との出会いに期待して友人との待ち合わせ場所に向かった。
今回の舞台は福島県の阿賀川(阿賀野川)水系支流、ついに関東を飛び出して東北地方です。
例によって友人の助手席に乗せ貰いまして、無事到着。毎度運転、ありがとうございます。
コンビニで釣り券を購入後、夜明けには時間があるので川沿いの車内で朝を待ちます。
月と星。
光源と言えるものはそれしかなく、煌々と山々を照らす月がその存在感を一層際立たせていました。

標高800m、気温14℃。
所々で背丈を超える程の岩が行く手を阻み、額の汗を拭いながら魚を求め天然のジャングルジムの数々を乗り越えますがウェーダーなので足があがらんすわw
こちらでは友人のルアーを追いかける魚の姿とバイトが1回、私には反応なく別のポイントへ移動。
道中、今にも朽ち果てんとする木造の人道橋を恐る恐る渡るのですが運悪く腐りかけた踏み板を踏み貫けばファイト一発とケイン・コスギの声が聞こえそうな状況に陥りかねないので慎重に歩みを進めます。
同川の先程より下流より入渓。
ここでは渓が細いこともあり、二手に分かれることになりました。
ジャンケンにより友人は遡上、私は遡下。
30分後に「また、ここで!」と決め遡行開始です。
200mほど釣り下り、反応なく往路終了。
ふぅー、ダメか。
一応、ルアーを投げながら復路を進んでいくと、なんとヒットです!、さっきそこ歩いてたのになぁ。
魚との距離10m、流れに乗って近づいてくる魚、ノーマルギアのアルデバランを必死に巻いてテンションを保ち魚との距離を詰め体の真横あたりで魚の頭を上流に向けてランディング。
慌てることなく冷静にやり取りし無事、ランディング。


リュウキ45s
イワナ?だよね、たぶん。
足が震えていたのはココだけの話。
ネットにおさまる初めてのイワナをまじまじと見つめた後、写真をいくつか残し魚に別れを告げ待ち合わせ場所へ戻る。
「どうだった?」の声に答えるよう「トゥース!」と言わんばかりに人差し指を立て自慢気に報告をした。
友人はヤマメを何本か釣ったようだったが疲弊した様子であった、どうやら水浴びをしたらしい。
再び移動して、別の川へ入った。
支度をする友人より一足先、フライング気味にルアーを投げると早々に。

リュウキ45s
本日2尾目もイワナ。
なかなかの大きさである。
幸先の良い魚に足取り軽く遡上して行く。
が。
反応が乏しい。
落ち込みからの大き目なプールでスプーンを追う10cm程の魚を数尾、目撃しただけに終わる。
引き返す道中、座りの悪い岩でよろめき水浴びをする羽目になった。両手両足を用いての三点支持を心掛けよう、それと赤茶色の岩はやたらと滑るんだな。
再びの移動をした先の別の川へ。
地元ナンバーの先行者の車があるがここへ入ることにした。川と並行して遊歩道があるので帰りが楽である。
得てして人為的プレッシャーが高そうで友人のルアーにチェイスがあっただけにとどまる。
そして、赤茶色の岩は、や・た・ら、滑るのである。盛大に水浴びをしてしまった。
着替えを済ませ、お昼御飯。

このあたりは蕎麦の実を栽培している蕎麦処で、オススメは蕎麦とのことなので

山菜蕎麦を注文。
今回の旅の目的は釣りとは別にあり、友人の法事が目的なのです。
よって私は最寄りの駅まで送ってもらい電車で帰路に付く予定でいましたが、ご厚意で友人の親戚の方が経営する旅館に泊めて頂くことになりました。

江戸時代より続く、由緒ある湯治場であり明治から続く旅館なのですが歴史を感じられる手前側の建物とリノベーションをして檜の穂かな薫りが落ち着く奥側の建物とで趣きが異なります。
これから迎えるであろう冬に向け備えられた薪の数々が冬の厳しさを物語っています。

アットホームな雰囲気で気さくに出迎えてくださるご主人と友人と三人、そして狩猟犬のマイクと共に夕飯の食材を獲りに菜園へ行きます。

これでも収穫した野菜の一部なのですよ。
害獣避けに設置された電気柵にビビりつつ野菜を収穫、と言っても私は見ているだけなのですが。
なす、きゅうり、トマトなどの夏野菜を中心に獅子唐にトウモロコシやカボチャ、キャベツ的なやつ、栗などを収穫しました。
沢山の種類の野菜と穀物が植えられ、さながら八百屋さんです。
収穫もそこそこに、ソワソワと落ち着かない様子の私、何故なら?
近くに川があるのですよ。
友人からポイントについて説明を受け、ロッド片手にひとりで遡行していくと。

MIU 3.5g
2本バレちゃいましたが綺麗なイワナが出迎えてくれました。
宿に戻ると温泉に浸かり一日の疲れを癒して夕食の時間です。
残念ながらここでスマホの電池がゼロになってしまい充電器がない為、以後の写真がなく恐縮ですが
・茄子の煮浸し
・根野菜の煮物
・夏野菜の天ぷら
・地鶏の串焼きと茶碗蒸し
・特性ニンニクダレで頂くさくら肉の刺身。
そして、なんと言ってもご主人の田んぼで収穫された、お米。
山の幸のフルコースに箸が止まらず、普段、夕飯では炭水化物をとらないのですが、この日は御飯三杯を頂きました。
お腹を満たされベットで横になりながらBSの釣り番組を見ていたはずなのですが気付いたら朝を迎えていました。
屋根からの雨音で目を覚まします。生憎の天気ですが朝のマズメ時、適度に濁りの入った川でルアーを投げればおそらくは釣れるでしょう。
ですが、前日の釣行で満足を得ていたので、この日はロッドを振ることなくイワナのライズをただ眺めます。
人の手を借りずに生命の繋がり紡ぐ魚達をいたずらに脅かしてはならないと、おこがましくも感じた次第です。
小気味よい包丁の音に食欲を刺激され普段は朝食を摂らない私ですが、今朝は御飯二杯を頂きました。
恐らく、コチラへ1週間も滞在すれば体重の1割程度の増加は免れないのでしょうw
食後に珈琲を頂き、お世話になった友人の親戚ご夫婦に挨拶をして、駅まで送ってもらい帰路に着きまして今回の釣り旅が終了したと同時に私の渓流シーズンが終えます。
釣りと言えばシーバス一択であった私。
なかなか踏み込めず、いままで知らなかった世界の扉を開き、導いてくれた友人には感謝してもしきれませんが、少しずつ何かの形で恩を返していけたらと思っています。
日常生活では得られない開放感を得られ、雄大な自然を肌で感じ触れる。
同時に隣合わせに潜む危険。
渓流というフィールドは現代人が忘れてしまった人間の本能的な感覚を厳しくも優しく呼び覚ましてくれているようであります。
野生動物との遭遇の可能性、増水、滑落、落石など。牙を向いた自然の力に人間は為す術はないのかもしれない。
自分の身の安全は自分で守るのが鉄則であり、それが出来ないのなら踏み入るべきではないのかと思います。
わずか三回の釣行ですが、掠り傷程度で大した怪我がなく済んだのは運が良かったのかもしれない。
常に、大小の様々な判断を迫られるフィールドであるからこそ、臆病でありたいと思います。
この釣りを長く楽しみたいから、まずは体力造り、励みますよー!




では!
- 2019年9月24日
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