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山先亮一

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10秋 橋脚の明暗撃ち

さて、今年のシーバス。
春先を最後に数は出るがサイズが出ない。

更には、当たりがとんでもなく渋い。

乗らない。

引ったくる当たりも乗らない。

魚が増えたハイシーズンにも、この傾向が大いに残っている。

掛からないのを魚のせいにしていたら、釣果は出ない。
魚にちゃんと喰う事を任せるより、人間側がいかに喰いやすくしてやるか?

そんな観点から、シンキングペンシルの使い方の再認識をし、素人ながら、解説してみる。



先ずは、喰わしたいピン(地形変化や潮目、ストラクチャー)の近くでは無く、じっくり見せる為の着水点へのキャスト精度。

サミングしても出てしまうラインスラックをリールで巻き取り、ロッドを煽り、空中にあるラインを真っ直ぐにし、ティップもラインとの直線上に向ける。

この重要性は、感度。

渋い当たりを掛けに行く為に、スラックを出していると、いくら最高級のロッドとリールを使用していても感度は落ちる。
しかし、テンションを掛け過ぎると、ルアーの頭の向きが流れに逆らう。更に、ついばみや吸い込み系のバイトが乗らないし、掛かってもバレやすくなる。

そこで、ピンにルアーが到達する前のアプローチの仕方が肝となる。

流し込みながら、ロッドは45度以上に立て、ラインが流れに喰われるのを防ぎつつ、ルアーにテンションが掛かるか、掛からないか、ぐらいの緩いスラックジャーク。

まぁ、エギングの緩い版と思ってくれたら、いいかと思う。

ジャーク後にラインを巻き取る量は、流し込みたいピンへのラインを通せる量、もしくは、ルアーにテンションが掛かるか掛からないかの感触のとこまで。

何故か?

ルアーのスライド幅が大きいと、魚が追いきれなくなるから。

テンションが緩すぎるとルアーがシンキングペンシルなら、レンジキープを出来ないので、上方向の平打ち程度にリフトしたり、ジャークしてやると良い。

ここまでは、見せる事や流れされるベイトの演出を目的としている為、なるべく沈ませてはいけない。

そして、ピンに差し掛かる前に最後のスラックジャーク。

これは、特に緩めのジャーク。

ミスバイト対策である。

最後に適量巻き取り、ターンするテンションを掛けてからロッドを倒しスラックを出す。

すると、テンションが掛からないシンキングペンシルは、出来る限りの水平姿勢で平打ちフォール。

すると、バイトが出た時にラインが止まったり、魚信が伝わってくる時に合わせを思いっ切り入れる。

そうすると、乗らないバイトが乗る。

因みに、ルアーの波動、レンジが合っていないと深いバイトは出ない事は、言うまでもない。

特にデカいのは、下の方で喰う。

だから、シンキングペンシルなのだ。

注意点として、最後のフォール時のスラックを出し過ぎるとフッキングのレスポンスが落ちる。

なので、私は張りのあるファストテーパーのロッドを好んで使用している。

こんな感じで、5日で、20本以上のヒット率。

この2、3日に限っては、かなり掴んだ感触がある。

しかし、その日の流速やベイトの位置、立ち位置は、日によって変化するので昨日釣れたからと言って、日々や時間、潮毎の変化に対応しなければ、簡単に釣れるわけではない。

自分の描いた通りのヒットでなければ、「釣れた」であって、「釣った」ではない。

私は、「釣れた」を数多く増やしたいと考えているので、理由を付ける釣りをしようと心掛けている。

橋脚の明暗撃ちでのスラックジャーク&フォール。
試してみると良い思いをするかもです。

最後に付け加えると、自分の通い続けられるポイントで、とことん追求し、試してみると良いかと思う。

日々変わる状況の中で、答えを見つけるのもまた、楽しいものである。

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