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西村 均
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▼ ぶっ飛びカルカッタ製作日記 カルコン50チューン依頼と思いきや
- ジャンル:日記/一般
- (ベイトリールチューニング, ベイトタックル)
やぁ(´・ω・`)
久しぶりのぶっ飛びカルカッタ製作日記なんですよ。
沖縄のにっとさんからのご依頼で、カルコン50のチューニングしました。
魚沼のトラウトSPスプール装着
魚沼SVSの更なる軽量化
その他色々
…とやったけど、忙しすぎて写真無し('A`)
撮るの忘れてた…
にっとさん、昨日付けで発送完了しております。
台風の影響で遅れるかもだけど、期待して待っててください。
でだ。今回のお題。
『トラウトSPスプールや現行スプールとリール本体のクリアランス』
今回のご依頼で気付いたんだけど、
これベイトアングラーの死活問題。
だからこそチューン途中写真を撮るより先にやらなきゃならんかってん(´・ω・`)
---------------------------------
にっとさんから送られてきたカルコン50と魚沼スプールを組んだとき、
若干、ほんの若干、気付くかどうかってレベルで、
スプールとフレームが干渉しますた。
で、その時ちょうど、先月の渓流ベイトのイベントで
魚沼社長さんと飯食って話していたら、
現行スプールは、限界ぎりぎりまでエッジとフレームのクリアランスを詰めて
ライン噛みを防止しているから、本体との相性によっては
スプールが干渉してしまうかも…
と言っておった(・ω・)
で、そのとき、にっとさんのリールと魚沼在庫ン十個を仮組みして、
相性の一番いい組み合わせに交換してもらいますた。
が!
スプール2BB仕様にするべく、センターBBを外して組んだら
ほんの極々僅かの軸振れだけで、フレーム干渉が起きてしまいますた。
フレームとスプールの0.003mmのクリアランス。
3ミクロンですたったの。
それだけの隙間しかないもんだから、
SFS構造機であっても、2BBにするとキャストやファイトの負荷で
接触がおきうる訳ですよ。
と、言葉で伝えても判りづらいので、こんなデータを測定しますた。


これ。
荒さ試験機でスプールリム外周の120°、240°、360°部の表面粗さを計測したデータです。

リムってここ。いわゆるエッジ。
ここをスプール内側から外側に向かって計測針を滑らせて荒さを取りました。
(写真は変態所有の別機種の奴ですが)
2本の平行線の下側はリム平面、グラフ両端が内周端と外周端。
平行線上側がクリアランスに害を出しそうな、いわゆる粗さです。
単位はミクロンなので、記入している数字がそのまま、
本体側
+1μm、±0、±0
SVS側
+1μm、+2μm、+1μm
です。
さて、これだけだと、測定のバラツキかな?とも思います。
なんで、一番クリアランス的にやばそうなSVS側240°部のエッジ、
もしくはリムのフクレをもっと拡大してみました。

倍率はさっきの10倍。
これだけエッジが立ってました。
恐らく、スプールを削り出す加工の最中に、
加工機の条件変動や、切削工具の変化などで、
これだけの製品公差が出るのだと思います。
まぁ工業製品なら仕方ないんですけど。
公称クリアランスは0.003mm。
測った公差での最大フクレが0.002mm。
つまり、
『トラウトSPスプールの実質クリアランスは0.003mm以下』
と考えたほうが良いかもしれません。
だとすると、既に使用後のリール、
根掛かりを外すためにドラグMAXやサミングで
押さえた状態であおった事があったり、
地面に落としたりして、ほんのごく僅かな歪みが出ていたり、
フレームのスプールライニング部にホコリ付着、
川の水に漬けての写真撮影、
海水使用後、塩の結晶が吹いたりしていたら…
じゃなんでそんなとこまでクリアランスを詰めたのさ!?
なんですが、これは正直アングラー側にも理由があると思うんよ(´・ω・`)
最近の管釣りベイトの流行りで、
超軽量ルアーをキャストする為にキャスコンゆるんゆるん、
スプールからラインが浮き上がるレベルでのノーブレーキキャスト。
これが糸噛みの原因の一つなんだよね。
そういうキャストをして糸噛みした!もっとクリアランス詰めて!
と言う現場の声があったから、ここまで詰めたんじゃないかな。
まぁ、管釣りなら問題無いかも知れないけど、
自然の過酷なフィールドで使うには、
0.003mmのクリアランスは精密過ぎる!
…と、変態さんは考えております(;=ω=)
皆さんも、スプールを交換する時は、自分のフィールドを考慮した上で
最適な選択をするようにね(´・ω・`)ノ
--------------------------------------
魚の写真が無い釣りログなんて釣りログじゃない!
と、運営さんに言われそうなので
先日の夜中の3時の仕事明けに釣った川ピーをば。

カルコンとのサイズ比較がなんかおかしいwww
今季2本目の90UPだったと言うのに、適当に写真撮ったら尻尾切れた(´・ω・`)
まぁ、スカスカクリアランスのスプールだったら、
川の水掛かっても全然平気と言う事でひとつ。
久しぶりのぶっ飛びカルカッタ製作日記なんですよ。
沖縄のにっとさんからのご依頼で、カルコン50のチューニングしました。
魚沼のトラウトSPスプール装着
魚沼SVSの更なる軽量化
その他色々
…とやったけど、忙しすぎて写真無し('A`)
撮るの忘れてた…
にっとさん、昨日付けで発送完了しております。
台風の影響で遅れるかもだけど、期待して待っててください。
でだ。今回のお題。
『トラウトSPスプールや現行スプールとリール本体のクリアランス』
今回のご依頼で気付いたんだけど、
これベイトアングラーの死活問題。
だからこそチューン途中写真を撮るより先にやらなきゃならんかってん(´・ω・`)
---------------------------------
にっとさんから送られてきたカルコン50と魚沼スプールを組んだとき、
若干、ほんの若干、気付くかどうかってレベルで、
スプールとフレームが干渉しますた。
で、その時ちょうど、先月の渓流ベイトのイベントで
魚沼社長さんと飯食って話していたら、
現行スプールは、限界ぎりぎりまでエッジとフレームのクリアランスを詰めて
ライン噛みを防止しているから、本体との相性によっては
スプールが干渉してしまうかも…
と言っておった(・ω・)
で、そのとき、にっとさんのリールと魚沼在庫ン十個を仮組みして、
相性の一番いい組み合わせに交換してもらいますた。
が!
スプール2BB仕様にするべく、センターBBを外して組んだら
ほんの極々僅かの軸振れだけで、フレーム干渉が起きてしまいますた。
フレームとスプールの0.003mmのクリアランス。
3ミクロンですたったの。
それだけの隙間しかないもんだから、
SFS構造機であっても、2BBにするとキャストやファイトの負荷で
接触がおきうる訳ですよ。
と、言葉で伝えても判りづらいので、こんなデータを測定しますた。


これ。
荒さ試験機でスプールリム外周の120°、240°、360°部の表面粗さを計測したデータです。

リムってここ。いわゆるエッジ。
ここをスプール内側から外側に向かって計測針を滑らせて荒さを取りました。
(写真は変態所有の別機種の奴ですが)
2本の平行線の下側はリム平面、グラフ両端が内周端と外周端。
平行線上側がクリアランスに害を出しそうな、いわゆる粗さです。
単位はミクロンなので、記入している数字がそのまま、
本体側
+1μm、±0、±0
SVS側
+1μm、+2μm、+1μm
です。
さて、これだけだと、測定のバラツキかな?とも思います。
なんで、一番クリアランス的にやばそうなSVS側240°部のエッジ、
もしくはリムのフクレをもっと拡大してみました。

倍率はさっきの10倍。
これだけエッジが立ってました。
恐らく、スプールを削り出す加工の最中に、
加工機の条件変動や、切削工具の変化などで、
これだけの製品公差が出るのだと思います。
まぁ工業製品なら仕方ないんですけど。
公称クリアランスは0.003mm。
測った公差での最大フクレが0.002mm。
つまり、
『トラウトSPスプールの実質クリアランスは0.003mm以下』
と考えたほうが良いかもしれません。
だとすると、既に使用後のリール、
根掛かりを外すためにドラグMAXやサミングで
押さえた状態であおった事があったり、
地面に落としたりして、ほんのごく僅かな歪みが出ていたり、
フレームのスプールライニング部にホコリ付着、
川の水に漬けての写真撮影、
海水使用後、塩の結晶が吹いたりしていたら…
じゃなんでそんなとこまでクリアランスを詰めたのさ!?
なんですが、これは正直アングラー側にも理由があると思うんよ(´・ω・`)
最近の管釣りベイトの流行りで、
超軽量ルアーをキャストする為にキャスコンゆるんゆるん、
スプールからラインが浮き上がるレベルでのノーブレーキキャスト。
これが糸噛みの原因の一つなんだよね。
そういうキャストをして糸噛みした!もっとクリアランス詰めて!
と言う現場の声があったから、ここまで詰めたんじゃないかな。
まぁ、管釣りなら問題無いかも知れないけど、
自然の過酷なフィールドで使うには、
0.003mmのクリアランスは精密過ぎる!
…と、変態さんは考えております(;=ω=)
皆さんも、スプールを交換する時は、自分のフィールドを考慮した上で
最適な選択をするようにね(´・ω・`)ノ
--------------------------------------
魚の写真が無い釣りログなんて釣りログじゃない!
と、運営さんに言われそうなので
先日の夜中の3時の仕事明けに釣った川ピーをば。

カルコンとのサイズ比較がなんかおかしいwww
今季2本目の90UPだったと言うのに、適当に写真撮ったら尻尾切れた(´・ω・`)
まぁ、スカスカクリアランスのスプールだったら、
川の水掛かっても全然平気と言う事でひとつ。
- 2014年9月19日
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