まずはお知らせ、この度fimo名をKAJIから梶原利起に変更しております。

今後はこちらで宜しくお願い致します。


夏というより、最近毎日のように雨が続き、さながら梅雨の再来のようにも感じる。

シャキっとしない天候。
今にも大粒の雫が空から落ちてきそうな、そんな天候が続くここ佐賀。

福岡市内でのシーバスを考えていたが、増水が酷い可能性もあり、今回は河川を抜いて、海でライト&ショアジギをやろうと呼子方面へ。

基本的にシーバスが好きで年間釣行の大部分がシーバスだが、日本には四季がありその時々で旬の釣りも楽しむのも面白い。

と言いつつも、今回は旬？かどうは分からないが、特に狙いも決めず、今釣れる魚を楽しく釣ろうというノープランの釣行。

深夜現地着。

水面を観察していると、アジのライズが時折おきている。

まずはこれだとアジ狙い。
ワームは使わず、ジグオンリーで狙ってみる。

常夜灯周辺からやっていく。
ポイント的には水深はそこそこ、２０m程先からブレイクとなっている。

潮通しはいいが、干潮前で沖は流れるが手前は流れていない。そんな状況。

上のレンジから始めていく。
水深が８m程度ある為、６gのジグから始めてみる。

チョンチョンとティップで誘ってからのテンションフォール、もしくはスローにストレートなリトリーブで探っていくも反応を得られない。

ジグのみでやってみたが、この日はジグでの反応は得られなかった。

但し、結構アジが浮いていた状況であった為、恐らくジグヘッド+ワームでやれば、釣れたかと思う。

決して悪くない状況であった。
アジをワームで狙っても良かったが、折角の呼子エリア。

大海原にジグをかっ飛ばしたくなった。

場所を移動し、朝マヅメにカマスを狙いに移動。

カマスが入っていると情報を頂いてたので、これを狙うことに。

タックルはショアジギタックルを用いた。

ひょっとすると、潮通し抜群のポイント。青物もあり得る。

カマスであれば、面白いのはライトタックルかと思うが、一発もあり得る為、万全を期した。

魚達、いや生物は私達が思う以上に朝を感じとる。

夜がうっすらと明るくなってきたと思った瞬間にジグに反応が出た。

真っ暗な間は全く反応が無かったのが嘘のように、朝マヅメの好機となる。

夜が明るくなり始めてまもなく、まだまだ暗い間にも関わらず、反応が不思議な程に変化する。

きっと魚達は暗い中でも朝を敏感に感じているのだろう。

狙い通りにカマスをキャッチ。フォルテン３０gをボトムまで落とし、ジャーク。

ジャーク後のテンションフォールでのヒット。



レンジ的にはボトム付近。
かなり深めでバイトが出た。

目の前には非常に速い潮が左から右へと抜ける。

速い潮の中でも使いやすく、ボトムも取りやすいフォルテン３０gを使った。

徐々に明るくなるフィールド。日が昇ると完全に朝マヅメを迎える。



ベイトはイワシ。そこそこ量が入っており、水面に浮いてくる。

期待した青物のナブラや、密かに期待したシーバスボイルは出ないが、時折イワシが追われる光景が見てとれる。

恐らくイワシを追い回すフィッシュイーターはカマスだろう。

イワシが浮くにしたがって、バイトが出るレンジも上がる。
潮の流速もやや上がってきたところで、フォルテン４０gにウエイトを上げる。

今度は着水後フリーフォールで中層付近まで落としてから、ややスピードを上げたリトリーブに時折ジャークを加えてヒット。


(アシストフックにガッチリ)

こちらはヒットレンジはやはり先程と異なり表層レンジ。

ベイトにピタッと着いていた印象を持ったが、そこは回遊魚。

写真を撮影した間に移動したようだ。反応がなくなった。

何の釣りでもそうかも知れないが、時合を逃さないことは大切。
特に回遊する魚は足が速く時合いは昨日のようにほんの僅かということも多々ある。

時合…これは非常に大切。

時合は一瞬だったが、狙いのカマスはキャッチ。

そうでなくても、美しい朝焼けの夏空を見つつ、大海原へフルキャストするだけでも本当に清々しく気持ちがいい。

こんな朝焼けの美しい景色に出会えるのも釣り人の特権かも知れない。

最後、ボトムタッチを繰り返していると久しぶりにお目にかかるこんなゲスト登場。



楽しくて１人笑ってしまった。




Tackle Date

Rod SHIMANO COLT SNIPER BB 906MH

Reel SHIMANO TWINPOWER 4000XG

Hit Lure
BlueBlue フォルテン３０g
(COLOR　ブルーブルー)

BlueBlue フォルテン４０g
(COLOR ピンクバックグロー)