大分に戻った初日の朝を迎えた。
初日の昨日は雨。

一昨日は相方のお蔭で、部屋も生活できるまで片付き、非常に有り難い限りだった。

今月１度だけ佐賀で旧住まいの明け渡しの立ち会いに行かなければならないが、もうそれくらいのもので、ほぼ必要のある解約、契約を全て完了した。

多少面倒に感じる口座振替手続きや医薬品販売の証書の再発行手続き等々が残っているが、もう普通に暮らせる。

早速昨日から朝から晩まで仕事。仕事は仕事で以前いた職場ということもあり、数時間でだいぶ思い出したので、そんなに苦労はなさそうだ。

大分に引っ越す前日に不動産に用があり、前々日、前日と大分に来ていた。
この日は時間もあった為、夜フィールドに出た。

この日は長潮。
潮のアップダウンが少なく、潮が動きにくい。

干潮がタイド上21時半過ぎ。

この干潮からの上げ１発目を狙おうと思っていた。

長潮となれば上げも当然効き辛いが、この日は北よりの風が非常に強かった。

潮は効き辛いが、シャローのポイントであれば風の押しで流れがカバーできる。

加えて水温も低い時期の為、比較的水温の高い河口部のシャローに入ると決めていた。

上げに入るまで時間があった為、ライトゲームで遊ぶことにした。

港湾部に入ったが、先述したようにこの日は風が非常に強く、時折体が飛ばされそうになる程だった。

ジグ単でやろうかと思ったが、この風ではとても釣りにならない。

こんな条件下こそメタルジグの出番。
極浅いポイントの為、Searideミニ３gをセット。

メバルを狙っていった。
基本的にメバルは活性の高い魚は上を意識している。

狙いの中心は表層レンジ。
メタルジグの為、ロッドの角度とリトリーブ速度でコントロール。

大きくはないちょっとした常夜灯周りのポイントで、まずはタダ巻きで狙っていく。

風の影響で波もある中広範囲に探っていったのだが…

全然アタらない。今年はメバル厳しい感じなのか?

気持ちレンジを下げ再度広く探るとピックアップ寸前に漸く１匹。


(カラー　シルバーグローイワシ)
この後も暫く投げたが反応を得られず。

この夜はこれにて終了。

ここから、干潮めがけて河口部へとシーバス求めエントリー。

本命ポイントは入れず、やむ無く別ポイントへと入ったが、ここもシャローの河口部。

久々にウェーダーを履き、水に浸かる。
思ったよりは水温は高く、なんとなく、シーバスを出せそうな雰囲気。

この夜はBlooowin!80Sのテストを兼ねてのウェーディング。

ただ、この時運悪く、あれほど強かった風がピタっと止んだ。

水温はいい具合と思ったが、流れが足りず、不味いという思いに変わった。

しかし、回遊も大いにあり得る。ワンチャンスくらいあるだろう。

Blooowin!80Sプロトをセットし、投げ込んでいく。

狙いは少しでも流れのある流芯付近。
ぎりぎり届くが、やはり長潮流速が足りない。

だらだらと上げ。流れが効かない。
厳しいなと感じるまでに時間はそうかからなかった。

しかし、テストも兼ねてと歩いて移動しつつ釣りをしていると発見も多い。

この時期にコノシロの群に遭遇。これは頂いたかと思ったのだが…

そんなに甘くはなく、シーバスがあまり着いていない様子。

群は大きくコノシロの密度は高い。もはやデッドスローでやってもバシバシスレ掛かりしてしまう程に。


これだけコノシロがいるにも関わらず、かすりもしない。

ただ、これだけベイトの密度が高いということは着き悪いとは言え、シーバスが全くいないということは考え辛い。

ベイトが逆に多すぎてルアーの存在も目立っていないのだろう。

そう考えると釣りきれていないということだ。実に悔しいものだ。

群の下にルアーを通したりするのが常套手段なのだが、どのレンジでもコノシロに非常に広い範囲で当たる。

参ったという感じ。しっかりコノシロに着いていればシーバスからのレスポンスは早い段階である筈なのだが、この夜は魚影を感じられず終了。

しかし、コノシロが居れば今後面白いかも知れない。
やはり低水温期は難しい。

翌日ホテルをチェックアウト後デイでライトゲームへ。
この時期はまだデイシーバスは大分市内厳しい為、ライトで遊ぶ。

ちょっと小場所へと向かった。僕がよく行くシャローの小場所だ。

Searideミニ３gでボトムを細かくバンプさせて、狙う。

シャローのポイントではあるが、Searideミニはフォールが遅い為、浅くても十分食わせの間を取れる。

いつもなら結構簡単にバイトが出るが…

何故か出ない。
こういう時はランガンに尽きる。

歩いてポイント内をくまなく探る。
執拗にボトムを攻めていくと、手前の岩がある部分でグンっと鈍いバイト。

一瞬送って聞きアワセを入れるとヒット。

グングンと突っ込みながら頭を振る引き味。
水面を割った魚はキビレだった。

シーバスロッドでは全然苦労しないが、ライトタックルで釣れると面白い。

ラインは細い為、かなりドラグを緩めて、慎重にやり取りし、ランディング。





冬でもチヌ。流石大分。チヌの魚影濃いな。


しかも、メタルジグのSearideミニでGET。

本当にこのゆったりとしたフォールや小さいシルエットが様々な魚に効く。

これ１個でかなり遊べる。
ワームも良いが、操作するメタルジグは本当に面白い。

とりあえずは満足し、この日は佐賀に帰宅。

さあ、本格的に大分でのフィッシングライフスタートかな。












Android携帯からの投稿