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僕は釣師だ。
だから独りで釣りに行く。

答え合わせの釣りはしない。
答え探しの釣りをする。

先日の話。
連休が取れたので車を北に走らせた。
目指すは自宅から80キロ先の利根川本流核心部。

GoogleMAPとカーナビを駆使し入れそうなポイントを探す。

自宅を出てから5時間半後にようやく入れそうなポイントに辿り着いた。

周りには一切の灯りが無い。
風の音がやけに大きく聞こえる。

自然の中に僕独り。

僕は釣師だ。
気が付いた時には3時間もぶっ通しでキャストしていた。

僕の知り合いは、わかると思うが僕は集中して投げる時間が極端に短い。

3時間もキャストし続けた自分に驚いた。


不意に空を見た。
そこには満天の星があった。

釣りに夢中になり過ぎた。
キャストし続けた3時間は“必死”だったのだ。

自然を楽しむことの出来なかった僕は釣師として失格だった。


車に戻り仮眠をとった。
しかし音の無い自然な自然が妙に居心地が悪く幾度となく目を覚ました。

予定より早く目を覚まし、日が登る前に再びポイントに入った。

答えを探して投げ続けた。

太陽が雲の間から見え隠れする。


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満足いくまで釣りをした。
そう思った途端にキャストをしたくなくなった。


結果はノーバイトだ。
でも本当に満足した。


僕の答え探しは始まったばかりだ。

僕は九州に居る仲間の忘れ物を探す旅をこれからも続けていく。


まだまだ時間がかかりそうだ。







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