本当に楽園なのか 喜界島

本当に楽園なのか喜界島

準備〜出発編


郷に入っては郷に従え編



アウェーの洗礼 実釣編

2017.09.13〜17


義理の父が言う

「よし!!俺が島の釣りを教えてやろう!!」

一番恐れていた展開だ。


義理の父が色々なところに電話する。
その中で『小野津』という地名があがった。
Googleマップを見ると、近場で一番深そうな場所だ。

agp9pxys2ftu6975269h_518_921-3e2ac29a.jpg

道も暗記した。
(喜界島ではソフトバンクの携帯は役に立たない。)


しかし、車は逆方向に進み、必需品だというコマセとオキアミを購入。
さらに、玉浮きとガン玉を購入。

内心、参ったなーーーと。



9fzdf7ao86udufcntwfd_690_920-30e06b74.jpg

私はランチョンミートのおにぎりを購入。
これが最高に美味しい。
ちなみに「よしかわ」というスーパーの方が美味しい。



7f3ymtzst3rvkxno2bo2_690_920-26fdceba.jpg

結局、昼過ぎに目的地の小野津に到着。
この海の色で濁っているらしい。



83e9pbdb4nekxntvnnhy_920_690-34b2aaed.jpg

コマセを島ではバクダンと呼ぶらしく、バクダンを投げ込み根こそぎ釣ると張り切っている。



分かりづらいが実は時折、爆風が吹く。
義理の父の指導を無視し、ジグをシャクるがあたらない。
テキサスリグもノーバイト。

本当に楽園なのか?

父の投げ込むバクダンには、ブタイらしき魚がたまに寄って来ていた。

魚は見えるが、それからも互いに釣れない時間が過ぎていく。






そしてついに、ジグが喜界島にヒットした。



さすが珊瑚礁ビクともしない。
徐々にラインが擦れる感触が手元に伝わる。
そこからは早かった。
4号のPEでも太刀打ち出来なかった。
不意に軽くなる。



肩を落とし義理の父の元に寄ると、様子がおかしい。


熱中症だ。

あ、そう言えば釣りをしながらビールを飲んでいた。

仕方がないので、熱中症の義理の父と釣り具を車に乗せて、家まで急いだ。
3時間近く、ビールを飲みながら堤防にいたら、熱中症になる。。




家まで帰ったが、不本意すぎる。
家から3分歩いたところにリーフが広がっている。

ai5uy45avesnp3o3r7na_920_690-f7b7abc2.jpg




行くに決まっている。


d6g7mpmibca8yasxdtow_690_920-d65d0e6d.jpg




リーフを自分の力量と相談しながら前へ進む。

82tg7vjb8dpcnm8nvnir_518_921-1279c61d.jpg

入ったリーフの航空写真



ルアーはジグは使えない。



ルアーはロンジンのジンペンを選んだ。
横風とPE4号の影響で50mも飛ばない。

波を見ながらダイブさせる。


短いピッチでダイブさせると、波に負ける。


波のタイミングを見て、柔らかくゆっくりと長いストロークでダイブさせる。
スラッグが風に流されるが気にしない。



ルアーが目視できる距離まで来た




ジンペンが浮いた瞬間に水面が割れた。




余計に出たスラッグで魚は走る
もうこれ以上、横に走られても、潜られてもダメだ。

気がついたら無我夢中でロッドを立ててリールを巻いていた。

正直、やりとりを楽しむ余裕はなかった。

たぶん、焦っていた。






あっという間に、リーフの上に魚が横たわっていた。

wvhxszkgwhwb4ffb4ga6_920_690-6d955b0b.jpg


本当に綺麗だ。




8weersyjif7zk6uw2h2d_690_920-41e655ff.jpg



本当に豊かな自然だ。



8ndvuc4vmgxhe66e985j_920_690-9f69b215.jpg





釣ったカスミアジは生きたまま家まで持ち帰った。

あの時の、ばぁちゃんの顔は忘れられない。



次回は
「こうへい、さかな、釣ったってよ。」宴の夜 編


iPhoneからの投稿

コメントを見る

2ken203さんのあわせて読みたい関連釣りログ