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リップのメリット

  • ジャンル:style-攻略法
やっとタピオスフローティングのセッティングが出た。
最終決定をHALへ伝えて、開発はひと段落♪
 
名称はフローティングですが、淡水ではかなりサスペンドに近いセッティングにしました。
テトラにあてた時に、バックしながらプカ~っと行き過ぎない重量と位置です。

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もちろん、海水ではもう少し浮力が付きます。
 
現行型タピオスとの使い分けは、線で釣っていく時は、アクションが動き出す速度域を遅らせてある現行型。
逆に点の釣りで止めて(動かして)食わせたい時は、フローティング。
また、流れの中で流し込みたい場合も、テールヘビーではないフローティングの方が使いやすいと思います。
 
今回のフローティングを作るうえで、改めてシーバスにおけるミノーの位置づけを考えました。
 
なぜ、リップレスではなくリップ付きなのか。
 
一つ、水に引っかけておけると言うメリットがあります。
アイの位置は糸の引っ張られる方向を決めますが、これに対して水受け部が下側水平に近い方向へリップが出るミノーは、水に引っかけておくのがやりやすいのです。
これにより、風でラインを引っ張られた時や足場の高さの影響を少なくすることができます。
逆にいえば入力に対してルーズともいえ、リップレスの小さい進みで大きなアクションは出しにくいのですが、これまた逆の見方では大きくアクションをしなくてもすむとも言えます。
もちろんリップ形状と面積、そしてボディーとのバランスが影響します。
ただ、ボディーの一部である部分がリップの仕事をしているリップレスに比べ、リップ付きのほうが形状に自由度があると感じています。
 
なお、飛距離に関してですが、「リップレスは飛ぶ」というイメージがありますが、最近のリップレスはリップ付きと同じじゃねぇか・・・と思うようなアゴの形状もあるので、もはやあまり変わらないと思います。
 
ハルシオンシステムのゴッツオ15なんか、リップ付きでも凄まじく距離出ますし。
 
もう一つ、リップレスとの違いでよく上げられるのが、「泳ぐ姿勢がリップレスは水平に近い」と言うのがメリットであります。
実際に「水平が良い」という話しはよく聞きますが、果たして本当に水平姿勢が一番良いのか?と考えると、個人的には「シーバスでは、かなりどうでも良い」と思っています。
 
これは巻きの釣りでの必要性と、止めの釣りでの必要性が異なります。
シーバスはブラックバスのように、「ボトムに止まっているものを、口で運ぶ」という事をあまりしません。
バイトの多くは、ほぼ食性と考えていいと思います。
では、止めたルアーは食わないか?というと実はそうでもありません。
その基準は、魚がステイしているか、していないか。
 
泳いでいる状態(流れの中で一か所に居る状態も泳いでいると考える。ただし程度がその日によって違う)のシーバスは、巻きのルアーへの反応は良いけど、比較的止まっているものへの反応は良くありません。
 
逆に、ステイしてるシーバスは、「止まる」への反応が良くなる傾向があります。
港湾部のストラクチャーへ着いている魚や、橋脚の裏の反転流に付いた状態も同じく。
 
これらのシーバスの活性が、高ければ巻きの釣りで反応しますが、何かしらの理由(シーズン的なものを含む)で低活性の場合には、通過していくだけのルアーに対して反応を示さないことが多くあります。
 
そのシーバスにどうやって口を使わせるか・・・を考えた時に、「止まる(留まる)」とうリアクションが非常に有効になります。また、ロッドアクションでのジャークに対し、飛びすぎないで一か所でのアクションが必要になります。
 
その時のルアーの姿勢は、水平の必要はなく、どちらかと言うと頭下がりでよいと思います。
というか、そういう姿勢のセッティングではなくては、留めることが難しいのです。
ラインの重さで動いてしまうし、重心移動の位置的にも難しいものがあるのです。
 
まぁもっとも、すべてを当てはめる話ではありません。
巻きの釣りでもフロントを突っ込んでいて釣れるルアーはたくさんあります。
 
シャッド(一部除く)とバイブレーションなんて、恐ろしく前傾姿勢ですからね。
 
ちなみに、「スローに沈む」のと「スローに浮く」の使い分けは難しいところで、私はポイントの深さで分けてます。
ステイ位置が一つの基準で、深ければ沈む方が使いやすく、浅ければ浮く方がいいです。
単純な使いやすさの問題です。
 
と、言うようなことを、タピオスフローティングのセッティング中に考えてました。
結局はどんなルアーもフィールド状況と使い方ですが、シーバスにおけるリップ付きミノーはもう少し評価されていいジャンルじゃないかな~と思います。
 

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