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ツララ ハーモニクス89プロト テスト

  • ジャンル:仕事
今使ってるツララハーモニクス89プロト。
2月ごろに来たのですが、シーバスのウェーディング用としてはダメを出したブランク。
理由は凄く単純で、「強すぎる」の一言でした。
 
た・だ・し・・・、「ウェーディングではなく、バンクで重いルアーを使ってデカいの掛けてズリ上げる事ができる場所なら、このブランクで微調整すれば素敵に使えます」とは言っておいた。
 
先日の魚はまさにそれで、一番軽くてタピオス(8g)、重くてイナセ(38g)を、何の違和感もなくフルキャストすることが出来る。
地方河川ではこういうロッドは面白いだろうなぁ・・・と、きちんと魚釣って実感できたのは大きい。
 
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※この画像の魚、先日のログと同じ魚ね。ロッドに巻いてある黄色いのは、識別用のマスキングテープ。

正直、一本のロッドで全ての釣りをすることは「可能では在る」が、「快適ではない」と言うのが本音。
そう考えると複数のロッドコンセプトが発生し、フィールド毎に専任化されていくのは在る程度仕方がない。
 
「使いやすい」と「面白い」を天秤にかけての話。
 
が、「スズキはスズキ」と言う現実は凄く大事。
糸、針、口、の強さで、変える事ができないのは、最後の口の部分だけであり、それを釣るのが目的の道具だしね。
 
だから、ウェーディングと言うオープンで低い位置、ついでに言うなら浅い場所の特殊な釣りにおいては、何よりもストロークを保って跳ねないブランクが一番だと思う。
 
その時に対象の魚のサイズをどこにするか?だが、結局は糸の強さを少し上回れば良いんじゃないかと。
オープンエリアのウェーディングだとPE0.8~1.2号だから、真ん中とって4kgちょっとの状態でしっかりとバットが入るロッド。
 
そうすると、ドラグもそこを狙っていって良いんだけど、最近の人のドラグってユルユルなのが多い。
普通、糸の強度-ノットの強度×0.8程度で良いはずなのに。
 
コレが最近の「曲がらないロッド」が起こした現象なのかもしれないね。
仲間も言ってたけど、「最近のアングラーって針も良くなったからアワセのモーションが無くなったよね」と。
 
糸が強く、針も強く、ロッドも強くなったので、そのぶんをドラグで逃がす・・・
う~ん、なんかちょっと違う。
 
そもそも、ファーストテーパーのロッドは、ストラクチャから瞬殺する為の物だと思うのだが。
感度が良くなる?
シーバスにおいては、そんなのオマケだろw
 
つうか、PEラインが常識になった時点で、もはや在りすぎて五月蠅い。
 
以前テストした83のブランクは、そこの部分の意図が初めてちゃんと伝わったサンプルモデル。
やっと、メーカーとアングラーの間で、開発の基準が出来たと思う。
 
ウェーディング取材で元気いっぱいの70cm位のを掛けた時に、記者が横からドラグを全部締めやがったのだが・・・
ロッドがリールシート上部からしっかりと曲がってくれてラインもロッドも破綻することは無く魚をコントロールできた。
 
そしてバレが著しく減る。
 
ロッドマテリアルも手伝って、ちゃんと使えば38gもキャストできるし、ハルシオンシステムの動画でも解るように60cmぐらいのは躊躇無く抜き上げもできる粘りが在る。
 
タピオスの動画で、港湾部で魚ぬき上げてたロッドがそれ。
とりあえず、私はOK出しました。
 
まぁさすがに83は「干潟じゃちょっと短いイメージ」なので、「この曲がりを引っ張って伸ばした89で♪」と言うオーダーをTulalaに出している。
コレが今狙っている、「ウェーディングロッド」の開発ベース。
 
ロッドを強くするなら同時に粘りをトコトン出さないと、結局はラインが切れる前にロッドが逝く。
PE1.2号って、けっこう切れないよね。
 
一回、ドラグフルロックでシーバス釣ってみると良く解る。
 
で、怖いからとブランクの下側をガチガチにしたら「ブランクが跳ねてバレる」し、「バットが曲がる前に折れるロッド」なんてことも在る。
同じ9fでも、硬くてバットが曲がらないものと全体で曲がるロドでは、当然前者のほうが部分的なRはきつくなるしね。
 
だからストロークにこだわてる。
 
そうするとある程度は重くもなるのだと。
でも、そういうロッドじゃないと、厳しいフィールドで長くは使えない。
 
賞味期限気にしてたら釣りなんか出来ないってのもあるのだがw
 
洗練されたバストーナメント(ボートに何本も持ち込んで、リグごとにタックルを準備する)で評価されるロッドと、オカッパリで手持ち1本で勝負しなきゃいけないロッドではけっこう差が出る。
 
シーバスはどっち?と聞かれたら今のところ1フィールドに一本なのが現状。
 
で、違うフィールドに行けば、違う仕様が良いときも在るよね。
狙う魚も違うし。
 
まぁ、今回のストロング89テストモデルはその対象が、85cmクラスだったんだなと(笑)
80チョイチョイでバット側に余裕もまだまだ。
これが流れのキツイい川で、2号の釣りだったらドンピシャで良いロッドなので、コレはコレでとっときたい気分w
 
当然このままじゃダメな部分も在る。
 
このブランクにあわせるなら、糸は太くなるからガイド径が小さい。
また、重心位置がどうこうではなく、このグリップじゃ長すぎてロッド捌きで必ずどっかに引っかかる。
夏に素っ裸でやるんなら良いんですが、そんな事やったら釣りする時間がなくなっちゃいますw
 
その辺りをいじるだけで、けっこう良いロッドになると思う。
まぁ、出るか出ないかはメーカー次第ですが、そういう部分は伝えておいた。
 
 
で、そんな感じで待ってたら、忘れた頃にやってきました。
「もっとパワーを落としてくれ!」と言って、83に近づけた89のブランク♪



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とりあえずコレで、テスト行きますか。
触った感じでは、「やっとウェーディングシーバス用のツララらしいブランクが来たか」と言ったところ。
そういう意味では、冬に工場まで行って打ち合わせをした甲斐があった。
 
ココまで一回落として味付けでどこに何%を求めていくかの話しで、やっと比較サンプルと基準が出来たので、あとはフィールドで使ってのアレコレです。
 
マジメにちゃんとテストしないと、良い物は絶対に作れないよね。
タピオスの開発終わったから、ココからの釣行はツララの開発に集中!
 
 
九州では河川用10fを寺本さんが開発してるので、そちらも大いに注目なのです。
 
寺本さんの「好き放題やらせてもらってます」って、すんげぇ恐ろしいんですが(汗)
 
 
つうか、開発スタッフがこんなにワガママ言ってたら、発売いつになるんじゃろwww
 

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