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▼ 干潟でテスト(ルアー開発日記⑯)
- ジャンル:釣行記
湾奥干潟へ残念な仲間達と。
夕方から入って、帰宅が朝の4:30。
もう何にも無しwww
「誰か釣った?」と聞けば、「ゆなじろうさんの足が攣ったらしい」とか、そういうレベル。
まぁ、シーズンの走りは安定しない事が多いので、全部ひっくるめて笑うしかない。
それでも「釣れないからつまらない」という事を、誰一人として言わないメンバーってのは素敵な話だな。
さて、せっかくなので、ひたすら開発ルアーを投げてきたが、今回でだ~いぶ絞れた気がする。
当初から考えていたレンジと使い勝手。
そしてこのサイズのミノーがシーバスで使いにくいと言われる理由の一つである、飛距離の問題もクリアー出来ている(と言っても、7cmミノーの話しであり、シンペンやジグとは比べないで下さい。でも、リップレス系とは比べてもいいかもwww)。
ただ、なぜか二つの候補に割れたのです。
自分でも良く解らん。
何でだろうw
リップ形状によって発生する、水量に対する動きの幅の違い。
簡単に言うと・・・
Aは動き出しを遅くしてありヌメリ感が強い。
Bはメリハリが出てるアクションをする。
(言葉にするとたったの2行かw)
重さは一緒で、飛距離もさほど変わらない(風向きに対しても変わらん)。
ココまで来ると好き嫌いの話しなのだが、自分の好きとエンドユーザーの好きの差異が気になる。
ただの勘なんだけど、たぶんココは落とし穴が在る気がしてならない。
コンセプト上でのスタートラインは、シーバスミノーにありがちな「飛距離のみを追求した為に増えてしまった重量をリップで補う事で起きるアクション」の否定であり、また、それを隠す為の「それやるなら、リップ付きのミノーじゃなくてもいいじゃん」という「本来シーバスにそれは必要ないでしょ・・・」的な付加価値を排除し、純粋に形状でアクションと距離を求めた事。
コレができるかどうかが、自分の中で「シーバス用7cmスタンダードミノー」と呼べるかどうかの生命線。
極一部の場所やアングラーだけが使える物ではなく、より多くのアングラーへ幅を持たせる事に繋がると。
何よりも大事なのは「シーバスを釣る為の道具」の1つであること。
ただその結果が、こういう形になっただけなんだ。
簡単のようで難しいこのテーマ。
そのために、アホみたいな試作数で表には出せないデータを蓄積し、あと一歩のところまで来た。
で、ぶち当たった。
正直、どっちも良い物でもある。
個人的に両方欲しい(笑)
でも、製品化出来るのはどっちか1つ。
それを選ぶ為に、何回も何回もルアーを付け替えてたらスナップが折れた(笑)
今日まで、アクションについての感想をアングラーから一切聞かずにやって来た。
テストに居合わせた仲間にチョロッと・・・なんてのは在ったけど、アクションへの具体的な話しはまったくせず。
それは挑戦するお楽しみと言う意味で。
そしてやっと、他のアングラーの声を聞く事が出来るレベルになったので、2人の仲間に今回の釣行中の貴重な時間をもらって「狙いと現実」の話をした上で触ってもらうことにした。
まずはサンプルAを使ってもらう。
口をそろえて言うのは、まずレンジ。
特に干潟や川を得意とするアングラーは、「7cmのミノーでこのレンジを引ければ、それだけで十分に使う理由になる」と。
ホッとした。
自分が良いと思ってるだけじゃ駄目だからね。
距離に関しては「ひょっとして、アレより飛ぶんじゃね?」と言う事で問題ないとの事(笑)
「地球の裏まで飛ばしたいの?」となれば別ですが、7cmでココまで飛んでレンジが落ちないのにちょっとビックリしてくれた。
形状による浮き上がり傾向をリップで抑える際に生まれる破綻ラインに拘ったので、とても嬉しい言葉でした♪
ただ・・・
まだ課題が在るので、もう少しつめる気ではいる。
重心移動の宿命である、ウェイトの上昇。
これは本当にフィールドに出ないと解らない事が多かった。
特に川での姿勢変化によって生まれる破綻。
この事だけで1か月分のログが書けそう(笑)
ロール、そして跳ね返りによる破綻。
たぶん何処のデザイナーも悩んでいることなんだろうけどね。。。
だいぶよくなったけど、もう一息。
そして内部構造で解決できれば、飛躍的に次にやりたいアクションが見えてくる!
はず(笑)
で、「ちょっとコッチも投げてみて?」とサンプルBを渡してみたら・・・
見事に意見が割れました(爆)
一人は「Aが良い。このサイズでコレを出してるミノーは無い。ただ、この『弱さ』を解る人がどれほど居るかは解らないけどね」と・・・
もう一人は「Bが好き。こっちのほうがリトリーブで解りやすいし、デカイのを狙うアップの釣りで使いやすい。でもダウンだと少し強いか?」と・・・
で、ちゃっかり用意しておいた中間のヤツを出してみたw
う~ん・・・
確かに中間だけど・・・
なんか「何が良いのか解んなくなってきたぞ」と(爆)
そう、何回も何回もやってると、だんだんわかんなくなってくる部分が在るの!
超微妙な違い(だけどソコにこだわる人たちには大きな違い!)なんだけどね。
深夜のドシャローで野郎三人が腕を組み、泥沼にはまって行くようでした・・・(涙)
こりゃ、当分続くなw
- 2012年10月5日
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