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村岡昌憲

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Area15  ~罪の哀しさ~

Area15 - Stage6 ~ レンジ&ゾーニング ~

2008年ラストスパート。








12月11日、大潮初日。




マイナス潮位まで下げる潮回り。

3年間ずっと続けているテーマ。水の中の縦の壁。



湾奥のとあるポイント。

ほとんどの釣り人が、1度は眺めたことがあるポイントで、この時期、大型魚が炸裂する。

川を下りる魚であることは間違いない。

だけど、なぜそこだけに魚が集まるのかわからない。



一つは地形。広大なシャローにわずかに掘られたチャンネル。

もう一つは光。岸から照らし込む光は、チャンネルのショルダーに明暗部を作り出す。

そして、流れ。

潮位差が流れを作り出し、ある時間だけ、その貯めたエネルギーが爆発的といっていいくらいの流れを産み出し、シャローに差し込む。




その瞬間だけ、超弩級はやってくる。

いや、彼らはずっとそこにいる。

その瞬間だけ、喰わすことができる。



が、これは3年前からもう判りきっている。

今のテーマはその時間を外したとき、、彼らはどこで何をしているのか。

それを知ることだった。







11月下旬、ことごとくの潮回りでこのポイントに通ったが、惨敗。

60頭に1本、もしくはノーバイトという日々が重なる。



たまった鬱憤を晴らしたく、普通の釣りに戻したくも、今年は本当に釣り人が多い。

一番行く干潟も結局1度も自分の立ち位置に入ることができなかった。



まともに魚を釣らない中で、またもその潮回り。



ポイントに着くと、ブレイクの上にはっきりと潮目ができている。
 
潮目といえば潮目であるが、ただの潮目でこんなに魚は釣れない。
 
 
 
 
 
下げ潮の前の上げ潮に答えがあるかもしれないと気付いたのは昨年だった。
 
上げ潮の流れによって、そしてその地形によって、ベイトがたまりやすい。
 
そしてたまったベイトは下げ潮と共に去っていくが、その潮回りのタイミングであれば、ベイトが落ちる前に、超弩級がシャローに刺す。
 
 
 
 
 
そんな仮説を持って立ち込んでいく。
 
 
 
今年はブーツが本当に強い。
 
ブーツを流していくと、確実な反応。
 
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時合の最中に2本のグッドサイズ。
 
ここまではいいのである。
 
 
 
 
 
そう、
 
Tip-offでも指摘されたのだけど、最近は、スーさんの話ばかりで情熱が足りない、と(笑)
 
けど、ここで今の僕は止まっているのである。
 
 
 
 
 
この2本の魚は今釣った魚であるが、自分にとっては過去の魚なのである。
 
過去の成功体験をそのまま活かすことは基本であり、その反復が上級者への道のりである。
 
が、それだけやっていたら、いつか釣り人のアングルは固定化されていく。
 
アングルを広げるということは、視野を無限にするということであり、その究極こそが森羅万象である。
 
 
 
僕にとって、釣れることが判っている魚に価値はない。
 
この日本で、僕しか釣ることができない魚。
 
それを求めていくのが、プロである僕の存在証明であるのだから。
 
 
 
 
 
 
 
まだ時合の最中だが、ここから立ち位置をずらしていく。
 
魚は流れに対して直角に存在するブレイクのショルダーに付いていると考えていた。
 
が、そこから下がる位置でいくらやっても釣れないので、もしかしたらショルダーの上に上がって、シャローを昇っていくのではないかと考えた。
 
が、これも外してしまう。
 
 
 
情熱はほとばしっている。ただ、結果が出せない。それが苦しいのである。
 
そして、おそらく今年はこれで終わり。
 
 
 
 
 
 
 
そのまま夜明けまで頑張ってみたが、ヒントの欠片も得られなかった。
 
悲しくなるほど美しい夜明けを眺めて、2008年の終わりを僕は感じていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
世間を賑わせている裁判員制度。
 
僕のところに封筒は来なかった。
 
だけど、来なくて良かった。
 
僕には自分の目の前にある罪ですら、裁く力も許す力もない。
 
 
 
 
 
いつかの自分が犯した罪、いつかの自分に降りかかった罪。
 
それらの記憶が脳裏に少しずつ残っているというのに、僕は時間の力を使ってそれを忘れながら前へ前へ進もうとしている。
 
だけど、罪は償わなければ決して消えることはない。
 
 
 
罪悪感は心の中にいつまでも残り、時がそれを希釈することはあっても、決して消え去ることはない。
 
罪を償うことができない弱い人間は哀しい。
 
罪の上に開き直った人間でも、哀しさは消えない。
 
一番知っているのは当の自分なのだから、必死に隠しても、その哀しさは増すばかり。
 
 
 
その哀しさを積み上げた瞳の色がわかる。
 
僕はいつからか、いや、子供の頃から、それが見えてしまう人間だった。
 
建て前と本音、嘘という愛情。
 
それらの言葉を口にする大人の悲しい目を見たくなくて、僕は人生の道を自ら下りて、死に急ぐような事ばかりしていた気がする。
 
そして、今こうして大人になり、いつの間にか犯した罪の苦しみに、哀しい光を放つ。
 
 
 
 
 
夜明けがまもなく始まるという時の薄桃色の空の色の哀しさ。
 
それは僕が積み重ねた罪が瞳を通してそれを見せるのだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夜明けのゴロタ場ではBR@STのジャーキングで1本。
 
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少し移動して、見えシーバスがいたのでアイスジグを落としてみたら速攻バイトした。

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12月13日。
 
この日もダメだと判っていて一昨日と同じポイントへ。
 
 
 
 
 
レアフォース、ブーツ、グースと流すが、バイトはない。
 
スズキ釣りは本当に難しい。
 
いつでも誰でも釣れる魚、というのも東京湾にはいる。
 
styleで書いている魚がそうだ。
 
初心者、中級者にはピッタリである。
 
 
 
 
 
 
 
だけど、ある瞬間、あるところでしか、釣れない魚というのもいる。
 
彼らに会いために、僕はどれだけの時間を掛ければいいのだろうか。
 
全てが裏返しになったトランプの僕は1枚だけを裏返すことができた。
 
しかし、それに掛かった時間は20年間。
 
人生の短さをこうして知ることになるとは思わなかった。
 
 
 
 
 
 
 
バイトがないので、スーサンに変えてみる。
 
案の定、すぐにフッコがバイトしてくる。

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最後、60センチ近いのがスーサンを丸呑みしたが、この魚も違う。
 
 
 
 
 
今年も最後まで頑張るのみ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、お待たせしているスーサンですが、週末ぐらいからお店に再入荷します。
 
またすぐに店頭から消えてしまうと思いますので、ぜひチェックをお忘れ無く。
 
その次は2月を予定しています。
 
 
 
 


 

使用タックル
ロッド アピア 風神ゼータ91L ナイトホーク
リール ダイワ イグジスト3012
ライン 東レ シーバスPE F-ZERO 1.0号
プラグ  
ゴミ ビニール傘

 


 

 
 

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