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▼ MATCHBOW100Fへの思い。 小助川光昭(千葉県)
- ジャンル:釣り具インプレ
- (ソルトウォーター, 新製品情報, reed, シーバス, Pazdesign, PSL, ルアー, 小助川光昭, テスターログ, NEWS, バチ抜け, matchbow(マッチボウ)100F)
皆さんこんにちは!!
いつもパズデザインブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
もう間もなくですがreedブランドからコスちゃんこと小助川監修シーバスルアー「MATCHBOW100F」が発売されます。
ただ単に釣りが好きで釣り具販売員で働きだし、ちょっとしたきっかけでパズデザインとテスター契約し、今に至るわけです。
釣りのみで生計を立てているプロアングラーがルアー考案し、製品化する事は当たり前の事ですが、一般ショップ店員の考えを製品化し、売れるのか?売れないのか?わからないし、知名度もない自分のプロデュースルアー作成に「OK!!」を出したパズデザイン社の社長は「クレイジーだな~」と思いました(笑)
また、社長を囲む社内メンバーの方々も良く乗っかってきてくれたな~と不思議に思う程です。(笑)
バチ抜け時にフィールシリーズが釣れるのは当たり前の時代になってきましたし、逆に釣り場でお会いしたアングラーの方に「知らないんですか?フィール?」と言われるほど2019年は盛り上がりました。
自分もフィールはだいぶ使い込みましたし、特徴も掴めてきていると思うので、様々なシュチエーションに合わせてシーバスを釣ってきました。
ただ、このシルエットを表層で引きたかったのがMATCHBOW100Fを考え出したきっかけでした。
まず第一に「ゆっくり巻いて弱いアクションで表層を泳いでくれる」事が理想でした。
フィールを自分の感覚でぶった切って、アルバトロスやら何やらと繋ぎ合わせたりして形にしたものをパズデザインの小嶋さんにシルエットと泳ぎを見てもらったのが始まりです。
(釣りも何回か一緒に行ってましたし、彼には言いやすかったのかもしれませんね~)
小嶋氏「これは面白そうです(笑)」
と言う事で社内でミーティングして頂き、プロトとして形にしてくれたのがルアーの製造責任者の吉島さんです。
2018年夏頃に上がってきたファーストサンプル。
暑い中バチ抜けをイメージしながら動きの確認。
(イメージの中でテスト(笑))
そして迎えた2019バチシーズン。
イメージの中のアクションに対し魚の反応は申し分なく、プロトもすぐにボロボロ、時には折れたMATCHBOW100Fのサンプルを接着剤で補修しながら釣り込みました。
70%程の仕上がりになってきた頃にはバチ抜けシーズンも終わりベイトフィッシュパターンの時期です。
MATCHBOW100Fのもう一つのコンセプトは「バチ抜け後のベイトフィッシュパターンにも使える事」。
このコンセプトに対しても、バチ抜けが終わった時期でもシーバスからの答えが絶えず聞くことが出来きました。
この頃にはかなりのプロトに対してかなりの手応えを感じ始めていました。
また、尺までは届かなかったのですがボートメバルの反応も好調で、他魚種への可能性も感じる結果に。
そして90%の仕上がりになった2019夏~秋シーズンには、河川でのイナッコを捕食するシーバスや涸沼でのスーパーボイル攻略にも役立ちました。
ベイトフィッシュパターン時でも数、サイズ共に良く釣れています。
そしてついに100%の仕上がりとなり、現在量産体制に入っています。
当初の狙い通り、バチ抜けパターンだけでなくベイトフィッシュパターンに対しても対応できるルアー、年間を通じて使える「オールシーズンシューター」に仕上げる事が出来ました。
吉島さんと何度もテストや打ち合わせを繰り返し、時には小嶋さんも一緒に打ち合わせし、SNS等でMATCHBOW100Fの進捗状況などを上げてくれていました。
ちなみに小嶋さんは時々、無理難題なことを言ってくる時もあります。
(テスト釣行時に好調なポイントに行こうとすると、「そこのポイントは怖いから嫌なので違うポイントでやってくれ」とか・・・笑)
そして、展示会や店舗営業では女性営業の清水さんが一生懸命売り込んでくれています。
そのせいか早くも欠品カラーが発生しているそうです・・・
(ショップさんによっては、予約の受け付けをしているそうです。)
「MATCHBOW100F」のアクションは、fimo本部の動画撮影クルーさんが作成してくれました水中動画を見ていただければ一発で分かります。
(流石なクオリティーです!!)
少しこの動画についても解説していきます。
(長くなってますがもう少しお付き合いください!!)
・動画内の解説「まず最初に驚かされるのが安定した飛行姿勢と立ち上がりの良さだ。」に対して。
スタートは固定重心ウエイトで作る予定でしたが、テストをした結果風が吹くと全く飛ばず、キャストコントロールも悪かったので、重心移動ウエイトシステムにしました。
コメントにも合った通り立ち上がりの良さを重視したかったのでウェイトのレールやホール部分の調整をする事によって、動画でもわかる通りウエイトがスムーズに前方に移動する様になっています。
・「デッドスローリトリーブ時は、水面直下でほんの僅かだが揺らぐ様に泳いでいる事がわかる」に対して。
「MATCHBOW100F」の特徴の一つはこの「揺らぐような」不安定感のある泳ぎです。
これはボディー形状やウェイトバランスをいくつもテストした結果生まれたもので、全体のバランスにより発生しています。
ただ、不安定なだけではちょっと流れが強くなったり、早くフィールシリーズで搭載されているベリー部分のボートの船底のような突起を採用しています。
この部分は動きを安定させる役割があります。
また、表層で発生する引き波はバチ抜け時に威力を発揮します。
因みにアップからルアーを操作すると弱々しい引き波がでやすいです。
・「ミディアムリトリーブ時は揺らぎのアクションにロール要素が加わり小魚の様な泳ぎに変化した」、「さらにスピードを上げるとテール部分のふり幅が大きくなって生命感が増したように見える」に対して。
弱々しいアクションから弱いアクションになり更にリトリーブ速度を上げるとテールダンシングモードで生命感があふれ出ます。
・「連続トゥイッチやジャークなどのロッドアクションにも水面から飛び出すことなく充分追従できるので、活性の高い群れに出くわした時やリアクションを誘うような使い方も可能だ。」に対して。
まさにその通りで初夏のデイゲームでは、シェィドに付くシーバスを一か所で何本もキャッチしています。
このレンジ、このアクションにはまったシーバスの反応は物凄いです。
・「MATCHBOW100Fは季節やベイトを問わずトップやウェイク系とは違ったアプローチで表層レンジ攻略を可能にした一本の矢と言えるだろう」に対して。
自分なりに季節やベイト問わず対応できるルアーに仕上げてはいますが、最終的にはアングラー側がMATCHBOW100Fの用途を理解して頂き様々な状況下でマッチさせてくれることを一番に願います!!
Pazdesignメンバー一丸となり作り上げた商品なので、間違いなく皆さんの心に響くルアーになってくれるはずです。
発売日は2020年1月中旬。
いや~もう間もなくですよ!!
本当にお待たせいたしました!!
・パズデザインHP↓
http://www.pazdesign.co.jp/
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もう間もなくですがreedブランドからコスちゃんこと小助川監修シーバスルアー「MATCHBOW100F」が発売されます。
ただ単に釣りが好きで釣り具販売員で働きだし、ちょっとしたきっかけでパズデザインとテスター契約し、今に至るわけです。
釣りのみで生計を立てているプロアングラーがルアー考案し、製品化する事は当たり前の事ですが、一般ショップ店員の考えを製品化し、売れるのか?売れないのか?わからないし、知名度もない自分のプロデュースルアー作成に「OK!!」を出したパズデザイン社の社長は「クレイジーだな~」と思いました(笑)
また、社長を囲む社内メンバーの方々も良く乗っかってきてくれたな~と不思議に思う程です。(笑)
バチ抜け時にフィールシリーズが釣れるのは当たり前の時代になってきましたし、逆に釣り場でお会いしたアングラーの方に「知らないんですか?フィール?」と言われるほど2019年は盛り上がりました。
自分もフィールはだいぶ使い込みましたし、特徴も掴めてきていると思うので、様々なシュチエーションに合わせてシーバスを釣ってきました。
ただ、このシルエットを表層で引きたかったのがMATCHBOW100Fを考え出したきっかけでした。
まず第一に「ゆっくり巻いて弱いアクションで表層を泳いでくれる」事が理想でした。
フィールを自分の感覚でぶった切って、アルバトロスやら何やらと繋ぎ合わせたりして形にしたものをパズデザインの小嶋さんにシルエットと泳ぎを見てもらったのが始まりです。
(釣りも何回か一緒に行ってましたし、彼には言いやすかったのかもしれませんね~)
小嶋氏「これは面白そうです(笑)」
と言う事で社内でミーティングして頂き、プロトとして形にしてくれたのがルアーの製造責任者の吉島さんです。
2018年夏頃に上がってきたファーストサンプル。
暑い中バチ抜けをイメージしながら動きの確認。
(イメージの中でテスト(笑))
そして迎えた2019バチシーズン。
イメージの中のアクションに対し魚の反応は申し分なく、プロトもすぐにボロボロ、時には折れたMATCHBOW100Fのサンプルを接着剤で補修しながら釣り込みました。
70%程の仕上がりになってきた頃にはバチ抜けシーズンも終わりベイトフィッシュパターンの時期です。
MATCHBOW100Fのもう一つのコンセプトは「バチ抜け後のベイトフィッシュパターンにも使える事」。
このコンセプトに対しても、バチ抜けが終わった時期でもシーバスからの答えが絶えず聞くことが出来きました。
この頃にはかなりのプロトに対してかなりの手応えを感じ始めていました。
また、尺までは届かなかったのですがボートメバルの反応も好調で、他魚種への可能性も感じる結果に。
そして90%の仕上がりになった2019夏~秋シーズンには、河川でのイナッコを捕食するシーバスや涸沼でのスーパーボイル攻略にも役立ちました。
ベイトフィッシュパターン時でも数、サイズ共に良く釣れています。
そしてついに100%の仕上がりとなり、現在量産体制に入っています。
当初の狙い通り、バチ抜けパターンだけでなくベイトフィッシュパターンに対しても対応できるルアー、年間を通じて使える「オールシーズンシューター」に仕上げる事が出来ました。
吉島さんと何度もテストや打ち合わせを繰り返し、時には小嶋さんも一緒に打ち合わせし、SNS等でMATCHBOW100Fの進捗状況などを上げてくれていました。
ちなみに小嶋さんは時々、無理難題なことを言ってくる時もあります。
(テスト釣行時に好調なポイントに行こうとすると、「そこのポイントは怖いから嫌なので違うポイントでやってくれ」とか・・・笑)
そして、展示会や店舗営業では女性営業の清水さんが一生懸命売り込んでくれています。
そのせいか早くも欠品カラーが発生しているそうです・・・
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スタートは固定重心ウエイトで作る予定でしたが、テストをした結果風が吹くと全く飛ばず、キャストコントロールも悪かったので、重心移動ウエイトシステムにしました。
コメントにも合った通り立ち上がりの良さを重視したかったのでウェイトのレールやホール部分の調整をする事によって、動画でもわかる通りウエイトがスムーズに前方に移動する様になっています。
・「デッドスローリトリーブ時は、水面直下でほんの僅かだが揺らぐ様に泳いでいる事がわかる」に対して。
「MATCHBOW100F」の特徴の一つはこの「揺らぐような」不安定感のある泳ぎです。
これはボディー形状やウェイトバランスをいくつもテストした結果生まれたもので、全体のバランスにより発生しています。
ただ、不安定なだけではちょっと流れが強くなったり、早くフィールシリーズで搭載されているベリー部分のボートの船底のような突起を採用しています。
この部分は動きを安定させる役割があります。
また、表層で発生する引き波はバチ抜け時に威力を発揮します。
因みにアップからルアーを操作すると弱々しい引き波がでやすいです。
・「ミディアムリトリーブ時は揺らぎのアクションにロール要素が加わり小魚の様な泳ぎに変化した」、「さらにスピードを上げるとテール部分のふり幅が大きくなって生命感が増したように見える」に対して。
弱々しいアクションから弱いアクションになり更にリトリーブ速度を上げるとテールダンシングモードで生命感があふれ出ます。
・「連続トゥイッチやジャークなどのロッドアクションにも水面から飛び出すことなく充分追従できるので、活性の高い群れに出くわした時やリアクションを誘うような使い方も可能だ。」に対して。
まさにその通りで初夏のデイゲームでは、シェィドに付くシーバスを一か所で何本もキャッチしています。
このレンジ、このアクションにはまったシーバスの反応は物凄いです。
・「MATCHBOW100Fは季節やベイトを問わずトップやウェイク系とは違ったアプローチで表層レンジ攻略を可能にした一本の矢と言えるだろう」に対して。
自分なりに季節やベイト問わず対応できるルアーに仕上げてはいますが、最終的にはアングラー側がMATCHBOW100Fの用途を理解して頂き様々な状況下でマッチさせてくれることを一番に願います!!
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- 2019年12月20日
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