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科学的に考えるベイトリールの巻き感度②

昨日は運動生理学的にハンドル長が短いメリットを考察しました。

「ハンドル長が短い事で、上肢(肩甲骨-指先と定義)の中枢部を固定できる為に、巧緻性が向上しリーリングが安定する」

その参考文献の中に、もう一つのヒントがありました。
運動時間(T)が目標までの距離(A)/目標の幅(W) の対数に比例する


つまり...
速さと正確さは相反するものである
(巧緻運動障害評価の考え方. 藤澤ら, Jpn J Rehabil Med Vol. 54 No. 3 2017)



アンタレスDCMDがエキストラハイギアである理由。
ここにあると思っています。
ゆっくりとリーリング出来ることは、正確性を向上させる」



で?
ハンドル長はどうした??と言われそうですが.?

ハンドル長さが長くなると、ハンドル1回転時の指先の軌道が長くなります!
(軌道=ハンドル直径×3.14)

つまり、1秒1回転でリーリングした際、ハンドルが長いと、手首を速く動かさなければなりません。
DCMDノーマルハンドル
90mm×3.14= 282.6
スコーピオンDC
86mm×3.14= 270.04

その差は約10mm

ハンドル長を短くすることは、手首の運動速度を遅くできるため、リーリングの正確性向上に繋がるかと考えています。


*中枢部の固定
*運動の速度
リーリングを安定させる要素が抽出されました!
この2つに感度を向上させるヒントが含まれていますので、それについては次回書きたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。

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