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▼ 音はどこまでが届くか
- ジャンル:style-攻略法
色の話しは解りましたが、音はどうなんですかね?って・・・言われました。
音も色々あるんですが、それこそ迷宮入りするほど、魚へ与える要素には幅があります。
と言うのも、色は「色彩」と「明るさ」の強い弱いですが、音はよく言われる「高音」「低音」と「大きい」「小さい」ともう一つ、「近い」「遠い」があります。
もちろん色、特に反射に関しては距離と言うのも要素ですが、そもそもバイトの仕組みに関して「視覚は最後の要素」と言う定義があり、結果「ごく近くでどう見えるのか」が重要でした。
しかしそのバイトの仕組みにおける音の要素とは、「側線で認識される」という釣れる要素の始まりに近い位置にあります。
ですから、ルアーと魚の距離によって大きく求められるものが異なると考えています。
感覚的には、色が2次元に対し、音は3次元的なイメージでいます。
「あっちこっち」に「そっち」が入ります。
さて、魚釣りにおける音の理屈を考えてみる前に、まずは音の特性の基礎。
「音は波」です。
空気中より水中の方が消えにくい。
そして実際に釣りで関係しているんじゃないかな~と思う特性が以下。
・高音は強いけどすぐに消える→遠くへ届きにくい
・低音は弱いけど消えにくい→遠くへ届きやすい
・高音は音の方向性が定まる→位置が特定しやすい
・低音は音の方向性が広がる→位置が特定しにくい
・大きい音は遠くへ届く
・小さい音は遠くへ届かない
と言ったところ。
実際に「音ってどうなのか」を真剣に考えているアングラーなら、この6つの要素を自分の経験に当てはめれば、ある程度の答えは出るのではないかと。
ではこの次に、「実際に魚は音を、どの程度認識しているか」ですが、これは正直言って解りません。
ただ、かなり認識していると思います。
よく「他の魚の捕食音でスイッチが入る」と言う事も言われますが、実際にこれはよく有ります。
何度も経験しましたので、これこそ認識の証かも知れません。
ただし、それが本当に「音なのか」と聞かれると、そもそも振動と音の境目が極端にあいまいになる水中においては、個人的には音じゃなく振動だと思ってます。
捕食は「鋭く短く強い」振動です。
空気中にはみ出す「ボイル」の場合は、これに水中に空気が引きずり込まれるので、余韻としての弱く細かい振動が残ります。
ドンッ!ジャラ!チャラチャラ・・・
こんな感じ?
実際に水中ではドンッ!の前に高速で魚が移動する、相当強い振動が発生していると思います。
余談ですが、昔イルカの泳ぐプールの中で仕事をしていた時、散々イルカの泳ぐ際の水流を浴びてきましたが、実は個体によってその水流の強さにはかなりの違いがありました。
おそらく尾びれ(と体全体)で発生する推進力を、実際の速度へ変換するのが上手な個体と、下手な個体がいるのかもしれません。
ただし、どんな個体でも、プールサイドにトリーターが近寄ってきて、おやつを貰える時にすっ飛んでいく際には、すさまじい水流を発生させます。
カロリーを消費してでも、エサを食べるという行為は大事なんだな~と。
なお、尾びれを動かさないで泳ぐときは、恐ろしく静かに泳いで(進んで)います。
まったく気配を感じずに、いきなり後ろからかまれたり(遊び)しました。
話を戻して、振動の認識。
取り合えず、認識をしているのが前提とし、次の問題はルアーの泳ぐ振動と音の違いは何か?という事です。
実はこれが、ルアーにおける音の世界をややこしくしている原因だと思っています。
一回のアクションのピッチに対して一回の音が出る事が通常ですが、細かいビーズを入れたものはこの限りではありません。
では、水中を泳ぐルアーの出す音は、魚は認識できているのか?と言うと高確率で認識しています。
海で素潜りをしていると、水中には様々な音があふれています。
岩がこすれる音(高音)や波のブレイクの音(低音)、その他にもなんだかよく解らない音であふれています。
ただ、陸上の音(声や騒音)は水中では消え、振動に近いモノ(足音等)しか伝わってきません。
そんな騒がしい水中に常に身を置く魚は、その中から特異な音を聞き分けていると考えてます。
当然人間の耳で聞く音とは異なっているはずです。
それを踏まえ、極端な答えを出すならば、ルアーの振動と音の違いは波の大きさです。
そう割り切った方が早い。
前回色の話しの前振りで話した、「魚は、ルアーをベイトとして認識しているのではなく、食べれそうな何かとして認識し、バイトしている」と言う考えが、ここでもまた当てはめられます。
ルアーが音を出す部位は、ウェイトの遊び(意図しようがしまいが)とフック、そしてリップ裏の気泡があります。
それぞれに音の質は異なりますが、どちらにせよ小魚はそんな音出しません。
それでも食ってくるならば、やはり「それは何か別の物」として口を使っています。
音は有りか無しか?の結論は、私は「有っても良い事が多い」です。
と、ここまでが、私が考えている、音の考え方。
ではそれを、フィールドでどう合わせていくかです。
長くなったので、この先は次回
音も色々あるんですが、それこそ迷宮入りするほど、魚へ与える要素には幅があります。
と言うのも、色は「色彩」と「明るさ」の強い弱いですが、音はよく言われる「高音」「低音」と「大きい」「小さい」ともう一つ、「近い」「遠い」があります。
もちろん色、特に反射に関しては距離と言うのも要素ですが、そもそもバイトの仕組みに関して「視覚は最後の要素」と言う定義があり、結果「ごく近くでどう見えるのか」が重要でした。
しかしそのバイトの仕組みにおける音の要素とは、「側線で認識される」という釣れる要素の始まりに近い位置にあります。
ですから、ルアーと魚の距離によって大きく求められるものが異なると考えています。
感覚的には、色が2次元に対し、音は3次元的なイメージでいます。
「あっちこっち」に「そっち」が入ります。
さて、魚釣りにおける音の理屈を考えてみる前に、まずは音の特性の基礎。
「音は波」です。
空気中より水中の方が消えにくい。
そして実際に釣りで関係しているんじゃないかな~と思う特性が以下。
・高音は強いけどすぐに消える→遠くへ届きにくい
・低音は弱いけど消えにくい→遠くへ届きやすい
・高音は音の方向性が定まる→位置が特定しやすい
・低音は音の方向性が広がる→位置が特定しにくい
・大きい音は遠くへ届く
・小さい音は遠くへ届かない
と言ったところ。
実際に「音ってどうなのか」を真剣に考えているアングラーなら、この6つの要素を自分の経験に当てはめれば、ある程度の答えは出るのではないかと。
ではこの次に、「実際に魚は音を、どの程度認識しているか」ですが、これは正直言って解りません。
ただ、かなり認識していると思います。
よく「他の魚の捕食音でスイッチが入る」と言う事も言われますが、実際にこれはよく有ります。
何度も経験しましたので、これこそ認識の証かも知れません。
ただし、それが本当に「音なのか」と聞かれると、そもそも振動と音の境目が極端にあいまいになる水中においては、個人的には音じゃなく振動だと思ってます。
捕食は「鋭く短く強い」振動です。
空気中にはみ出す「ボイル」の場合は、これに水中に空気が引きずり込まれるので、余韻としての弱く細かい振動が残ります。
ドンッ!ジャラ!チャラチャラ・・・
こんな感じ?
実際に水中ではドンッ!の前に高速で魚が移動する、相当強い振動が発生していると思います。
余談ですが、昔イルカの泳ぐプールの中で仕事をしていた時、散々イルカの泳ぐ際の水流を浴びてきましたが、実は個体によってその水流の強さにはかなりの違いがありました。
おそらく尾びれ(と体全体)で発生する推進力を、実際の速度へ変換するのが上手な個体と、下手な個体がいるのかもしれません。
ただし、どんな個体でも、プールサイドにトリーターが近寄ってきて、おやつを貰える時にすっ飛んでいく際には、すさまじい水流を発生させます。
カロリーを消費してでも、エサを食べるという行為は大事なんだな~と。
なお、尾びれを動かさないで泳ぐときは、恐ろしく静かに泳いで(進んで)います。
まったく気配を感じずに、いきなり後ろからかまれたり(遊び)しました。
話を戻して、振動の認識。
取り合えず、認識をしているのが前提とし、次の問題はルアーの泳ぐ振動と音の違いは何か?という事です。
実はこれが、ルアーにおける音の世界をややこしくしている原因だと思っています。
一回のアクションのピッチに対して一回の音が出る事が通常ですが、細かいビーズを入れたものはこの限りではありません。
では、水中を泳ぐルアーの出す音は、魚は認識できているのか?と言うと高確率で認識しています。
海で素潜りをしていると、水中には様々な音があふれています。
岩がこすれる音(高音)や波のブレイクの音(低音)、その他にもなんだかよく解らない音であふれています。
ただ、陸上の音(声や騒音)は水中では消え、振動に近いモノ(足音等)しか伝わってきません。
そんな騒がしい水中に常に身を置く魚は、その中から特異な音を聞き分けていると考えてます。
当然人間の耳で聞く音とは異なっているはずです。
それを踏まえ、極端な答えを出すならば、ルアーの振動と音の違いは波の大きさです。
そう割り切った方が早い。
前回色の話しの前振りで話した、「魚は、ルアーをベイトとして認識しているのではなく、食べれそうな何かとして認識し、バイトしている」と言う考えが、ここでもまた当てはめられます。
ルアーが音を出す部位は、ウェイトの遊び(意図しようがしまいが)とフック、そしてリップ裏の気泡があります。
それぞれに音の質は異なりますが、どちらにせよ小魚はそんな音出しません。
それでも食ってくるならば、やはり「それは何か別の物」として口を使っています。
音は有りか無しか?の結論は、私は「有っても良い事が多い」です。
と、ここまでが、私が考えている、音の考え方。
ではそれを、フィールドでどう合わせていくかです。
長くなったので、この先は次回
- 2018年3月27日
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