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▼ 2019年TSST R1 プラクティス
- ジャンル:釣行記
2019 TSST R1 プラクティス
久しぶりにTSSTに参戦するという事で、月曜日から色々と頭の中が土曜の夜に向かって動き出す。
実は今回、参加を決めるにあたって悩んでいたことが一つあった。
それは、当日は嫁様が子供たちと一緒に、私の車で湘南の実家へ帰ってしまっているという事。
で、嫁様の車で出るしかないのだが、実はその嫁様の車がたまたま買い替えタイミングな事もあり、いつもお世話になっているKsY Auto(車屋さん)から借りている代車を使わなくてはならないのだ。
で、その代車にはETCが付いてない。
じつは過去に、TSSTの第1戦で2位になった時の釣りがあるのだが、その為にはアクアラインを往復しなくてはならない。
TSSTは東京湾と流入する河川がエリアなのだけど、港湾よりも磯や干潟の釣りが多くを占める私の釣りでは、当然釣りをするエリアは高速道路で移動する距離を中心に組み立てている。
でも、車にETCが付いてない。
おまけにETCカードは持ってかれた。
よって、今回は近場の港湾のみで勝負する必要がある。
けっこうな絶望感(笑)
なんせ、会場の夢の島マリーナまでも、下道で行かねばならないのだ。
となると、もう一つ問題があった。
それは、土曜の夜から日曜の朝にかけた大会の後、その日のお昼からキャスティングふじみ野店でのイベントに参加する予定なのだ。
6:00ウェイインで表彰式、7:30解散となると、そこから下道で帰ったら10:00近くに帰宅になる。
日曜日、荒川を渡るのに10:00台はきついなぁ・・・と。
でも、イベントはギリギリ間に合う予定で動ける。
もしも厳しかったら、最悪競技時間内にでも帰着申請して、お先に失礼をさせて戴くかなと。
そういう流れで、しかも主戦場は慣れていない東京港湾部。
ルールが3匹の長さで争うこの大会、普段の自分の釣りのスタンスとは大きく違う事も判っている。
どちらかと言うと、自分の釣りは一匹の価値を追うタイプだ。
それでも、無理を押してでも出たいなと思った理由は、苦手だからこそ挑戦していくのが楽しいと思ったからだ。
もちろん苦手と言っても、それなりに勝ちに行く算段は持って挑むつもりではあるのだが。
まぁ、数箇所ね、じつは企んでいたりするのよ(笑)
実績もあるし、魚も現段階では見えている。
あとは前日にプラで見に行って、釣りをせずに魚の所在だけ確認すればOK。
その場所を良く知る友人(TSST不参加)は、「今回優勝かもね」と気の早い事を言うほど、ちょっと強いパターンを持っていた。
ちなみに、TSST第1戦(3月)の例年の優勝ラインは、50cm後半×3本あたりになる。
実際は、50前半2本と60cm台みたいな組み合わせが多い。
トータル180cmを超えてくると、だいぶ優勝が見えるかな?と言ったところ。
ゆえに、まぐれの80cm1本の釣りではなく、港湾や河川の釣りをしっかりやれる人が、最終的に上位へと名を連ねてくるのがこの大会の特徴。
では、この段階で私が持っているパターンはと言うと、60cm3本狙える釣りであることは間違いない。
ただし、チャンスは少ない。
バタバタ釣れる中で60cmが混じるのではなく、ひたすら粘っていると60cmが単発で食ってくれるポイントで、季節感で言うと冬が終わらないパターンを想定している。
そのほかにバックアップで、運河筋の50cmがパタパタ出るパターンと、ワンドのピンスポットを周る事で拾っていくランガンがある。
ただし、このバックアップ、特にランガンの小場所は前日夜に確認しておく必要があった。
今回は大潮満潮から下げ始めにスタートを切るので、港湾部でハイタイドの釣りが成立する。
私は全くバチを絡めるつもりが無いので、このハイタイドはかなり重要な要素だった。
持っていた小場所はすべて、ハイタイドこそ成立する地形なので。
スタート直後の近場の小場所を周るべきか?それともメインのポイントで費やす時間を増やすべきか?
その為に、前日夜の上げ止まり(土曜日早朝の夜明け前)の確認はしておく必要があった。
木曜日からルアーの準備。
トーナメントなので、針のチェックとラインを交換しておく。

去年一年で、最も多くの魚を釣ってきたタピオス。

テールアイがここまで曲がっても水漏れはしていない。

ストラクチャータイトな釣りはどうしてもルアー破損がしやすいが、設計の段階からそれを想定して作ってきただけはある。
このルアーが、今回の釣りでも私を助けてくれるのだろうか。
準備は25時までかかった。
足りないものは明日揃える。

道具はすべてコンパクトに、ADヒップバッグへ。
翌日の金曜日は、仕事を終えたその足でHALへ行き、バックアップパターン用のルアーを補充させてもらった。
事情を話して、スタッフがそのルアーの準備をしていてくれた。
時間に追われる中でのこういう対応には、本当に感謝。
できれば良い成績で恩返しをしたいのだが。
TSSTは長丁場なので、体調を整えるため一度帰宅して花粉をしっかり落とし、アラームを掛けてベットに入った。
緊張で眠りは浅いけど、体を横にして目をつむるだけでも、かなり体は休まる。
アラームが鳴り、着替えて家を出た。
深夜なので、R254→春日通り→三つ目通りで晴海へ。
夜明けまで一時間のハイタイド。
絞り込みの為に、ココから昼までプラクティスをした。
夜明け(翌日のトーナメントタイムと同じ時間)までは、運河の小場所を数か所。
結果、風が強くて直接魚は見えないのだけど、水色も悪くないし強い北風はやむ方向なので、やはりスタート直後には来ることにする。
いったん休憩。
すき家の納豆定食♪

やっぱネギ大事だね~
休憩後は、湾奥の釣りが出来るポイントを探しに、新木場~豊洲~晴海~台場のあたりをあちらこちら。
途中で雪が降ってきたので、プラを終わりにした。
駐車場に入っちゃ出ての繰り返しで、恐ろしくお金が掛かってしまった。
しかし収穫はかなりあった。
驚いたのは、昔は入れなかった場所が、ほとんど入ることができるようになっていたこと。

中央防波堤の内側の大きな湾の中は、グルリと各方向から釣りが出来るようになっているので、この中だけでもポイントを変えていく事で、戦略的な釣りが成立するようになった。
どうしてもシーバスって、行き当たりばったり感がぬぐえない部分がある(まぁ海広いからね)のだけど、これだけ整ったら様々な要素での魚の動きを追う事ができるかもしれない。

ただ、これらのポイントの全てが、公園の遊歩道である。
とうぜんそこには、釣り人だけではなくジョギングやサイクリングなどで海辺を楽しむ人たちが大勢いるので、キャスト一つとってもかなり気を付ける必要があった。
せっかく行政が解放してくれたので、そのポイントでの釣りを継続することができるかどうかは、アングラーの行動にゆだねられていると感じた。
ココなら子供を連れてきて、家族で釣り出来そうだなと思った。
湾奥には、なかなかそういう場所は少なかったので、本当に嬉しい発見だと思う。
その為にも、事故だけは起こさないように気を付けないとね。
つづく
久しぶりにTSSTに参戦するという事で、月曜日から色々と頭の中が土曜の夜に向かって動き出す。
実は今回、参加を決めるにあたって悩んでいたことが一つあった。
それは、当日は嫁様が子供たちと一緒に、私の車で湘南の実家へ帰ってしまっているという事。
で、嫁様の車で出るしかないのだが、実はその嫁様の車がたまたま買い替えタイミングな事もあり、いつもお世話になっているKsY Auto(車屋さん)から借りている代車を使わなくてはならないのだ。
で、その代車にはETCが付いてない。
じつは過去に、TSSTの第1戦で2位になった時の釣りがあるのだが、その為にはアクアラインを往復しなくてはならない。
TSSTは東京湾と流入する河川がエリアなのだけど、港湾よりも磯や干潟の釣りが多くを占める私の釣りでは、当然釣りをするエリアは高速道路で移動する距離を中心に組み立てている。
でも、車にETCが付いてない。
おまけにETCカードは持ってかれた。
よって、今回は近場の港湾のみで勝負する必要がある。
けっこうな絶望感(笑)
なんせ、会場の夢の島マリーナまでも、下道で行かねばならないのだ。
となると、もう一つ問題があった。
それは、土曜の夜から日曜の朝にかけた大会の後、その日のお昼からキャスティングふじみ野店でのイベントに参加する予定なのだ。
6:00ウェイインで表彰式、7:30解散となると、そこから下道で帰ったら10:00近くに帰宅になる。
日曜日、荒川を渡るのに10:00台はきついなぁ・・・と。
でも、イベントはギリギリ間に合う予定で動ける。
もしも厳しかったら、最悪競技時間内にでも帰着申請して、お先に失礼をさせて戴くかなと。
そういう流れで、しかも主戦場は慣れていない東京港湾部。
ルールが3匹の長さで争うこの大会、普段の自分の釣りのスタンスとは大きく違う事も判っている。
どちらかと言うと、自分の釣りは一匹の価値を追うタイプだ。
それでも、無理を押してでも出たいなと思った理由は、苦手だからこそ挑戦していくのが楽しいと思ったからだ。
もちろん苦手と言っても、それなりに勝ちに行く算段は持って挑むつもりではあるのだが。
まぁ、数箇所ね、じつは企んでいたりするのよ(笑)
実績もあるし、魚も現段階では見えている。
あとは前日にプラで見に行って、釣りをせずに魚の所在だけ確認すればOK。
その場所を良く知る友人(TSST不参加)は、「今回優勝かもね」と気の早い事を言うほど、ちょっと強いパターンを持っていた。
ちなみに、TSST第1戦(3月)の例年の優勝ラインは、50cm後半×3本あたりになる。
実際は、50前半2本と60cm台みたいな組み合わせが多い。
トータル180cmを超えてくると、だいぶ優勝が見えるかな?と言ったところ。
ゆえに、まぐれの80cm1本の釣りではなく、港湾や河川の釣りをしっかりやれる人が、最終的に上位へと名を連ねてくるのがこの大会の特徴。
では、この段階で私が持っているパターンはと言うと、60cm3本狙える釣りであることは間違いない。
ただし、チャンスは少ない。
バタバタ釣れる中で60cmが混じるのではなく、ひたすら粘っていると60cmが単発で食ってくれるポイントで、季節感で言うと冬が終わらないパターンを想定している。
そのほかにバックアップで、運河筋の50cmがパタパタ出るパターンと、ワンドのピンスポットを周る事で拾っていくランガンがある。
ただし、このバックアップ、特にランガンの小場所は前日夜に確認しておく必要があった。
今回は大潮満潮から下げ始めにスタートを切るので、港湾部でハイタイドの釣りが成立する。
私は全くバチを絡めるつもりが無いので、このハイタイドはかなり重要な要素だった。
持っていた小場所はすべて、ハイタイドこそ成立する地形なので。
スタート直後の近場の小場所を周るべきか?それともメインのポイントで費やす時間を増やすべきか?
その為に、前日夜の上げ止まり(土曜日早朝の夜明け前)の確認はしておく必要があった。
木曜日からルアーの準備。
トーナメントなので、針のチェックとラインを交換しておく。

去年一年で、最も多くの魚を釣ってきたタピオス。

テールアイがここまで曲がっても水漏れはしていない。

ストラクチャータイトな釣りはどうしてもルアー破損がしやすいが、設計の段階からそれを想定して作ってきただけはある。
このルアーが、今回の釣りでも私を助けてくれるのだろうか。
準備は25時までかかった。
足りないものは明日揃える。

道具はすべてコンパクトに、ADヒップバッグへ。
翌日の金曜日は、仕事を終えたその足でHALへ行き、バックアップパターン用のルアーを補充させてもらった。
事情を話して、スタッフがそのルアーの準備をしていてくれた。
時間に追われる中でのこういう対応には、本当に感謝。
できれば良い成績で恩返しをしたいのだが。
TSSTは長丁場なので、体調を整えるため一度帰宅して花粉をしっかり落とし、アラームを掛けてベットに入った。
緊張で眠りは浅いけど、体を横にして目をつむるだけでも、かなり体は休まる。
アラームが鳴り、着替えて家を出た。
深夜なので、R254→春日通り→三つ目通りで晴海へ。
夜明けまで一時間のハイタイド。
絞り込みの為に、ココから昼までプラクティスをした。
夜明け(翌日のトーナメントタイムと同じ時間)までは、運河の小場所を数か所。
結果、風が強くて直接魚は見えないのだけど、水色も悪くないし強い北風はやむ方向なので、やはりスタート直後には来ることにする。
いったん休憩。
すき家の納豆定食♪

やっぱネギ大事だね~
休憩後は、湾奥の釣りが出来るポイントを探しに、新木場~豊洲~晴海~台場のあたりをあちらこちら。
途中で雪が降ってきたので、プラを終わりにした。
駐車場に入っちゃ出ての繰り返しで、恐ろしくお金が掛かってしまった。
しかし収穫はかなりあった。
驚いたのは、昔は入れなかった場所が、ほとんど入ることができるようになっていたこと。

中央防波堤の内側の大きな湾の中は、グルリと各方向から釣りが出来るようになっているので、この中だけでもポイントを変えていく事で、戦略的な釣りが成立するようになった。
どうしてもシーバスって、行き当たりばったり感がぬぐえない部分がある(まぁ海広いからね)のだけど、これだけ整ったら様々な要素での魚の動きを追う事ができるかもしれない。

ただ、これらのポイントの全てが、公園の遊歩道である。
とうぜんそこには、釣り人だけではなくジョギングやサイクリングなどで海辺を楽しむ人たちが大勢いるので、キャスト一つとってもかなり気を付ける必要があった。
せっかく行政が解放してくれたので、そのポイントでの釣りを継続することができるかどうかは、アングラーの行動にゆだねられていると感じた。
ココなら子供を連れてきて、家族で釣り出来そうだなと思った。
湾奥には、なかなかそういう場所は少なかったので、本当に嬉しい発見だと思う。
その為にも、事故だけは起こさないように気を付けないとね。
つづく
- 2019年3月29日
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