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▼ 2018秋の遠征2
- ジャンル:釣行記
つづき
アクアラインを渡ってから少し休憩をして、予定よりも少し早い時間にタケさんと合流した。
ホントは今回の遠征は、一台の車で移動をする予定だったけど、「肺炎はうつる」という事で申し訳ないが常に2台での移動となった。
今回は体調が悪いのに無理してでも遠征を押し通したのは、ちょっと迷惑かも知れないなと思いつつ、それでもどうしてもこの秋の一番おいしいタイミングをこの川でやっておきたかった。
去年は何度か通って、少し川の感じがつかめたのもあるし、その後もタケさんがある程度の頻度で足を運び、良い釣りを何回かしているのを聞いている。
なんとなく、この遠征を外すと、積み上げたものが崩れちゃうような気がしてならなかった。
時系列での積み上げだけではなく、気持ちの上での積み上げが。
ただ、体調の悪化は紛れもない事実なので、2泊3日は恐らく無理かもしれない。
今夜、そして明日の夜をやって、そのまま埼玉へ帰る可能性が強い。
そうすると、長期遠征というよりも、いつもの短期勝負になるかなぁと。
そんなことをぼんやりと思いながら、車を走らせて目的の川へ向かった。
夜の直前に駐車ポイントへ到着し、いったん橋の上から川面を見て、狙いを話してからポイントへ向かう。

遠征でいちばん楽しい時間。
この川はタイドが影響するけどかなり浅いので、満潮前後が狙い目となる。
そうすると大潮周りでは必然的に夕マズメ以降の下げか、朝マズメ前後が勝負どころとなる。
第1夜目の下げの場所は、最近タケさんが発見したという新しい場所を見に行くことにした。
ちなみにこの発見とは、釣れる場所の発見ではなく、川へ降りられる場所の発見の事を言う。
というのも、この川、かなりのV字谷になっているため、人が川岸に近寄れる場所がかなり限られている。
その為、計画では昼間にゴムボートでエリア全体を探ってみる事も検討していたが、これも肺炎のおかげで計画遂行は困難と判断した。
竹藪に囲まれた崖を降りて、幾ばかしのテトラとそこに流木が突き刺さるポイントへ。
谷の底を滔々と流れる川はヒッソリと静まり返り、森の黒が星明りの夜空に覆いかぶさっている。
これは足元かも知れないな・・・
ライトを小さく焚いてルアーを付け、黒い川にそっと流し込む。
しかし反応なない。
足元を確認する為、手のひらで絞り込んでライトをつけ、川面に光を落とさないように後ろを照らす。
クラッと来て、隣のテトラへ片足を飛ばすが、間に合わずに半身コケた。
すると、25cmを超す大きなハゼが、テトラの隙間に堆積した砂へ腹を付け、エラを動かすたびに砂煙が立つのが見えた。
狭く四角い、微妙にフィッティングの悪いテトラの足場。
万が一の事も考えて、釣り的にはマイナスだけど2歩下がった場所にある、平面が大きい護岸に移る。
腰を添えて数時間ほどキャストしてみるが、残念ながらめぼしい反応はなく潮が大きく下げたところで一度上がった。
干潮付近は思い切って河口へ移動。
しかしこちらもいまいちな様子で、いったん上がってから食事をして、上流の本命ポイントの満潮まで仮眠をとることにした。
潮があげて来るまでの数時間。
薬のせいもあって、かなり深い眠りに着けた。
朝マズメ前のアラームで目を覚まし、タケさんを起こしてポイントへ向かう。
体は鉛のように重たいが、今回の遠征の最初で最後の勝負所と思い、気を引き締めてウェーディングをした。
左から右へ、黒い川は流れる。
2日前の雨の影響から、かなり流れは太い。
まぁ、川の釣りなのでソコソコの流れは歓迎ではあるが、ゴミがかなり多いのが気になった。
ペニーサックを入れて様子を見るが、立ち位置上の問題で流れを受けすぎる。
バボラのフローティングに変えて少し様子を見ていると、うっすらと空が明るくなってきた。
そして、みるみる間に水位が下がりだす。
バボラではボトムをするので、Gozzo12のフローティングへ変えた数投後にバイトが出た。
ルアー云々ではなく、たぶん朝マズメのモーニングの始まり。
何回かの空振りの後にゴスッと乗った。

目指しているサイズではないけど、嬉しい一匹。
その後、谷間に日がさしてから、紅葉が始まった渓谷の美しさに気が付いた。
いいねぇ、こういう所でシーバス釣りたかったんだよね。

紅葉シーバスってなかなかできないのよね。
この川は、流域が短くすぐに渓谷になるから、川にスズキが居る時期と紅葉をシンクロさせることができる。
実はこの直前に今日一サイズを掛けたんだけど、なんかぎこちないファイトの末にポロリした。
最後、ちょっと強引すぎたなぁと。
だけど、強引に行かなかったら遣られちゃったんだろうけどね。
ここ数年、そういう部分の歯切れの悪さが少し目立つかな。
水から上がり、寝床を探しに移動をした。
つづく
アクアラインを渡ってから少し休憩をして、予定よりも少し早い時間にタケさんと合流した。
ホントは今回の遠征は、一台の車で移動をする予定だったけど、「肺炎はうつる」という事で申し訳ないが常に2台での移動となった。
今回は体調が悪いのに無理してでも遠征を押し通したのは、ちょっと迷惑かも知れないなと思いつつ、それでもどうしてもこの秋の一番おいしいタイミングをこの川でやっておきたかった。
去年は何度か通って、少し川の感じがつかめたのもあるし、その後もタケさんがある程度の頻度で足を運び、良い釣りを何回かしているのを聞いている。
なんとなく、この遠征を外すと、積み上げたものが崩れちゃうような気がしてならなかった。
時系列での積み上げだけではなく、気持ちの上での積み上げが。
ただ、体調の悪化は紛れもない事実なので、2泊3日は恐らく無理かもしれない。
今夜、そして明日の夜をやって、そのまま埼玉へ帰る可能性が強い。
そうすると、長期遠征というよりも、いつもの短期勝負になるかなぁと。
そんなことをぼんやりと思いながら、車を走らせて目的の川へ向かった。
夜の直前に駐車ポイントへ到着し、いったん橋の上から川面を見て、狙いを話してからポイントへ向かう。

遠征でいちばん楽しい時間。
この川はタイドが影響するけどかなり浅いので、満潮前後が狙い目となる。
そうすると大潮周りでは必然的に夕マズメ以降の下げか、朝マズメ前後が勝負どころとなる。
第1夜目の下げの場所は、最近タケさんが発見したという新しい場所を見に行くことにした。
ちなみにこの発見とは、釣れる場所の発見ではなく、川へ降りられる場所の発見の事を言う。
というのも、この川、かなりのV字谷になっているため、人が川岸に近寄れる場所がかなり限られている。
その為、計画では昼間にゴムボートでエリア全体を探ってみる事も検討していたが、これも肺炎のおかげで計画遂行は困難と判断した。
竹藪に囲まれた崖を降りて、幾ばかしのテトラとそこに流木が突き刺さるポイントへ。
谷の底を滔々と流れる川はヒッソリと静まり返り、森の黒が星明りの夜空に覆いかぶさっている。
これは足元かも知れないな・・・
ライトを小さく焚いてルアーを付け、黒い川にそっと流し込む。
しかし反応なない。
足元を確認する為、手のひらで絞り込んでライトをつけ、川面に光を落とさないように後ろを照らす。
クラッと来て、隣のテトラへ片足を飛ばすが、間に合わずに半身コケた。
すると、25cmを超す大きなハゼが、テトラの隙間に堆積した砂へ腹を付け、エラを動かすたびに砂煙が立つのが見えた。
狭く四角い、微妙にフィッティングの悪いテトラの足場。
万が一の事も考えて、釣り的にはマイナスだけど2歩下がった場所にある、平面が大きい護岸に移る。
腰を添えて数時間ほどキャストしてみるが、残念ながらめぼしい反応はなく潮が大きく下げたところで一度上がった。
干潮付近は思い切って河口へ移動。
しかしこちらもいまいちな様子で、いったん上がってから食事をして、上流の本命ポイントの満潮まで仮眠をとることにした。
潮があげて来るまでの数時間。
薬のせいもあって、かなり深い眠りに着けた。
朝マズメ前のアラームで目を覚まし、タケさんを起こしてポイントへ向かう。
体は鉛のように重たいが、今回の遠征の最初で最後の勝負所と思い、気を引き締めてウェーディングをした。
左から右へ、黒い川は流れる。
2日前の雨の影響から、かなり流れは太い。
まぁ、川の釣りなのでソコソコの流れは歓迎ではあるが、ゴミがかなり多いのが気になった。
ペニーサックを入れて様子を見るが、立ち位置上の問題で流れを受けすぎる。
バボラのフローティングに変えて少し様子を見ていると、うっすらと空が明るくなってきた。
そして、みるみる間に水位が下がりだす。
バボラではボトムをするので、Gozzo12のフローティングへ変えた数投後にバイトが出た。
ルアー云々ではなく、たぶん朝マズメのモーニングの始まり。
何回かの空振りの後にゴスッと乗った。

目指しているサイズではないけど、嬉しい一匹。
その後、谷間に日がさしてから、紅葉が始まった渓谷の美しさに気が付いた。
いいねぇ、こういう所でシーバス釣りたかったんだよね。

紅葉シーバスってなかなかできないのよね。
この川は、流域が短くすぐに渓谷になるから、川にスズキが居る時期と紅葉をシンクロさせることができる。
実はこの直前に今日一サイズを掛けたんだけど、なんかぎこちないファイトの末にポロリした。
最後、ちょっと強引すぎたなぁと。
だけど、強引に行かなかったら遣られちゃったんだろうけどね。
ここ数年、そういう部分の歯切れの悪さが少し目立つかな。
水から上がり、寝床を探しに移動をした。
つづく
- 2018年10月30日
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