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▼ 外房と夜釣りデビュー
- ジャンル:釣行記
夜釣りに初めて行ったのって、何時だったかなぁ。
我が家は釣りをする家では無かった。
理由は、父方の祖父が釣り師だった為だ。
関東の和竿師であり、千曲川の漁師という家で育った長男の父は、幼いころから祖父が獲ってきた魚の処理をひたすらやらされてきた心の傷がありw、自分は一切釣りというものをしたいと思わなくなったと語っていた。
わたしが小さいころ、その和竿を遺品としてすべて戴いたのだが、価値を一切知らない母が「汚い釣り竿」と言う名目ですべて捨てた・・・
そういう家で育ちながらも釣りに興味を持った理由は、父の会社の同僚(遠い親族)に海釣り師がいたからだ。
そして、母方の叔父さんは山梨出身で、笛吹川の遊びを教えてくれた。
この二人は、ちょいちょい一緒に釣りに行っていたようだ。
たぶん最初の夜釣りはその人達に連れていってもらった、小学生の時の外房だと思う。
場所は大原か、勝浦の港。
当時は半日かかって、外房へ向かった記憶がある。
その釣行は夜釣りが目的では無く、翌朝のヒラメ釣り(船)の為に前夜から港入りし、その合間にやっていた記憶がある。
車に弱かった私(実は今でも弱い)は、いつもかなりしんどい想いをして連れて行ってもらっていたが、外房の海沿いに出た時の潮の香りをかげば、そんな苦労も吹き飛んだものだ。
ただ、帰りはいつも死んでいたw
船と車のダブルパンチ。
そのころ毎回寄っていたのが、勝山の住吉飯店(たぶん今の場所と違う?)。
酔っている時のエビソバの破壊力は幼心に、強烈なトラウマとして残った。
後に自分の車で行ける年齢となり、真っ先にこの心の傷を払拭しに行き、あの後から後から泉のように湧き出てくるエビをすべてやっつけた時の達成感に満ちた私の顔を見た友人たちは、全く意味が分からずにただポカンと阿呆を見るまなざしを向けるだけであった。
達成感なんてのは、所詮そんなものだw
さて、今回は凪チンの初めての夜釣りデビュー。
ボートのナイトシーバスはやったけど、おかっぱりでちゃんとした夜の釣りは今回が初めてで、しかも外房の外洋にロッドを振るのも初めてかも知れない。
土曜日の夜が明ける前の早朝に出発し、朝マズメには大原周辺に着いた。
今回ここへ来たのは、タケさんの息子と一緒に「子供たちの為の釣り」をしたいね!ってことでやってきた。
じつは一週間前にはイワシが接岸し、横浜釣りフェスの期間中にプチフィーバーが数日在ったのだ。
もしそれが少しでも残っていれば・・・と、ほんのちょっとだけ期待をしてはいた。

初めての外洋に向けた釣りで、ちょっとビビりつつもキャストを繰り返す。
だがしかし。。。
反応は全くない。
まぁ、青物ってそういうもんだよね。
その後は何箇所かのサーフを周るも、ノーバイトで終わった。

去年の渓流釣り以来に合う二人は、最初は少しぎこちなかったものも直ぐに打ち解けたみたいで、嬉しそうにゲームの話しなんかをしている。
釣れなくて右往左往するのは、やはり大人だけなんだ。
予定通り昼過ぎに一度タケさんの工房へ戻り、夜釣りの為にしっかりと寝る事にした。
夜の部の釣り物は、港の中の小物釣り。
夕マズメを過ぎて出発し晩飯を取り、釣具屋行ったりコンビニで遊んだりしてからチョット走って大きな港へ行く。
この港は先月、港内にセイゴが結構溜まっていたので、子供たちには安全に遊んでもらえると踏んできた。
準備をしてあげてさっそく、一投目で二人して何かを釣り上げた。

ソゲ(ヒラメの子供)のダブルヒット♪
これは珍しいね。
その後もポツポツと拾い釣りをし、それなりに楽しんでくれた頃には凪チンは眠くなったようで、釣りの手が止まりだす。
時計を見ると、確かにいつもならとっくに寝ている時間だ。
雨も降りだしたので、「工房へ戻ってお菓子パーティーがしたい」という事で釣りを切り上げた。
が、しかし。。。
車に乗って数分で深い眠りに着き、そこから起きてパーティなんか出来るわけないね(笑)
タケさんと寝酒を一杯やって、明日の朝は雨でもうダメだから、コイの釣り堀でも行って解散しようという事になった。
屋根を叩く雨音に耳を傾け、明日の朝雪になったら帰れないかなぁ・・・なんて考えつつ深い眠りに落ちた。
つうかすでに3時だし。
翌朝、凪が8時には起きて、パーティーがどうだのとかどこに釣りに行くのかだのと騒ぎだす。
これも子供の特権か・・・
さすがにこの時間じゃまだタケさんは起きてないので、「昨日は遅かったんだからもう少し寝なさい」と誤魔化して、寝袋に潜り込むのだが、一度起きた子供は絶対に寝ない(涙)
スマホで一緒に動画を見ながら、昨晩買っておいたおやつをボリボリとかじって時間をつぶし待つと、昼頃にタケさん親子がやってきた。
外は雨。
よって、屋根付きの釣り堀に行くことになった。
邦楽的には帰り方向なので、部屋の後片付けをして出発。
途中、お昼ご飯は地元で有名らしいカレー。
最近は凪チンも食欲旺盛なので、二人でペロリと。

誰かがカレーは飲み物と言っていたなぁ。
そこから高速に乗って君津の釣り堀へ。

屋内でまだまともなのだろうが、かなり寒い。
しかもなぜか私の場所は、天井の雨漏りでたまに水が垂れて来るし!
釣りの方はと言うと、実は凪チンは餌付けが苦手なので、私がちょいちょいやってあげるのだけど、今回は初めて最初から最後まで自分で全てを通しでやれることができた。
やはり親とだけの釣りではなく、友達がいるとそういう部分も積極的に頑張るみたいだね。
甘えるのがちょっと恥ずかしかったりするのは、自立のためには良い事なんだと思う。
だけど、この釣り堀はそんなに甘くないww
エサが付けられるだけではダメで、餌の練り具合や大きさでけっこう釣果が変わる。
でも、釣りってそういう所の工夫をする事がすごく大事だから、ある意味では
すごくいい勉強になったんじゃないかなと思う。

二人で12㎏。
すっかり夕方になり、ここで解散となった。
館山道の分かれ道、車の窓からずっと手を振っている子供たちの姿が印象的だった。
夕闇が迫るアクアラインを渡る時、海が凄く奇麗だと言った。
ナギはこの日の釣りを、大人になっても覚えているだろうか。
そんな事を、ふと思った。
我が家は釣りをする家では無かった。
理由は、父方の祖父が釣り師だった為だ。
関東の和竿師であり、千曲川の漁師という家で育った長男の父は、幼いころから祖父が獲ってきた魚の処理をひたすらやらされてきた心の傷がありw、自分は一切釣りというものをしたいと思わなくなったと語っていた。
わたしが小さいころ、その和竿を遺品としてすべて戴いたのだが、価値を一切知らない母が「汚い釣り竿」と言う名目ですべて捨てた・・・
そういう家で育ちながらも釣りに興味を持った理由は、父の会社の同僚(遠い親族)に海釣り師がいたからだ。
そして、母方の叔父さんは山梨出身で、笛吹川の遊びを教えてくれた。
この二人は、ちょいちょい一緒に釣りに行っていたようだ。
たぶん最初の夜釣りはその人達に連れていってもらった、小学生の時の外房だと思う。
場所は大原か、勝浦の港。
当時は半日かかって、外房へ向かった記憶がある。
その釣行は夜釣りが目的では無く、翌朝のヒラメ釣り(船)の為に前夜から港入りし、その合間にやっていた記憶がある。
車に弱かった私(実は今でも弱い)は、いつもかなりしんどい想いをして連れて行ってもらっていたが、外房の海沿いに出た時の潮の香りをかげば、そんな苦労も吹き飛んだものだ。
ただ、帰りはいつも死んでいたw
船と車のダブルパンチ。
そのころ毎回寄っていたのが、勝山の住吉飯店(たぶん今の場所と違う?)。
酔っている時のエビソバの破壊力は幼心に、強烈なトラウマとして残った。
後に自分の車で行ける年齢となり、真っ先にこの心の傷を払拭しに行き、あの後から後から泉のように湧き出てくるエビをすべてやっつけた時の達成感に満ちた私の顔を見た友人たちは、全く意味が分からずにただポカンと阿呆を見るまなざしを向けるだけであった。
達成感なんてのは、所詮そんなものだw
さて、今回は凪チンの初めての夜釣りデビュー。
ボートのナイトシーバスはやったけど、おかっぱりでちゃんとした夜の釣りは今回が初めてで、しかも外房の外洋にロッドを振るのも初めてかも知れない。
土曜日の夜が明ける前の早朝に出発し、朝マズメには大原周辺に着いた。
今回ここへ来たのは、タケさんの息子と一緒に「子供たちの為の釣り」をしたいね!ってことでやってきた。
じつは一週間前にはイワシが接岸し、横浜釣りフェスの期間中にプチフィーバーが数日在ったのだ。
もしそれが少しでも残っていれば・・・と、ほんのちょっとだけ期待をしてはいた。

初めての外洋に向けた釣りで、ちょっとビビりつつもキャストを繰り返す。
だがしかし。。。
反応は全くない。
まぁ、青物ってそういうもんだよね。
その後は何箇所かのサーフを周るも、ノーバイトで終わった。

去年の渓流釣り以来に合う二人は、最初は少しぎこちなかったものも直ぐに打ち解けたみたいで、嬉しそうにゲームの話しなんかをしている。
釣れなくて右往左往するのは、やはり大人だけなんだ。
予定通り昼過ぎに一度タケさんの工房へ戻り、夜釣りの為にしっかりと寝る事にした。
夜の部の釣り物は、港の中の小物釣り。
夕マズメを過ぎて出発し晩飯を取り、釣具屋行ったりコンビニで遊んだりしてからチョット走って大きな港へ行く。
この港は先月、港内にセイゴが結構溜まっていたので、子供たちには安全に遊んでもらえると踏んできた。
準備をしてあげてさっそく、一投目で二人して何かを釣り上げた。

ソゲ(ヒラメの子供)のダブルヒット♪
これは珍しいね。
その後もポツポツと拾い釣りをし、それなりに楽しんでくれた頃には凪チンは眠くなったようで、釣りの手が止まりだす。
時計を見ると、確かにいつもならとっくに寝ている時間だ。
雨も降りだしたので、「工房へ戻ってお菓子パーティーがしたい」という事で釣りを切り上げた。
が、しかし。。。
車に乗って数分で深い眠りに着き、そこから起きてパーティなんか出来るわけないね(笑)
タケさんと寝酒を一杯やって、明日の朝は雨でもうダメだから、コイの釣り堀でも行って解散しようという事になった。
屋根を叩く雨音に耳を傾け、明日の朝雪になったら帰れないかなぁ・・・なんて考えつつ深い眠りに落ちた。
つうかすでに3時だし。
翌朝、凪が8時には起きて、パーティーがどうだのとかどこに釣りに行くのかだのと騒ぎだす。
これも子供の特権か・・・
さすがにこの時間じゃまだタケさんは起きてないので、「昨日は遅かったんだからもう少し寝なさい」と誤魔化して、寝袋に潜り込むのだが、一度起きた子供は絶対に寝ない(涙)
スマホで一緒に動画を見ながら、昨晩買っておいたおやつをボリボリとかじって時間をつぶし待つと、昼頃にタケさん親子がやってきた。
外は雨。
よって、屋根付きの釣り堀に行くことになった。
邦楽的には帰り方向なので、部屋の後片付けをして出発。
途中、お昼ご飯は地元で有名らしいカレー。
最近は凪チンも食欲旺盛なので、二人でペロリと。

誰かがカレーは飲み物と言っていたなぁ。
そこから高速に乗って君津の釣り堀へ。

屋内でまだまともなのだろうが、かなり寒い。
しかもなぜか私の場所は、天井の雨漏りでたまに水が垂れて来るし!
釣りの方はと言うと、実は凪チンは餌付けが苦手なので、私がちょいちょいやってあげるのだけど、今回は初めて最初から最後まで自分で全てを通しでやれることができた。
やはり親とだけの釣りではなく、友達がいるとそういう部分も積極的に頑張るみたいだね。
甘えるのがちょっと恥ずかしかったりするのは、自立のためには良い事なんだと思う。
だけど、この釣り堀はそんなに甘くないww
エサが付けられるだけではダメで、餌の練り具合や大きさでけっこう釣果が変わる。
でも、釣りってそういう所の工夫をする事がすごく大事だから、ある意味では
すごくいい勉強になったんじゃないかなと思う。

二人で12㎏。
すっかり夕方になり、ここで解散となった。
館山道の分かれ道、車の窓からずっと手を振っている子供たちの姿が印象的だった。
夕闇が迫るアクアラインを渡る時、海が凄く奇麗だと言った。
ナギはこの日の釣りを、大人になっても覚えているだろうか。
そんな事を、ふと思った。
- 2020年1月31日
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私も父に連れられて住吉飯店に行った記憶があります。もちろんエビソバ。
自分で運転できるようになって、一人で行った時は、なんとも言えないドキドキ感を味わいました。村越さんのサインを見て、さらにドキドキしました。笑
きっといつか、父と行った記憶を思い返す時があると思います。
ちなみに、ニコニコドライブインも父との思い出の場所です。
2ken203
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