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▼ ウェーディングの時に着る服
- ジャンル:釣り具インプレ
冬の干潟はマジで寒い!
と、いう事で、前回の釣行から冬支度に衣替え。
まずは頭から。

メッシュキャップから、頭と耳の保温性の良いニットタイプへ。
初冬はウェアー変えずに、これだけでもかなり乗り切れる♪
さて、東京湾でやる分にはウェーダーはハイブリッドで一年を通せるが、アウターはさすがに冬用の物を使う。
というか、長時間海に突っ立ているこの釣りだからこそ、アウターには最大限気を使うべき。
昔は「いっぱい着ればいい」で押し通していた。
実際にアウトドアメーカーのレインウェアーの下に、たっぷりと着込んで数時間の釣りをしていたが、それが快適だったか?と問われると、決してそうとは言えない事実がある。
ウェーディングでは、まずどこから濡れるか。
じつは肘が最初に濡れる。
理由は簡単で、リトリーブの際に肘は脇腹のあたりに来るので、腰水位で釣りをしていればちょっとした波ですぐに肘が水についてしまう。
ディープウェーディングをするとき、移動の際には誰もが「濡れないように」と気を付けるだろうが、釣りを始めるとあっという間にそんなことは忘れてしまうものだ。
そして次に濡れるのが、手首周り。
ロッドティップを常に高くする為に、リールやルアー、ラインなどの水滴は常にグローブを伝って手首からじわじわと浸水してくる。
そして魚をランディングする時、最も濡れるのもこの部位だ。
だから、できるだけ肘を上げて、手首位置を下げる工夫をする。
めちゃくちゃ疲れるけど、一番深い時はそうやって耐える。
ウェーディングをやっているアングラーにとっては当たり前すぎる話なのだが、20年やっていても慣れる事はなく、今こうやって書いていても不快になる。
特に冬なんて、魚が掛かるとまず最初にこの「手首濡らしたくない」が頭によぎるぐらい。
しかも、40cmぐらいの時が一番濡れる気がする(笑)
では、どうしても濡れる事が多いこの釣りにおいて、レインウェアーの下に着ぶくれするほど着込んだ場合はどうなるか。
実は、必要以上に濡れ、しかもめっちゃ寒くなるのだ。
ウェアーによる保温とは、体温で温まった空気の層を外に逃がさない事を言う。
沢山着るという事は、そういう意味では空気の層をたくさんまとう事であり、一切動かないのならば確かに温かくなる。
しかし、ウェーディングの釣りは、かなりの運動量。
抵抗の強い水の中を歩き回り、年がら年中上半身だけでキャストを繰り返し、罰ゲームのように肘を常に持ち上げ続ける。
着ぶくれするほど着込むと、まずポイントへ到着する時点で汗だくになる。
ウェーディング中は着たものを脱いで、チョイ置きするような場所はない。
結果、一生懸命フロントジッパーを下げて、ギリギリの水位でパタパタ仰ぐぐらいしか、やれることはない。
その為に、アンダーウェアーには大量の汗がしみこんで、じっとりと濡れて体温を奪っていく。
寒さは体力を奪う。
やがて肘も下がり、手首位置は上がる。
また濡れる(涙)
大量に着込んだその服は、毛細管現象を起こしてさらに水分を吸いこんでいく。
酷い時は肩まで濡れていることもあった。
もはやそれが、汗なのか海水なのかは解からないが。
下半身は冷水にパックされた状態で、湿気満々の水上に上半身を出し、ひたすらカーボンの棒を振る。
たまに猛烈な勢いでルアーを引っ手繰っていく魚にアドレナリンは出っぱなしになり、ランディングではスプラッシュを大量に浴びる。
波も来る。
風も吹く。
エイは踏む。
ぶっちゃけ、環境としてかなり悪いのだ。
アウトドアメーカーのウェアーは、そんな環境を想定しているものはかなり少ない。
もうこれは、20年以上やっての事実なので、どうにもならない事かと思う。
しかし、それでも「いかに快適にするか」を考えた結果、一つの答えにたどり着いた。
それは「出来るだけ薄着にする」だった。
正確に言えば、「空気の入れ替えが速くできるウェアーにする」だね。
これはアングラーズデザインのウェーディング用防寒着。
【ウェーディングヒートジャケット】
なにがウェーディング用かというと、ショート丈になっているところ。
ウェーディングでは絶対にアウターを外に出さねばならない(安全のため)のだが、その時に濡れる量が少なくて済む丈になっている。
ウェアー自体が空気の層を持つので、もちろん通常のレインウェアーに比べ防寒性に間違いはない。
私は最も寒い時期でも、このウェアーの下にヒートテック(肌着)とフリース素材の中間着のみでウェーディングをしている。(歩かない時はカイロも使うがw)
ちなみに中間着はパーカーの時も多いけど、実はパーカーってアウターを着る釣りでライジャケをするときはあんまり向かないよね。肩が凝りやすい。
薄着の良いところは、歩いて汗をかいたら、さっとチャックを開けてすぐに換気できる事だ。
とにかく汗による湿気を外に出す。
寒けりゃフードをかぶってチャックを上まで閉めれば、今度は温まった空気の層を逃がさない。
これが、着ぶくれするほど着込んでしまうと、絶対にできない上に、しかも服の重さがキャストの邪魔をしてしまうのだ。
また、万が一の転倒時の、安全性(機動性)も雲泥の差が出る。
だからこそ、アウターの防寒性は、高ければ高いほど良い。
もちろん、キャストの邪魔にならない、きちんとした設計のされている物で。
アングラーズデザインのウェアーは、全て「快適に釣りをする為」に作られているので、その辺はもちろんバッチリ。
ただ、お値段は高いと思うかもしれない。
しかし、良いものを長く着ると考えた場合は、決して無駄にはならないと思う。
私はこのウェーディングヒートジャケットを、5年近く使っているがいまだに不都合は起きていない。
メンテナンスは「帰ったらチャック周りを水で流す」で、天気が良い日に水につけて塩抜きをする程度。
近年は各メーカー、ショート丈のウェーディング用防寒着が出そろった感がある。
もちろん着るものなので、デザインやサイズによる好き嫌いはあると思う。
ただ、性能がものを言うジャンルなので、しっかりと見極めて購入することをお勧めする。
防寒なのに寒くって、中にいっぱい着たら意味がない。
また、キャストで肩に負担が掛かる物も、避けた方がいいので、お店で試着する時は中間着を合わせていく方が良い。
できればその状態でライジャケを着させてもらえば、よりフィット感が判ると思う。
失敗しないウェアー選びは、真冬の釣りではとっても大事。
ほんと、釣果に影響します♪
と、いう事で、前回の釣行から冬支度に衣替え。
まずは頭から。

メッシュキャップから、頭と耳の保温性の良いニットタイプへ。
初冬はウェアー変えずに、これだけでもかなり乗り切れる♪
さて、東京湾でやる分にはウェーダーはハイブリッドで一年を通せるが、アウターはさすがに冬用の物を使う。
というか、長時間海に突っ立ているこの釣りだからこそ、アウターには最大限気を使うべき。
昔は「いっぱい着ればいい」で押し通していた。
実際にアウトドアメーカーのレインウェアーの下に、たっぷりと着込んで数時間の釣りをしていたが、それが快適だったか?と問われると、決してそうとは言えない事実がある。
ウェーディングでは、まずどこから濡れるか。
じつは肘が最初に濡れる。
理由は簡単で、リトリーブの際に肘は脇腹のあたりに来るので、腰水位で釣りをしていればちょっとした波ですぐに肘が水についてしまう。
ディープウェーディングをするとき、移動の際には誰もが「濡れないように」と気を付けるだろうが、釣りを始めるとあっという間にそんなことは忘れてしまうものだ。
そして次に濡れるのが、手首周り。
ロッドティップを常に高くする為に、リールやルアー、ラインなどの水滴は常にグローブを伝って手首からじわじわと浸水してくる。
そして魚をランディングする時、最も濡れるのもこの部位だ。
だから、できるだけ肘を上げて、手首位置を下げる工夫をする。
めちゃくちゃ疲れるけど、一番深い時はそうやって耐える。
ウェーディングをやっているアングラーにとっては当たり前すぎる話なのだが、20年やっていても慣れる事はなく、今こうやって書いていても不快になる。
特に冬なんて、魚が掛かるとまず最初にこの「手首濡らしたくない」が頭によぎるぐらい。
しかも、40cmぐらいの時が一番濡れる気がする(笑)
では、どうしても濡れる事が多いこの釣りにおいて、レインウェアーの下に着ぶくれするほど着込んだ場合はどうなるか。
実は、必要以上に濡れ、しかもめっちゃ寒くなるのだ。
ウェアーによる保温とは、体温で温まった空気の層を外に逃がさない事を言う。
沢山着るという事は、そういう意味では空気の層をたくさんまとう事であり、一切動かないのならば確かに温かくなる。
しかし、ウェーディングの釣りは、かなりの運動量。
抵抗の強い水の中を歩き回り、年がら年中上半身だけでキャストを繰り返し、罰ゲームのように肘を常に持ち上げ続ける。
着ぶくれするほど着込むと、まずポイントへ到着する時点で汗だくになる。
ウェーディング中は着たものを脱いで、チョイ置きするような場所はない。
結果、一生懸命フロントジッパーを下げて、ギリギリの水位でパタパタ仰ぐぐらいしか、やれることはない。
その為に、アンダーウェアーには大量の汗がしみこんで、じっとりと濡れて体温を奪っていく。
寒さは体力を奪う。
やがて肘も下がり、手首位置は上がる。
また濡れる(涙)
大量に着込んだその服は、毛細管現象を起こしてさらに水分を吸いこんでいく。
酷い時は肩まで濡れていることもあった。
もはやそれが、汗なのか海水なのかは解からないが。
下半身は冷水にパックされた状態で、湿気満々の水上に上半身を出し、ひたすらカーボンの棒を振る。
たまに猛烈な勢いでルアーを引っ手繰っていく魚にアドレナリンは出っぱなしになり、ランディングではスプラッシュを大量に浴びる。
波も来る。
風も吹く。
エイは踏む。
ぶっちゃけ、環境としてかなり悪いのだ。
アウトドアメーカーのウェアーは、そんな環境を想定しているものはかなり少ない。
もうこれは、20年以上やっての事実なので、どうにもならない事かと思う。
しかし、それでも「いかに快適にするか」を考えた結果、一つの答えにたどり着いた。
それは「出来るだけ薄着にする」だった。
正確に言えば、「空気の入れ替えが速くできるウェアーにする」だね。

これはアングラーズデザインのウェーディング用防寒着。
【ウェーディングヒートジャケット】
なにがウェーディング用かというと、ショート丈になっているところ。
ウェーディングでは絶対にアウターを外に出さねばならない(安全のため)のだが、その時に濡れる量が少なくて済む丈になっている。
ウェアー自体が空気の層を持つので、もちろん通常のレインウェアーに比べ防寒性に間違いはない。
私は最も寒い時期でも、このウェアーの下にヒートテック(肌着)とフリース素材の中間着のみでウェーディングをしている。(歩かない時はカイロも使うがw)
ちなみに中間着はパーカーの時も多いけど、実はパーカーってアウターを着る釣りでライジャケをするときはあんまり向かないよね。肩が凝りやすい。
薄着の良いところは、歩いて汗をかいたら、さっとチャックを開けてすぐに換気できる事だ。
とにかく汗による湿気を外に出す。
寒けりゃフードをかぶってチャックを上まで閉めれば、今度は温まった空気の層を逃がさない。
これが、着ぶくれするほど着込んでしまうと、絶対にできない上に、しかも服の重さがキャストの邪魔をしてしまうのだ。
また、万が一の転倒時の、安全性(機動性)も雲泥の差が出る。
だからこそ、アウターの防寒性は、高ければ高いほど良い。
もちろん、キャストの邪魔にならない、きちんとした設計のされている物で。
アングラーズデザインのウェアーは、全て「快適に釣りをする為」に作られているので、その辺はもちろんバッチリ。
ただ、お値段は高いと思うかもしれない。
しかし、良いものを長く着ると考えた場合は、決して無駄にはならないと思う。
私はこのウェーディングヒートジャケットを、5年近く使っているがいまだに不都合は起きていない。
メンテナンスは「帰ったらチャック周りを水で流す」で、天気が良い日に水につけて塩抜きをする程度。
近年は各メーカー、ショート丈のウェーディング用防寒着が出そろった感がある。
もちろん着るものなので、デザインやサイズによる好き嫌いはあると思う。
ただ、性能がものを言うジャンルなので、しっかりと見極めて購入することをお勧めする。
防寒なのに寒くって、中にいっぱい着たら意味がない。
また、キャストで肩に負担が掛かる物も、避けた方がいいので、お店で試着する時は中間着を合わせていく方が良い。
できればその状態でライジャケを着させてもらえば、よりフィット感が判ると思う。
失敗しないウェアー選びは、真冬の釣りではとっても大事。
ほんと、釣果に影響します♪
- 2018年12月14日
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私もウェーディングヒートジャケット愛用してます。難点は保温性が良すぎな所くらいでしょうか(^^)雪の新潟・荒川でもリールが凍りついた犀川でも薄手の長袖のインナー2枚で快適。ラッセルしたら汗ばむほどでした。(まあラッセルは何着てても汗をかくか)
はらまき
山梨県