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▼ 終盤のメバルゲーム
やっと神奈川も非常事態宣言が解除になりました。この間、本当に苦労された方がたくさんいらしたと思います。本当に大変な期間でしたね。
当の私は…クライアントの都合で仕事が決まるしがない個人事業主。そのクライアントは緊急事態宣言何てお構いなし。したがって幸か不幸か、通常とはあまり変わらない生活を送っていました。例年通り5月は結構忙しかったのです。
しかしやっと月末に差し掛かって仕事が落ち着いてきました。再び訪れる夏の繁忙期前に、ちょっと小休止です。っで、午後から急ぎの仕事が無くなった昨日、早速釣りに出かけてきました。行先はちょっと迷いました。久しぶりに湘南サーフでセイゴ・フッコを中心にしたデイシーバスも悪くない。あるいはそろそろ上向きになっているだろうアジング…しかし久しぶりなので、最も手堅い岸壁でのメバルゲームに決めました。よく考えたらもうすぐ夏がやって来ます。メバルゲームも終盤です。海水温も先月に比べると1℃くらい上がってきています。まだメバルは残っているでしょうか…。

途中釣具店に寄ったりしながらのんびりと車を走らせます。現地到着は17:30頃。花曇りです。

最後に釣りをしたのは1ヶ月以上前。その頃に比べると劇的に日没時間が遅くなっています。よく考えたらあと一月足らずで夏至がやってくるのでした。
のんびりタックルをセットしつつポイントまで歩くわけですが、なかなか暗くなりません。向かい風の微風が吹く予報でしたがやや左斜め前方からの風でした。ほんのちょっとした向かい風でもキャストが辛くなるライトリグでの釣りですが、この日は何とかなりそうでした。明るいうちは、まず最初は0.9gのジグヘッドにソフトルアーで始めてみます。海藻は相変わらず元気で、10~15mくらい先に帯状に繁殖しています。暗くなってくればこの海藻帯から魚が出てきて捕食活動を始めるはずです。しかしこの日は澄み潮でした。完全に暗くならないと難しいかな…なんて思っていると、デッドスローで引いているジグヘッドを何となくついばむ様な感触が…。よく見ればクサフグみたいなシルエットの魚が追尾しています。ジグヘッドをピックアップすると、ワームがかじられていました^^;
ワームを交換して数投後、アジングみたいにカーブフォールとシェイクで誘ってみたら、カーブフォール中にコンッ!という明快なバイトが出ると同時にヒットしました。魚は大きくはなさそうだけど、キビキビした動きなのでメバルだと思ったら…

アナハゼだった^^;
こんなに引くアナハゼは初めて!
外道とは言え開始早々に釣れたので、この日は爆釣になるか?と期待するとろくなことになりません。その後全くバイトが出なくなりました。

そしてやっと日没を迎えます。
緊急事態宣言が解除されたし、季節も良いのでもっとアングラーが沢山いるかと思ったら、意外なほど空いていました。そんな中、前回釣行でよく釣れた場所まで歩いて行くと、そこにだけ何人かの釣り人が集まっていました。ほとんどが餌釣り師です。ところがほぼ初心者みたいなグループが一組釣っていて、その内の一人はジェット天秤の先にシーバス用と思しきミノーをぶら下げ、何故か電気ウキが付いているという、なんとも不思議なリグをしゃにむに振り回しています。この界隈だけは海藻が切れていて釣りがしやすいのでしょう。しかし餌釣り師たちには全く釣れている気配がありません。そして当の私も…アナハゼを釣ってから全く釣れません。それどころかバイト一つ出ません。もしかしてこのポイントから魚が抜けてしまったのかな?ちょっと心配になってきました。
20時を過ぎ、流石に心が折れそうになってきました。いずれにしてもここには魚がいない。なので前回釣行までは結果が出なかった場所まで小移動してみます。
そこにはアングラーが誰も入っていませんでした。海藻は10mくらい先に繁殖していますが、ちょっとだけ切れている個所がありました。しかも薄暗がりの中で、潮目が通っているのが確認できました。ここはチャンスではないか?
暗くなってからはプラグを中心に使っていました。最初の内は前回までの釣行で良かったシンキングミノーを、タイプ別にローテーションしていました。っで、釣具店で前回すべて失ったSMITH/SHIRASU MINNOW 40を補充するつもりがどこにも売っていなくて、AquaWave/Shallow Magic 50を中心に使ってみました。するとようやくコンッ!という明快なバイトと共にヒット!ところがこいつは、巻き上げてくる途中に海藻に巻かれたらしく、完全に絡んでしまいました。ちょっと強引に引っ張り出そうとしたら何とフックアウト!せっかくヒットしたのに(´;ω;`)
しかし、魚がいる事は分かりました。どうやら海藻が一つのキーワードのようで、シモリがあろうがなかろうが、海藻が絡んでいないと魚が着いていないようです。このポイントの界隈を少しずつ立ち位置を変えながらキャスト。海藻の切れ目ギリギリにルアーを通します。しかしバイトは連発しません。そこでシンペンにローテーションしてみます。DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40Sです。沈下速度が遅く、デッドスローで引く事が出来るこのルアーは、このポイントのように遠投が不要な場所では非常に使い勝手が良いのです。5カウントほど沈め、1秒間にハンドル半回転くらいのデッドスロー。すると1投目からついばむ様なバイトが連発します。魚が小さいのか?なかなかヒットしません。しかし、手前5mくらいの所までルアーが戻ってきたところで突然カツンッ!と明快なバイトが出てヒット!キビキビとした良いファイトしてくれます。

17,8㎝のメバルでした。アナハゼを釣ってから、実に2時間近くかかってようやく本命1尾目です^^;
先ほどまでと違って、明らかにバイトが多く出るようになりました。その数投後に全く同じコースを通すと、再びゴンッ!

同じくらいの大きさのメバル。コンディションが良く、大きさ以上に良く引きます。
そして立て続けに…

ちょっと小ぶりのメバル。
そして間髪入れずに明快なバイトが出ます。こいつは元気で良く引きます。そして今まで以上の重量感。

手尺で計って22㎝くらいのメバルでした。尾鰭が大きく発達しています。だから引きが強いのですね。お腹の辺りがちょっとへこんで、鱗に少々乱れがあります。もしかしたら最近までスポーニングを行ていたのかも。メバルの産卵は一説によると何度かに分けて行われるそうですね。この魚は遅い時期に最後の産卵をしたのかも。

先ほどまでの不調が嘘のように順調に釣れ始めました。ほんのちょっとしたポイントの違いと釣れるパターンの見極めがいかに重要なのかが良く分かります。この日は明らかにシンペンのフラフラよたよたした動きがパターンでした。
ところが私が釣れている事に気付いたのか、先ほどのグループが近付いてきて、私がキャストしている方角に打ち込んできました。そして早速海藻の塊に引っ掛けたらしく、糸を鳴らして外しにかかっています。凄く嫌な予感がしたのですが、案の定私のリグとマツっていました。むりやり引っ張られる私のライン。引きちぎられそうなので慌てて声を掛けると、「あれ?引っ掛かっちゃってました?おかしいな?」・・・この人は謝りもせず、しかも私がオマツリを外すのを当然とでも思っているのか、私の方に海藻まみれの仕掛けをよこしてきました。仕方なく外す私。推定10号くらいのナイロンラインに、天秤とイソメ餌がくっついたでっかい釣り針が付いていました。外し終わると、この人は無言で平然と釣りを始めました。・・・残念ながらこういう輩はどこにでもいます。そしていつかとんでもないトラブルを起こしそうな気がします。そうやって釣り禁止になったポイントがいくつあったことか…。
この連中にうんざりし、ポイントを移動。恐らくパターンはつかんだので、釣りができる場所…海藻の切れ目がある箇所を見つければ釣れるはず。ちょっと歩くと、シモリが頭を出し、しかもその周りに海藻の隙間が見える理想的なポイントがあったので早速キャスト。すると1投目から明快なバイトが出ました。

この魚を皮切りに連発が始まりました。





ものの一時間でつ抜け達成!
ところが、シモリがらみのポイントなのでどうしても根掛が多くなります。上手い事外しに成功しながら頑張ってきたのですが、ついにシモリにがっちり噛んでしまったらしく、ブレイクorz
リーダーを入れ直し、再びDAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40Sを投入します。実はこのルアー、別の色を購入する予定が間違えて同じ色を二つ買ってしまったもう一つの方。しかし今回ばかりは、“あみちらし”カラーを二つ持っていて本当に良かった!その後も順調に数を伸ばします。



釣れる魚は17,8㎝くらいがアベレージで、時折20㎝オーバーが混じる程度。大きな魚は釣れませんが、苦労の末にパターンを掴んで釣れたことで、とても楽しい^^
このポイントは海藻の切れ目も狭く小場所なので、流石にスレてきました。しかし一か所で良くこれだけ釣れたものです。そこで少しずつ移動します。一通り目ぼしい箇所を打ったところで、先ほど餌釣り師に邪魔されたポイントまで戻ってみると、既に彼らは居なくなっていました。釣れなかったのでしょう。そこで再びこのポイントでキャストしてみますが、全くバイトが出なくなりました。すっかり場を荒らされてしまったようです。しかも悪い事は重なるもので、変な所で根掛し、海藻ならメインラインをつかんでゆっくり引けば抜けるだろうと引っ張たら、ブチッ!という嫌な感触を残してメインラインが高切れしましたorz どうやらシモリに絡んでいたようです…。
ここまでシンペン…しかもDAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40Sでしか釣っていません。せっかくなので、別のルアー…AquaWave/Shallow Magic 50を試してみる事にしました。上手く通せるポイントさえ見つかれば、魚は釣れるはずです。先ほどのポイントは見切りをつけ、少々移動して海藻の切れ目にルアーをキャスト。数投目にコツコツッ!という前アタリの後に、コンッ!と明快なバイトが出てヒット!

やっとシンペン以外のルアーでも釣れた^^
しかし連発しません。このルアーも必要以上に沈み過ぎることなく、デッドスローで釣るには適したルアーなのですが、もっとタイトに海藻の際を通さないと釣れないのか?という想像の下、際どいキャストを繰り返すうちに海藻に引っかかってしまいました。出来るだけ近付いてメインラインを引っ張ってみると、するりと抜けてくるような感触があったので安心すると、突然プツンッ!という感触があって、巻き上げてみるとメインラインが高切れしていました。
○| ̄|_
釣れるルアーは使用頻度が高いので当然ロストの確率も高くなります。それにしても…今日釣れたルアーが全滅ですorz
その後、フローティングルアーなど、別のタイプのルアーもいろいろ試してみました。バイトがあるものの、なかなかヒットまで持ち込む事が出来ません。やはりこの日はシンペンの動きが一番はまるようです。そこで別のシンペンを試してみますと…。

やはり反応が良いです。
試しに一番最初に入った海藻が無く開けたポイントでもデッドスローにシンペンを流してみると、コンッ!という気持ちの良いバイトが出ました。

しかし、やっぱりこのポイントでは反応が悪いです。そこで今度は、縦の釣りに変えてみる事にしました。ジグヘッド+ソフトルアーによるボトムワインドの釣りです。シモリらしきものを見つけてはその近くにジグヘッドを投入。着底させたら3回ほど縦に小さくジャーク。カーブフォールさせ、ボトムでステイ。するとステイさせて1,2秒の内にコソリ!という繊細なバイト。軽くロッドを煽るとヒット!元気に引く魚です。

20㎝くらいのカサゴでしたカサゴにしては良く引きました。
そして再び同じ個所にキャスト。するとキャスト後のフォール中に、沖に向かってラインが引っ張られていきます。いきなりヒットです。

最初のフォールで当たって来たので、てっきりメバルだと思ったら、何とカサゴでした。
ボトムの釣りではメバルは全く反応しませんでした。メバルは浮いているようですね。かと言ってフローティングルアーではレンジが合わないのか、なかなか食ってきません。ボトム付近から中層にかけて浮いているようです。したがってシンペンが一番効くのでしょう。しかしもうハードルアーを投げる気がしなくなってきたので、出来るだけ軽量のジグヘッドにスイミング用のソフトルアーを組み合わせて横の釣りに戻しました。しかし何と1投目で根掛させ、ブレイク…。
これを機に終了。結局23:30まで遊んでしまいました^^
釣り初めは全くバイトが出なかったので、魚が居なくなってしまったのかと思いました。しかし、パターンを掴めば釣れる事が分かりました。毎回少しずつ何らかの発見があって、きっと釣りの幅が広がっているのだろう…と前向きに考えております^^;
5月も中旬頃は変な寒さが戻りましたが、急に暑くなってきましたね。メバルシーズンもいよいよ終盤で、梅雨メバルシーズンが過ぎるといよいよ本格的な夏がやって来ます。6月に入ると私が好きな湘南の小型青物シーズンも開幕します。釣り物が増えて嬉しいシーズンがやって来ます。そしてコロナ禍も何とか落ち着いてくれて、少しずつありふれた日常が戻ってきます。ありふれた日常ってやつがいかに幸せだったか、今回の釣りを通して痛感した次第であります。
【Tackle Data】
Rod :tailwalk/SSD MICRO GAMER S64UL
Reel :Shimano/20TWINPOWER C2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 4LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40S・50S
MAGBAIT/BALLON DOR
LUCKY CRAFT/WANDER 45・50
LUCKY CRAFT/STREAM DRIVE 45
SMITH/SHIRASU MINNOW 40
SMITH/SHIRASU MINNOW 48
SMITH/STILL
SMITH&INX/JADE S SW SPtune
SMITH/LUNA MEBARU S
SMITH/GUNSHIP 36F
MAGBITE/GRACY SS
MAGBITE/GRACY F
AquaWave/Shallow Magic 50
ima/kosuke 35
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
ECOGEAR/カサゴ職人ROCK MAX 2"
ounce tackle design/MANATEE 38
Jig head/0.5~1.5g
当の私は…クライアントの都合で仕事が決まるしがない個人事業主。そのクライアントは緊急事態宣言何てお構いなし。したがって幸か不幸か、通常とはあまり変わらない生活を送っていました。例年通り5月は結構忙しかったのです。
しかしやっと月末に差し掛かって仕事が落ち着いてきました。再び訪れる夏の繁忙期前に、ちょっと小休止です。っで、午後から急ぎの仕事が無くなった昨日、早速釣りに出かけてきました。行先はちょっと迷いました。久しぶりに湘南サーフでセイゴ・フッコを中心にしたデイシーバスも悪くない。あるいはそろそろ上向きになっているだろうアジング…しかし久しぶりなので、最も手堅い岸壁でのメバルゲームに決めました。よく考えたらもうすぐ夏がやって来ます。メバルゲームも終盤です。海水温も先月に比べると1℃くらい上がってきています。まだメバルは残っているでしょうか…。

途中釣具店に寄ったりしながらのんびりと車を走らせます。現地到着は17:30頃。花曇りです。

最後に釣りをしたのは1ヶ月以上前。その頃に比べると劇的に日没時間が遅くなっています。よく考えたらあと一月足らずで夏至がやってくるのでした。
のんびりタックルをセットしつつポイントまで歩くわけですが、なかなか暗くなりません。向かい風の微風が吹く予報でしたがやや左斜め前方からの風でした。ほんのちょっとした向かい風でもキャストが辛くなるライトリグでの釣りですが、この日は何とかなりそうでした。明るいうちは、まず最初は0.9gのジグヘッドにソフトルアーで始めてみます。海藻は相変わらず元気で、10~15mくらい先に帯状に繁殖しています。暗くなってくればこの海藻帯から魚が出てきて捕食活動を始めるはずです。しかしこの日は澄み潮でした。完全に暗くならないと難しいかな…なんて思っていると、デッドスローで引いているジグヘッドを何となくついばむ様な感触が…。よく見ればクサフグみたいなシルエットの魚が追尾しています。ジグヘッドをピックアップすると、ワームがかじられていました^^;
ワームを交換して数投後、アジングみたいにカーブフォールとシェイクで誘ってみたら、カーブフォール中にコンッ!という明快なバイトが出ると同時にヒットしました。魚は大きくはなさそうだけど、キビキビした動きなのでメバルだと思ったら…

アナハゼだった^^;
こんなに引くアナハゼは初めて!
外道とは言え開始早々に釣れたので、この日は爆釣になるか?と期待するとろくなことになりません。その後全くバイトが出なくなりました。

そしてやっと日没を迎えます。
緊急事態宣言が解除されたし、季節も良いのでもっとアングラーが沢山いるかと思ったら、意外なほど空いていました。そんな中、前回釣行でよく釣れた場所まで歩いて行くと、そこにだけ何人かの釣り人が集まっていました。ほとんどが餌釣り師です。ところがほぼ初心者みたいなグループが一組釣っていて、その内の一人はジェット天秤の先にシーバス用と思しきミノーをぶら下げ、何故か電気ウキが付いているという、なんとも不思議なリグをしゃにむに振り回しています。この界隈だけは海藻が切れていて釣りがしやすいのでしょう。しかし餌釣り師たちには全く釣れている気配がありません。そして当の私も…アナハゼを釣ってから全く釣れません。それどころかバイト一つ出ません。もしかしてこのポイントから魚が抜けてしまったのかな?ちょっと心配になってきました。
20時を過ぎ、流石に心が折れそうになってきました。いずれにしてもここには魚がいない。なので前回釣行までは結果が出なかった場所まで小移動してみます。
そこにはアングラーが誰も入っていませんでした。海藻は10mくらい先に繁殖していますが、ちょっとだけ切れている個所がありました。しかも薄暗がりの中で、潮目が通っているのが確認できました。ここはチャンスではないか?
暗くなってからはプラグを中心に使っていました。最初の内は前回までの釣行で良かったシンキングミノーを、タイプ別にローテーションしていました。っで、釣具店で前回すべて失ったSMITH/SHIRASU MINNOW 40を補充するつもりがどこにも売っていなくて、AquaWave/Shallow Magic 50を中心に使ってみました。するとようやくコンッ!という明快なバイトと共にヒット!ところがこいつは、巻き上げてくる途中に海藻に巻かれたらしく、完全に絡んでしまいました。ちょっと強引に引っ張り出そうとしたら何とフックアウト!せっかくヒットしたのに(´;ω;`)
しかし、魚がいる事は分かりました。どうやら海藻が一つのキーワードのようで、シモリがあろうがなかろうが、海藻が絡んでいないと魚が着いていないようです。このポイントの界隈を少しずつ立ち位置を変えながらキャスト。海藻の切れ目ギリギリにルアーを通します。しかしバイトは連発しません。そこでシンペンにローテーションしてみます。DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40Sです。沈下速度が遅く、デッドスローで引く事が出来るこのルアーは、このポイントのように遠投が不要な場所では非常に使い勝手が良いのです。5カウントほど沈め、1秒間にハンドル半回転くらいのデッドスロー。すると1投目からついばむ様なバイトが連発します。魚が小さいのか?なかなかヒットしません。しかし、手前5mくらいの所までルアーが戻ってきたところで突然カツンッ!と明快なバイトが出てヒット!キビキビとした良いファイトしてくれます。

17,8㎝のメバルでした。アナハゼを釣ってから、実に2時間近くかかってようやく本命1尾目です^^;
先ほどまでと違って、明らかにバイトが多く出るようになりました。その数投後に全く同じコースを通すと、再びゴンッ!

同じくらいの大きさのメバル。コンディションが良く、大きさ以上に良く引きます。
そして立て続けに…

ちょっと小ぶりのメバル。
そして間髪入れずに明快なバイトが出ます。こいつは元気で良く引きます。そして今まで以上の重量感。

手尺で計って22㎝くらいのメバルでした。尾鰭が大きく発達しています。だから引きが強いのですね。お腹の辺りがちょっとへこんで、鱗に少々乱れがあります。もしかしたら最近までスポーニングを行ていたのかも。メバルの産卵は一説によると何度かに分けて行われるそうですね。この魚は遅い時期に最後の産卵をしたのかも。

先ほどまでの不調が嘘のように順調に釣れ始めました。ほんのちょっとしたポイントの違いと釣れるパターンの見極めがいかに重要なのかが良く分かります。この日は明らかにシンペンのフラフラよたよたした動きがパターンでした。
ところが私が釣れている事に気付いたのか、先ほどのグループが近付いてきて、私がキャストしている方角に打ち込んできました。そして早速海藻の塊に引っ掛けたらしく、糸を鳴らして外しにかかっています。凄く嫌な予感がしたのですが、案の定私のリグとマツっていました。むりやり引っ張られる私のライン。引きちぎられそうなので慌てて声を掛けると、「あれ?引っ掛かっちゃってました?おかしいな?」・・・この人は謝りもせず、しかも私がオマツリを外すのを当然とでも思っているのか、私の方に海藻まみれの仕掛けをよこしてきました。仕方なく外す私。推定10号くらいのナイロンラインに、天秤とイソメ餌がくっついたでっかい釣り針が付いていました。外し終わると、この人は無言で平然と釣りを始めました。・・・残念ながらこういう輩はどこにでもいます。そしていつかとんでもないトラブルを起こしそうな気がします。そうやって釣り禁止になったポイントがいくつあったことか…。
この連中にうんざりし、ポイントを移動。恐らくパターンはつかんだので、釣りができる場所…海藻の切れ目がある箇所を見つければ釣れるはず。ちょっと歩くと、シモリが頭を出し、しかもその周りに海藻の隙間が見える理想的なポイントがあったので早速キャスト。すると1投目から明快なバイトが出ました。

この魚を皮切りに連発が始まりました。





ものの一時間でつ抜け達成!
ところが、シモリがらみのポイントなのでどうしても根掛が多くなります。上手い事外しに成功しながら頑張ってきたのですが、ついにシモリにがっちり噛んでしまったらしく、ブレイクorz
リーダーを入れ直し、再びDAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40Sを投入します。実はこのルアー、別の色を購入する予定が間違えて同じ色を二つ買ってしまったもう一つの方。しかし今回ばかりは、“あみちらし”カラーを二つ持っていて本当に良かった!その後も順調に数を伸ばします。



釣れる魚は17,8㎝くらいがアベレージで、時折20㎝オーバーが混じる程度。大きな魚は釣れませんが、苦労の末にパターンを掴んで釣れたことで、とても楽しい^^
このポイントは海藻の切れ目も狭く小場所なので、流石にスレてきました。しかし一か所で良くこれだけ釣れたものです。そこで少しずつ移動します。一通り目ぼしい箇所を打ったところで、先ほど餌釣り師に邪魔されたポイントまで戻ってみると、既に彼らは居なくなっていました。釣れなかったのでしょう。そこで再びこのポイントでキャストしてみますが、全くバイトが出なくなりました。すっかり場を荒らされてしまったようです。しかも悪い事は重なるもので、変な所で根掛し、海藻ならメインラインをつかんでゆっくり引けば抜けるだろうと引っ張たら、ブチッ!という嫌な感触を残してメインラインが高切れしましたorz どうやらシモリに絡んでいたようです…。
ここまでシンペン…しかもDAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40Sでしか釣っていません。せっかくなので、別のルアー…AquaWave/Shallow Magic 50を試してみる事にしました。上手く通せるポイントさえ見つかれば、魚は釣れるはずです。先ほどのポイントは見切りをつけ、少々移動して海藻の切れ目にルアーをキャスト。数投目にコツコツッ!という前アタリの後に、コンッ!と明快なバイトが出てヒット!

やっとシンペン以外のルアーでも釣れた^^
しかし連発しません。このルアーも必要以上に沈み過ぎることなく、デッドスローで釣るには適したルアーなのですが、もっとタイトに海藻の際を通さないと釣れないのか?という想像の下、際どいキャストを繰り返すうちに海藻に引っかかってしまいました。出来るだけ近付いてメインラインを引っ張ってみると、するりと抜けてくるような感触があったので安心すると、突然プツンッ!という感触があって、巻き上げてみるとメインラインが高切れしていました。
○| ̄|_
釣れるルアーは使用頻度が高いので当然ロストの確率も高くなります。それにしても…今日釣れたルアーが全滅ですorz
その後、フローティングルアーなど、別のタイプのルアーもいろいろ試してみました。バイトがあるものの、なかなかヒットまで持ち込む事が出来ません。やはりこの日はシンペンの動きが一番はまるようです。そこで別のシンペンを試してみますと…。

やはり反応が良いです。
試しに一番最初に入った海藻が無く開けたポイントでもデッドスローにシンペンを流してみると、コンッ!という気持ちの良いバイトが出ました。

しかし、やっぱりこのポイントでは反応が悪いです。そこで今度は、縦の釣りに変えてみる事にしました。ジグヘッド+ソフトルアーによるボトムワインドの釣りです。シモリらしきものを見つけてはその近くにジグヘッドを投入。着底させたら3回ほど縦に小さくジャーク。カーブフォールさせ、ボトムでステイ。するとステイさせて1,2秒の内にコソリ!という繊細なバイト。軽くロッドを煽るとヒット!元気に引く魚です。

20㎝くらいのカサゴでしたカサゴにしては良く引きました。
そして再び同じ個所にキャスト。するとキャスト後のフォール中に、沖に向かってラインが引っ張られていきます。いきなりヒットです。

最初のフォールで当たって来たので、てっきりメバルだと思ったら、何とカサゴでした。
ボトムの釣りではメバルは全く反応しませんでした。メバルは浮いているようですね。かと言ってフローティングルアーではレンジが合わないのか、なかなか食ってきません。ボトム付近から中層にかけて浮いているようです。したがってシンペンが一番効くのでしょう。しかしもうハードルアーを投げる気がしなくなってきたので、出来るだけ軽量のジグヘッドにスイミング用のソフトルアーを組み合わせて横の釣りに戻しました。しかし何と1投目で根掛させ、ブレイク…。
これを機に終了。結局23:30まで遊んでしまいました^^
釣り初めは全くバイトが出なかったので、魚が居なくなってしまったのかと思いました。しかし、パターンを掴めば釣れる事が分かりました。毎回少しずつ何らかの発見があって、きっと釣りの幅が広がっているのだろう…と前向きに考えております^^;
5月も中旬頃は変な寒さが戻りましたが、急に暑くなってきましたね。メバルシーズンもいよいよ終盤で、梅雨メバルシーズンが過ぎるといよいよ本格的な夏がやって来ます。6月に入ると私が好きな湘南の小型青物シーズンも開幕します。釣り物が増えて嬉しいシーズンがやって来ます。そしてコロナ禍も何とか落ち着いてくれて、少しずつありふれた日常が戻ってきます。ありふれた日常ってやつがいかに幸せだったか、今回の釣りを通して痛感した次第であります。
【Tackle Data】
Rod :tailwalk/SSD MICRO GAMER S64UL
Reel :Shimano/20TWINPOWER C2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 4LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40S・50S
MAGBAIT/BALLON DOR
LUCKY CRAFT/WANDER 45・50
LUCKY CRAFT/STREAM DRIVE 45
SMITH/SHIRASU MINNOW 40
SMITH/SHIRASU MINNOW 48
SMITH/STILL
SMITH&INX/JADE S SW SPtune
SMITH/LUNA MEBARU S
SMITH/GUNSHIP 36F
MAGBITE/GRACY SS
MAGBITE/GRACY F
AquaWave/Shallow Magic 50
ima/kosuke 35
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
ECOGEAR/カサゴ職人ROCK MAX 2"
ounce tackle design/MANATEE 38
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- 2020年5月26日
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