プロフィール
Dr.TJ
神奈川県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:34
- 昨日のアクセス:64
- 総アクセス数:762216
QRコード
▼ アオリへの道は遠く…大間抜けな西伊豆遠征
やっと少し仕事が落ち着きました。前回も書きましたが、この一月ばかりの間、丸一日休みを取れた日は一日もありませんでした。そんなわけで、平日に二日ぐらい休んでもバチは当たるまいと、一昨日から西伊豆までプチ遠征してきました。
エギング用のニューロッドの入魂が主な目的なので、今回はアオリイカゲーム中心となります。また、伊豆半島はロックフィッシュの宝庫なので、メバルやカサゴも視野に入れつつ鯵も狙ってしまおうと言うかなり欲張りな考えで出かけました。
基本的には夜の釣りがメインとなるので、午前中にのんびりと準備をし、午後12:30頃家を出ます。14:00過ぎには沼津に到着しました。ここで遅めの昼飯を…
『麺屋 中川 タブー』の「小豚(750円)」です。
いわゆる“二郎インスパイヤー”です。もともとはそんな店ではなかったはずですが、いつの間にかメニューが変ったようです。
本家二郎同様、無料トッピングがあります。食券を渡す時に聞かれましたので“ニンニク+ヤサイ”をお願いしました。ちょっと変っているのは、ニンニクは生の刻みと“づけ”から選べる事で、今回は生ニンニクにしましたが、良く考えてみたらせっかくなら“づけ”をお願いすれば良かったとちょっと後悔。
この日は“豚”も塊りとほぐしの2種類から選択することが出来ました。塊りで注文しましたが、これもせっかくならほぐしにすれば良かったかな…
本家二郎に比べると麺の茹で時間が短く、従って出てくる時間もかなり早いです。待った時間は概ね5分ほど。
ご覧の通り、見た目はかなり迫力があります。早速スープから一口。
カネシ醤油は使っていませんので、本家の味とはちょっと違いますが、結構がんばって再現しています。本家と比較しても背脂の量がかなり多く、相当にコッテリしています。豚骨・豚ガラの出汁がちょっと弱いけどなかなか旨いです。
麺は本家二郎の麺に比べるとかなり細め(とは言え一般的な太麺以上の太さはあります)。加水率低めでゴワゴワした食感。量はやはり多く、推定250g程度。かなり硬めの茹で加減です。ちょっとスープの持ち上げが弱いところがあります。
豚は予想以上に大きな塊りが二つ。本家二郎顔負けの大きさで、甘みが控えられた味付け。良くスープに浸してからいただくのが美味しい。
ヤサイは上記の通りたっぷりで良心的。しかも思いのほかキャベツ率が高くて嬉しい。茹で加減も適度で、シャキットした食感を残しつつ、スープに良く馴染んでくれます。
ニンニクはある程度予想していましたが業務用の既刻ものです。ニンニクの味と香りよりも調整剤風味が強く出てしまっていたのがちょっと残念。
量的にはたっぷり食べることが出来ます。腹が減っているときにはお勧めw
【店データ】
『麺屋 中川 タブー』
住所:静岡県沼津市香貫御園町1373
電話:055-933-6000
定休:月休
時間:11:30-14:30 17:30-21:00
さて腹がいっぱいになったところで南を目指します。
途中沼津南西部の漁港を通り過ぎると、平日なのに沢山の人が釣りをしています。これらの漁港でもアオリイカやアジが良く釣れるようですが、今回は15年以上前に足繁く通った漁港まで一気に向かいます…で、本当は松崎を抜けて石部まで行こうと思っていましたが、運転に疲れて途中で挫折^^;
途中の港で早速釣りはじめます。時間は15:30頃。まだ日は高いですが、ここでも地元の釣り氏が投げ釣りをしたり生きた鯵を使ってアオリイカを狙っています。最近ポツポツと釣れているようです。
私も早速エギングを開始しますが、全く反応なし。チェイスも見えないので17:00頃にアオリイカは諦め、メバル・カサゴ狙いに変更します。そして…
釣れてくるのはネンブツダイばかりorz
良く見ると水中には茶褐色の魚が無数にいます。これ全てネンブツダイ。ほぼワンキャストワンキャッチ。
薄暗くなってからもネンブツダイの勢いは衰えずorz
メバルは何処にいるのやら…本当は近くのゴロタ浜で挑戦するつもりだったのですが、何と土木工事中。何をしているのか詳細は分からないけれど、ゴロタ石をドンガラドンガラ掘り起こしては積み上げています。この調子ではメバルも近寄らないだろうと思い中止。湾内での釣りを余儀なくされました。
それにしても今日は良い天気だな…
綺麗な夕暮れで明日も良い天気だろうと思っていたら…突然の大雨!夜釣りがメインのはずなのにorz
仕方なく夕飯を食いに中華料理店へ。ふらりと入ってしまったこの店、「五目焼ソバ(750円)」を注文すると、店の人は「うちの焼きソバは蒸麺を使っていて、ソース味ではないけど良い?」と聞かれましたのでOKし、作ってもらいました…んが…
なんとも不思議なものが出てきた!
メンマが乗っかった五目焼ソバは初めてです。なんとチャーシューも塊りで入っていた。味付けは塩味だと思うけど…中華スープみたいな味がして、汁の無い中華そばみたいな味。不思議な食べ物があったものです。
さて夕飯も済ませましたが雨が止みません。それどころか雷を伴って強くなる一方。仕方なく車の中で待機しますが、雨風雷は勢いを増すばかり。こうなったら止むまで寝てやろうと、21:00にはシートを倒して寝てしまいました…
雷と雨の音がうるさくてなかなか寝付けなかったけれど、いつの間にか眠ってしまったようで、気付けば04:00頃。まだ雨は降っているけれど、大分弱まってきました。04:30頃になると小雨程度の状態になり、明るくなってきたので朝マズメの釣りを開始。
ロコアングラーと思しき人も数人が訪れてしゃくっていましたので私もエギングを再開してみます。しかしやはり反応なし。鯵の泳がせでアオリを狙っている人にもアタリは無いようで、その内すっかり日が高くなってきました。この頃になると雨は上がり、気温もぐんぐん上昇して暑くなってきました。
アオリの反応が無いので再びメバル狙いに切り替えますが、中層を引いてしまうと相変わらずネンブツダイばかり釣れてしまうので、狙いをカサゴに変えてボトムを釣ります。
漁港の捨石周りを狙うとポツポツ反応があり、12㎝ほどのカサゴが釣れました。
ワームは今では廃盤になってしまったエコギアのパワーチューブ。こいつをスプリットショットリグで使います。ジグヘッドをチューブ内部に隠して使うスパイラルフォールでは、ピンポイントに入れるのが難しいので、私は主にスプリットショットリグにします。根魚は獰猛なので、いればほぼ一発で出ます。
釣れる魚のサイズは測ったようにほぼ同じ。15年近く前に足繁く西伊豆に通っていた頃は、どの港でも釣れるカサゴのサイズが良く、20㎝以上の魚が普通に釣れましたが、釣り人の増加にロックフィッシュゲーム人気が拍車をかけ、あっという間に大きな魚がいなくなってしまいました。小さな魚まで根こそぎ持ち帰ってしまう人が多いようですが、根魚は成長が遅いのであっという間にいなくなってしまいます。食べない魚はリリース必須です。
更に…ポツポツ釣れるけど型は小さい…
横の釣りに切り替えるとまたこいつが食ってきてしまうorz
更に目玉にまで縞があるネンブツダイが釣れてしまいましたよ!
これは図鑑で調べたらオオスジイシモチという名前でした。テンジクダイ科の魚で、ネンブツダイに極めて近い仲間のようです。
昨日の雨と風で、漁港にはゴミが溜まっていましたが、その下を覗き込むと熱帯魚のように美しい水色の魚が多数います。ルリスズメダイかソラスズメダイでしょうか。
ここで釣れるカサゴは茶色がかった色の魚が多いな、と思っていましたが、こんな真っ赤なやつも釣れました!
一瞬ハオコゼかと思って驚きましたが、姿は完全にマカサゴのそれ。カサゴの亜種でしょうか?
そしてこれが本日の最大。
ちょうど20㎝のカサゴでした。このサイズになると掛かってから底の方に突っ込もうとする力も強くて楽しめます。このサイズなら十分食材になりますが、今回釣った魚は全てリリースしました。
さて今回の本当の目的はエギングだったので、カサゴに癒されたところでもう一度アオリイカ狙いに切り替えます。
しかし何度しゃくっても反応なし…
そこで泳がせ釣りをしている地元アングラーからちょっと離れてランガンを開始します。
それにしても昨晩の嵐が嘘のような快晴です。西伊豆の海岸線特有の、海岸まで山が迫った美しい風景ですね。
時間は9:00頃。潮は下げ止まりの直前。アオリイカの反応は相変わらず得られないので、別の港に移動しようかとも考えていたその時、車に戻る前に、係留してあった大型漁船の近くで何気なくオレンジ色の餌木を投げ、ボトムを取ってからしゃくりを5回ほど入れてフォールさせたその時、スラックスが出ていたラインが急に走りました。あわせを入れるとズシンという手ごたえを感じると共に、一気にドラグを鳴らして30m程疾走しました!
でかいイカなんか掛けたことの無い私はぶったまげますが、放っておくと止まりそうに無いので、いいのか悪いのか分からないままドラグを締めこみます。っで、止まった。
その後もジェット噴射の感覚が伝わることから、間違いなくイカであることは分かります。浮かんできたイカは怒って散々墨を吐きます。かなりデカイ!
ギャラリーも集まってきてえらい騒ぎになってきました。そこで私はとんでもない失敗に気付きます。玉網を用意していなかったのです!
どうせでっかいイカなんて釣れないだろうと高を括っていました。そんな時に限って何故釣れる!
隣にいた餌釣り師に玉網を貸してくれるよう頼んでみたところ、その方も持っていないと!周りのギャラリーは当然そんなものは持っていません。どうするか…落ち着け俺!
っで、冷静に考えてみる。目の前まで寄ってきたイカは間違いなくアオリイカで、胴長は優に40㎝はある。でかいイカを釣ったことが無い私は、こいつの重量がどのくらいかは良く分からないが、使っているPEラインは0.8号なので、こいつは間違いなく8LB以上の強度はあるだろう。ショックリーダーも先ほどFGノットで作り直したばかりの8LBを使っている。8LBは概ね3.6kgに相当する。目の前のイカは間違っても3kgは無いだろう…結論。抜き上げよう!
幸いにして餌木のカンナは口の近くの太い足の根元にしっかり掛かっている。身切れはしないだろう。
PEラインを掴み、慎重かつ大胆に持ち上げました…
…
…
…
ブチッ!
…
…
…
○| ̄|_
…
…
…
ギャラリーの
「あーっ!!!」
という声に送られて、アオリイカは餌木を抱いたまま去って行きました。
見ればショックリーダーがスナップの結び目のところでぶち切れていました。カンナにはバーブが無いから外れるとは思うけど、イカには悪いことをした。
それにしてもしかし…しばらくギャラリーの方を向くことが出来ませんでしたよ(;_;)
概ね10分後、やっと少し落ち着きを取り戻し、玉網を用意しようと車に戻ってみると…そもそも玉網の柄を忘れてるしorz
全く大間抜けでした。もしかしたら一生あんなに大きなアオリイカは釣れないかもorz
これで釣れていれば、最高の入魂となったものを…ロッドも持ち主がアフォだと可愛そうなものです…
その後日没まで粘りますが…何度かチェイスが確認されるものの、餌木を抱いてはくれず。
美しく日が沈んで行きます。
私でもイカが釣れるのだと言うことが分かっただけでも収穫だったという事にしておこう。初めてイカのアタリと言うものを確認も出来ましたし…
【Tackle Data:Eging】
Rod :Major Craft/KGE 862M
Reel :Simano/08TWINPOWER C3000
Line :PE#0.8
Leader:Fluoro carbon 8LB
Lure :餌木3.5寸、3寸
【Tackle Data:Rock Fish】
Rod :PALMS ELUA/PKGS-76
Reel :Simano/11TWINPOWER 1000PGS
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
マルキュー/パワーイソメ 細
Shimano/Zoeafry 1.5inch
Shimano/Zoeastraight 1.9inch
TICT/Fijit 2.5inch
etc.
エギング用のニューロッドの入魂が主な目的なので、今回はアオリイカゲーム中心となります。また、伊豆半島はロックフィッシュの宝庫なので、メバルやカサゴも視野に入れつつ鯵も狙ってしまおうと言うかなり欲張りな考えで出かけました。
基本的には夜の釣りがメインとなるので、午前中にのんびりと準備をし、午後12:30頃家を出ます。14:00過ぎには沼津に到着しました。ここで遅めの昼飯を…
『麺屋 中川 タブー』の「小豚(750円)」です。
いわゆる“二郎インスパイヤー”です。もともとはそんな店ではなかったはずですが、いつの間にかメニューが変ったようです。
本家二郎同様、無料トッピングがあります。食券を渡す時に聞かれましたので“ニンニク+ヤサイ”をお願いしました。ちょっと変っているのは、ニンニクは生の刻みと“づけ”から選べる事で、今回は生ニンニクにしましたが、良く考えてみたらせっかくなら“づけ”をお願いすれば良かったとちょっと後悔。
この日は“豚”も塊りとほぐしの2種類から選択することが出来ました。塊りで注文しましたが、これもせっかくならほぐしにすれば良かったかな…
本家二郎に比べると麺の茹で時間が短く、従って出てくる時間もかなり早いです。待った時間は概ね5分ほど。
ご覧の通り、見た目はかなり迫力があります。早速スープから一口。
カネシ醤油は使っていませんので、本家の味とはちょっと違いますが、結構がんばって再現しています。本家と比較しても背脂の量がかなり多く、相当にコッテリしています。豚骨・豚ガラの出汁がちょっと弱いけどなかなか旨いです。
麺は本家二郎の麺に比べるとかなり細め(とは言え一般的な太麺以上の太さはあります)。加水率低めでゴワゴワした食感。量はやはり多く、推定250g程度。かなり硬めの茹で加減です。ちょっとスープの持ち上げが弱いところがあります。
豚は予想以上に大きな塊りが二つ。本家二郎顔負けの大きさで、甘みが控えられた味付け。良くスープに浸してからいただくのが美味しい。
ヤサイは上記の通りたっぷりで良心的。しかも思いのほかキャベツ率が高くて嬉しい。茹で加減も適度で、シャキットした食感を残しつつ、スープに良く馴染んでくれます。
ニンニクはある程度予想していましたが業務用の既刻ものです。ニンニクの味と香りよりも調整剤風味が強く出てしまっていたのがちょっと残念。
量的にはたっぷり食べることが出来ます。腹が減っているときにはお勧めw
【店データ】
『麺屋 中川 タブー』
住所:静岡県沼津市香貫御園町1373
電話:055-933-6000
定休:月休
時間:11:30-14:30 17:30-21:00
さて腹がいっぱいになったところで南を目指します。
途中沼津南西部の漁港を通り過ぎると、平日なのに沢山の人が釣りをしています。これらの漁港でもアオリイカやアジが良く釣れるようですが、今回は15年以上前に足繁く通った漁港まで一気に向かいます…で、本当は松崎を抜けて石部まで行こうと思っていましたが、運転に疲れて途中で挫折^^;
途中の港で早速釣りはじめます。時間は15:30頃。まだ日は高いですが、ここでも地元の釣り氏が投げ釣りをしたり生きた鯵を使ってアオリイカを狙っています。最近ポツポツと釣れているようです。
私も早速エギングを開始しますが、全く反応なし。チェイスも見えないので17:00頃にアオリイカは諦め、メバル・カサゴ狙いに変更します。そして…
釣れてくるのはネンブツダイばかりorz
良く見ると水中には茶褐色の魚が無数にいます。これ全てネンブツダイ。ほぼワンキャストワンキャッチ。
薄暗くなってからもネンブツダイの勢いは衰えずorz
メバルは何処にいるのやら…本当は近くのゴロタ浜で挑戦するつもりだったのですが、何と土木工事中。何をしているのか詳細は分からないけれど、ゴロタ石をドンガラドンガラ掘り起こしては積み上げています。この調子ではメバルも近寄らないだろうと思い中止。湾内での釣りを余儀なくされました。
それにしても今日は良い天気だな…
綺麗な夕暮れで明日も良い天気だろうと思っていたら…突然の大雨!夜釣りがメインのはずなのにorz
仕方なく夕飯を食いに中華料理店へ。ふらりと入ってしまったこの店、「五目焼ソバ(750円)」を注文すると、店の人は「うちの焼きソバは蒸麺を使っていて、ソース味ではないけど良い?」と聞かれましたのでOKし、作ってもらいました…んが…
なんとも不思議なものが出てきた!
メンマが乗っかった五目焼ソバは初めてです。なんとチャーシューも塊りで入っていた。味付けは塩味だと思うけど…中華スープみたいな味がして、汁の無い中華そばみたいな味。不思議な食べ物があったものです。
さて夕飯も済ませましたが雨が止みません。それどころか雷を伴って強くなる一方。仕方なく車の中で待機しますが、雨風雷は勢いを増すばかり。こうなったら止むまで寝てやろうと、21:00にはシートを倒して寝てしまいました…
雷と雨の音がうるさくてなかなか寝付けなかったけれど、いつの間にか眠ってしまったようで、気付けば04:00頃。まだ雨は降っているけれど、大分弱まってきました。04:30頃になると小雨程度の状態になり、明るくなってきたので朝マズメの釣りを開始。
ロコアングラーと思しき人も数人が訪れてしゃくっていましたので私もエギングを再開してみます。しかしやはり反応なし。鯵の泳がせでアオリを狙っている人にもアタリは無いようで、その内すっかり日が高くなってきました。この頃になると雨は上がり、気温もぐんぐん上昇して暑くなってきました。
アオリの反応が無いので再びメバル狙いに切り替えますが、中層を引いてしまうと相変わらずネンブツダイばかり釣れてしまうので、狙いをカサゴに変えてボトムを釣ります。
漁港の捨石周りを狙うとポツポツ反応があり、12㎝ほどのカサゴが釣れました。
ワームは今では廃盤になってしまったエコギアのパワーチューブ。こいつをスプリットショットリグで使います。ジグヘッドをチューブ内部に隠して使うスパイラルフォールでは、ピンポイントに入れるのが難しいので、私は主にスプリットショットリグにします。根魚は獰猛なので、いればほぼ一発で出ます。
釣れる魚のサイズは測ったようにほぼ同じ。15年近く前に足繁く西伊豆に通っていた頃は、どの港でも釣れるカサゴのサイズが良く、20㎝以上の魚が普通に釣れましたが、釣り人の増加にロックフィッシュゲーム人気が拍車をかけ、あっという間に大きな魚がいなくなってしまいました。小さな魚まで根こそぎ持ち帰ってしまう人が多いようですが、根魚は成長が遅いのであっという間にいなくなってしまいます。食べない魚はリリース必須です。
更に…ポツポツ釣れるけど型は小さい…
横の釣りに切り替えるとまたこいつが食ってきてしまうorz
更に目玉にまで縞があるネンブツダイが釣れてしまいましたよ!
これは図鑑で調べたらオオスジイシモチという名前でした。テンジクダイ科の魚で、ネンブツダイに極めて近い仲間のようです。
昨日の雨と風で、漁港にはゴミが溜まっていましたが、その下を覗き込むと熱帯魚のように美しい水色の魚が多数います。ルリスズメダイかソラスズメダイでしょうか。
ここで釣れるカサゴは茶色がかった色の魚が多いな、と思っていましたが、こんな真っ赤なやつも釣れました!
一瞬ハオコゼかと思って驚きましたが、姿は完全にマカサゴのそれ。カサゴの亜種でしょうか?
そしてこれが本日の最大。
ちょうど20㎝のカサゴでした。このサイズになると掛かってから底の方に突っ込もうとする力も強くて楽しめます。このサイズなら十分食材になりますが、今回釣った魚は全てリリースしました。
さて今回の本当の目的はエギングだったので、カサゴに癒されたところでもう一度アオリイカ狙いに切り替えます。
しかし何度しゃくっても反応なし…
そこで泳がせ釣りをしている地元アングラーからちょっと離れてランガンを開始します。
それにしても昨晩の嵐が嘘のような快晴です。西伊豆の海岸線特有の、海岸まで山が迫った美しい風景ですね。
時間は9:00頃。潮は下げ止まりの直前。アオリイカの反応は相変わらず得られないので、別の港に移動しようかとも考えていたその時、車に戻る前に、係留してあった大型漁船の近くで何気なくオレンジ色の餌木を投げ、ボトムを取ってからしゃくりを5回ほど入れてフォールさせたその時、スラックスが出ていたラインが急に走りました。あわせを入れるとズシンという手ごたえを感じると共に、一気にドラグを鳴らして30m程疾走しました!
でかいイカなんか掛けたことの無い私はぶったまげますが、放っておくと止まりそうに無いので、いいのか悪いのか分からないままドラグを締めこみます。っで、止まった。
その後もジェット噴射の感覚が伝わることから、間違いなくイカであることは分かります。浮かんできたイカは怒って散々墨を吐きます。かなりデカイ!
ギャラリーも集まってきてえらい騒ぎになってきました。そこで私はとんでもない失敗に気付きます。玉網を用意していなかったのです!
どうせでっかいイカなんて釣れないだろうと高を括っていました。そんな時に限って何故釣れる!
隣にいた餌釣り師に玉網を貸してくれるよう頼んでみたところ、その方も持っていないと!周りのギャラリーは当然そんなものは持っていません。どうするか…落ち着け俺!
っで、冷静に考えてみる。目の前まで寄ってきたイカは間違いなくアオリイカで、胴長は優に40㎝はある。でかいイカを釣ったことが無い私は、こいつの重量がどのくらいかは良く分からないが、使っているPEラインは0.8号なので、こいつは間違いなく8LB以上の強度はあるだろう。ショックリーダーも先ほどFGノットで作り直したばかりの8LBを使っている。8LBは概ね3.6kgに相当する。目の前のイカは間違っても3kgは無いだろう…結論。抜き上げよう!
幸いにして餌木のカンナは口の近くの太い足の根元にしっかり掛かっている。身切れはしないだろう。
PEラインを掴み、慎重かつ大胆に持ち上げました…
…
…
…
ブチッ!
…
…
…
○| ̄|_
…
…
…
ギャラリーの
「あーっ!!!」
という声に送られて、アオリイカは餌木を抱いたまま去って行きました。
見ればショックリーダーがスナップの結び目のところでぶち切れていました。カンナにはバーブが無いから外れるとは思うけど、イカには悪いことをした。
それにしてもしかし…しばらくギャラリーの方を向くことが出来ませんでしたよ(;_;)
概ね10分後、やっと少し落ち着きを取り戻し、玉網を用意しようと車に戻ってみると…そもそも玉網の柄を忘れてるしorz
全く大間抜けでした。もしかしたら一生あんなに大きなアオリイカは釣れないかもorz
これで釣れていれば、最高の入魂となったものを…ロッドも持ち主がアフォだと可愛そうなものです…
その後日没まで粘りますが…何度かチェイスが確認されるものの、餌木を抱いてはくれず。
美しく日が沈んで行きます。
私でもイカが釣れるのだと言うことが分かっただけでも収穫だったという事にしておこう。初めてイカのアタリと言うものを確認も出来ましたし…
【Tackle Data:Eging】
Rod :Major Craft/KGE 862M
Reel :Simano/08TWINPOWER C3000
Line :PE#0.8
Leader:Fluoro carbon 8LB
Lure :餌木3.5寸、3寸
【Tackle Data:Rock Fish】
Rod :PALMS ELUA/PKGS-76
Reel :Simano/11TWINPOWER 1000PGS
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
マルキュー/パワーイソメ 細
Shimano/Zoeafry 1.5inch
Shimano/Zoeastraight 1.9inch
TICT/Fijit 2.5inch
etc.
- 2012年5月19日
- コメント(3)
コメントを見る
Dr.TJさんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 雨後の秋らしさ
- 4 日前
- はしおさん
- フィッシングショー大阪2024に…
- 5 日前
- ねこヒゲさん
- ボーマー:ディープロングA
- 9 日前
- ichi-goさん
- 36th ウズウズでムズムズのま…
- 14 日前
- pleasureさん
- PEには重竿
- 14 日前
- rattleheadさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 川バチ終わる前に滑り込み
- NISE-LOW
-
- 今宵もアイザー反応ヨシ!でした
- ぽんきちZ
最新のコメント