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▼ オールドバンタムシリーズ、互換性を徹底検証してやるぞ〜 ギヤケース編
- ジャンル:日記/一般
- (リールメンテナンス)
バンタム100SG
バンタム10XSG
バンタムマグキャスト10XSG
バンタムマグプラス150SG
バンタムシリーズの各種、部品の互換性を検証しております。
先ずはじめに、前回のログの訂正から、、、
前回、マグプラスのレベルワインダーはXSGと同じだと記述しましたけど〜
違うわ(^_^;)
高さがぜんぜん違いますね。ご免なさい(^_^;)
でも、互換性はあります。
バンタム100や10シリーズとマグプラスシリーズはフレームが全く違うのでこの2つは全く違うリールであると曖昧に表現してたけど、詳しく調べたら各ギヤの位置関係が違うのが解りまして、、、
スプールの位置を基準にするとレベルワインダーの位置がまるきり違うんですよ。だからウォームシャフトギヤの大きさがこんなにも違うのですな。
リールフットの位置を基準にするとレベルワインダーの位置が揃いました。この時、マグプラスの方がスプールの位置が3mm位前に来ます。
レベルワインダーは低いし、スプールとの距離も短くなって随分と窮屈に成りましたな〜
それともうひとつ。マグブレーキシステムなんですけど〜
同じ物のようですと曖昧でしたがこちらは同じ物だとハッキリしました。
全く同じ部品です。マグプラスとマグキャスト、ブレーキユニットの互換性は100%〜(^_^)ノ
ただし、スプールに互換性は有りません。
スプール径が34mと35mmの違いだけでなく
ベアリングのサイズが違うんですよ。
反対側もです!
マグプラスはスプールベアリングが此処に入りましたな。
左側マグプラス、右は10XSGです。
ピニオンギヤの奥でのスプール支持だったのがマグプラスでは無くなりました、、、
が〜之って微妙〜でして(^_^;)
マグプラスの真鍮カラーの穴径も5mmプラスαしか無くてですな、実際には当たってるのじゃない?って心配になるクリアランスです。
ベアリングサイズですがバンタム100系は5×9だったのがマグプラスは左右共に3×10のベアリングに変更されました。
スプール支持のベアリングが3×10ってのはシマノベイトリールの標準的なベアリングサイズですよね。
さてさて、今日の本題、ギヤケース編(^_^)ノ
マグプラス150以外の3つは同じだと思って良いのですけど、、、
と言うのは、全く同じ物でも無いんですわ(^_^;)
穴が開いてるか開いてないか、、、?
此処が違います。
いろいろ調べてみたら10SG等の黒ケースはこの柱が短い穴の無いタイプ。100SG等のシルバーケースは全て柱が長くカバーには穴が有りましたね。つまり、ベースとカバーをセットでなら交換出来るって事です。
でも〜なんで違うのだろう、、、?
マグキャストでも100や200は穴あきタイプでした。
さて、中を見てみますね。
その前にちょっと気付いた事が!
先ずは、、、
キャスコンの違い。
デザインが違うのは解るのだけど、
左はマグキャスト10XSG、右はマグプラス150
高さが違うのは何故??
マグキャストのは薄すぎて按配が良くないんですよ(^_^;)
ゴムのOリングに被るまで締め込んだらスプールガチガチで、緩めると今度はキャスコンがユルユルで、、、
でね、調べたら〜

ネットで拝借(^_^)ゞ
マグキャストの黒系だけどキャスコン違うよね?多分100SGなんかと同じ物では、、、?
もしかしたら今付いてる奴は違う機種の物なのかもしれませんな。
それともう一つ、、、
マグプラス150、スプール支持のベアリングは良いとして〜
マグキャスト10XSGには真鍮ブッシュが!!
内径3mmは明らかにスプールシャフトを支持してますよ?
10及び100SGはプラスチックのカラーと3者3様で、このの違いにはちょっとびっくりです。
この違いはピニオンギヤの違いなんでしょうね?
左が100SG右側が10XSG。
長く延びた筒の部分がカラー分に填まります。カラーにはピニオンギヤのホルダー的な意味合いが有るんですよね。
このカラーをベアリングに交換する事は可能です。ピニオンギヤのホールドに有効でしょうね。
10XSGには出来ませんけど何故かカラーはこのタイプが入ってるんですよ(^_^;)
ピニオンギヤが短くなってホールドする意味が無くなったら今度はスプールシャフトのホールドって事なんだろうか?
で、、、ピニオンギヤを調べていたらもっと面白い事が解りました(^_^;)
な〜んとバンタム10XSGのピニオンギヤはバンタムマグキャスト10XSGのスプールシャフトには入りません!!マグプラスにも
何故に、、、?
シャフトの太さが違うんですな(^_^)ノ
遠心ブレーキ系のスプール、シャフト径は2.7mm。対してマグブレーキ系はキッチリ3mmでありました。バンタム10XSGのピニオンギヤの内径は2.7mmなんですわ。
バンタムマグ10XSGのピニオンギヤはバンタム10XSGに組む事は出来るけどバンタム10XSGのピニオンギヤをマグキャスト10XSGに組み込む事は出来ませ〜ん。
??じゃ〜バンタム100SGのギヤもマグキャスト10XSGには組み込めないの?
其れが〜組めるんですわ(^_^;)
この長〜い足の為真鍮ブッシュをプラスチックのカラーに変えれば内径は3mmあるのでちゃんとスプールシャフトには通るんですよ。
何ともややこしいんでありますが〜
シャフト径2.7mmの遠心ブレーキ用スプールのピニオンギヤだけど内径は3mmとシャフトとのクリアランスを取ってあるんですよ。
バンタム10XSGのピニオンギヤだけが大きく違うって事なんであります。
で、(^_^;)
じゃあ〜バンタムの10シリーズはピニオンギヤが特殊なのかと言うとそうでもなくって〜
以前に修理でお預かりしたずすきさんのバンタム10SGの写真なんでありますが〜
ピニオンギヤは長いタイプですよね。
此のリールを修理する時にバンタム100SGの部品を使ったんですけど、その時の記憶ではギヤは同じ物でした。
つまり、10XSGが特殊なのだろうと言う事なんです。
何故違うのか考えたのですけど、、、
リールの製造年に関係があるのかもしれませんね。
リールフットに付いてる刻印で製造年月が解る!
これによりますと〜私の持ってる4つのリールの製造年月はこう成ります。
バンタム100SG 1982/1月
バンタムマグプラス150SG 1984/4月
バンタムマグキャスト10XSG 1986/4月
バンタム10XSG 1987/1月
なな〜んとこの中では1番新型のマグプラス150の方が製造年が古いんですよ。
両XSGは部品の製造や設計の仕方が古いバンタムよりマグプラス以降の新しいリールに準じている若しくは流用しているのではないでしょうか?
プラスチック製のVスプールもそうですし(^_^;)
左から、、、
バンタム10XSG
バンタムマグキャスト10XSG
バンタムマグプラス150SG
バンタム100SG
左の3つは同じグループだと思いません?
ネットをあさりまわして調べましたらバンタム及びマグキャストのXが付かない、つまりVスプールではない機種のギヤは全て右端の100SGと同じタイプのギヤでした。
だとすると〜
ドライブギヤも違うのじゃないか?って思いますよね(^_^;)
そ〜なんです 違うんですよ、、、
4つともギヤの外径は同じです。
写真のドラグのプレッシャープレート、大きさが違うのが解りますか?
ドラグワッシャーの外形が違うんですわ(^_^;)
ギヤ歯の部分の肉厚が変わっています。
以前にバンタムを改造した時のログなんですけど
アベイルのバンタム用ドラグワッシャーを10XSGに組み込もうとして困っちゃった〜ってログでありまして(^_^;)
バンタム100用で買ったのに〜って、結局ワッシャーをカットして入れたんでありますが〜、、、
カットして入れたカーボンクロスワッシャーです。かなり細く成っちゃってますよね(^_^;)
このドラグの寸法はマグプラスのサイズに準じているって事なんじゃないですかね?
ギヤ比はマグプラスだけが違います。
ドライブギヤの歯数55 ピニオンは11 ギヤ比は5:1
他の3つはドライブギヤ56ピニオンは12 ギヤ比は4.666
5:1でエクストラハイスピードってのはちょっと笑っちゃいますな(^_^;)
ギヤの互換性については〜
古いバンタム用のギヤは両10XSGに組み込めます。逆も可能です。ただし、バンタム10XSGのピニオンギヤはマグキャスト10XSGには組み込めません。もしかしたらそれ以前のマグキャストシリーズにも組み込めない可能性は有ります。
その判断はスプールシャフトの径が3mmか2.7mmかで決まります。
とーさくさん的に1番感心があるのがマグプラスのハイギヤが他のバンタム系のリールに組み込めるかどうか?なんでありますが〜、、、
え〜っとね〜、ギヤ間の寸法は同じなのではまるのはちゃんとはまるんですよね(^_^;)
問題はウォームシャフトギヤが上手く噛み合うか?
なんでありますな、、、
マグプラスの方がドライブギヤとウォームシャフトの距離が短い為にこの大きさの違いになります。
当然オシュレートはゆっくりに成りますからマグプラスはスローオシュレートですな。
ドライブギヤの歯数、55と56でしょ〜
歯のピッチは確かに違うんでありますけど、、、
なんとか噛むんじゃないかな〜?(^_^;)
マグプラスのギヤに100SGのウォームシャフトギヤを噛ませてクルクル廻してみましたらどうやら破綻せずに回るようですな〜
特に力も掛からない所だし、なんとか組めるのじゃないかしら?
ま〜でもちょっとゴリ感は出るかもしれないな(^_^;)
ギヤの厚みなんですが〜 違います(^_^;)
マグプラスと100SGが4.5mm
両10XSGは4mm
だけど内面の削り込みの加減で高さ的な位置関係は合わせていますので問題は無し。
まだまだあるんだけど長く成りすぎたので続きは次回にしましょうか、、、
ギヤケース編その2へ つづく(^_^)ゞ
- 2019年9月23日
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