【横浜鬼斬会　ａｔ　ｆｉｍｏ】いや～な時期。

卒業判定の時期である。

本人が「絶対留年」と自覚しているようなケースはさておいて、

「大丈夫かなぁ」と不安に思ってるような学生が、

「卒業できません」
となってしまうケースは、見ている方も辛い。

今日、卒業判定試験「再試験」の試験監督補助をした。
再試験なので、まさに「最後の砦」。

既に「卒業できません」が決まっている（こちらは知っている）学生も受験していたが、

「あれ、このコも？」と言うような学生も混じっていた。

中には「色仕掛け」で俺を「買収」しようと（笑）するような学生もいたが、
そんなの今回に始まったことじゃないから、こちらも免疫がある。

つつがなく試験監督を終えようとしていた、残り５分くらい。

数名しか残っていない中、一人真面目で知られる学生がいた。
最後に答案を提出していったのだが．．．

合格点からあまりにかけ離れ過ぎていた。

判定会議には出席していないが、多分結果は．．．。

残酷なようだが、
「有能な人材を世の中に送り出す」のが学校の使命な以上、
それに足りていない学生には、厳しい現実が突きつけられる。

さらには、
欠席もせず、真面目に努力して取り組んできた学生が大半な訳であるから、
そうした学生たちを白けさせる訳にはいかない。

最近になって頑張っている学生も含まれるが、
こちらから見れば、
「エンジンかかるのが遅すぎるんだよ～」とか、
「散々休むなよって言ってたのに～」って言うようなケースが多々。

それだけ気にかけていた学生だけに、厳しい結果が出ると、こちらもへこむ。

「やっぱりか」
と、あっさり観念する学生もいるが、
初めて味わう厳しさに、悲しさや屈辱感で泣いたり取り乱すケースの方が普通。

その場だけでは当然終わるはずもなく、保護者を交えた「修羅場」が展開されたり、とにかく良い気持ちのものは１つもない。

そうならないように、年度始めから様々な方面からサポートしてきても、必ず起きる。

明日がその発表。

内定してたり、彼氏が盛んに心配してたり、そんなのをいつも見てるからこそ、なおさら辛い。

週末を前に、いや～な一日になりそうだ．．．

引き続き、春からの準備に終われる日々。
春からは面倒みてあげられないから、
せめて「見送って」、新しい場所へ赴きたいのではあるが。

週末は、すんなりバチが抜けてくれて、狙った釣りがハマれば少しはすっきりするのだろうが。

いつもの地元を離れて、バチ抜けが安定してきたエリアに顔でも出してみようかしら？

まだ準備してないや。