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▼ 家族山
- ジャンル:日記/一般
数年前に親父に教えてもらった渓流。
そこには素晴らしい山があり
美しい川がある。
空気とは本来、こんなにもうまいものなのだと気付かされ、とことん自然と向き合った体はどこまでも“自然”と躍動する。
そんな中で出会った釣りと魚は、今、TOMMYには欠かせないものとなっている。
今度は俺の番だ。
親父に教えてもらった“渓流”で、TOMMYと仲間達が始めたキャンプ。
これまで、友人や家族と何度か行ったキャンプは本当に素晴らしいものを心にくれた。
これを親父やおかんの心にも贈りたい。
還暦をとうに越した親父とおかん。
何かを買って贈るよりも、一生心に残る何かを贈るには、自分が“これだ”と思うモノに勝るものはない。
その“これだ”が、あの山でのキャンプなのだ。
7月6、7日の行程であの山へ。
家族総出で集まるのは数年振り。
子供達は朝から元気いっぱいで、石巻からこの日の為に駆けつけた親父の顔もほころびっぱなしだった。
唯一無二の兄弟分、「剛」も駆けつけてくれ、山は一層活気を帯びる。
子供達全員に魚を釣らせ、親父とおかんにたらふくメシとビールを振る舞った。
春の山菜に光らせた目をクワガタの獲れる木に的を替え、子供に教えた。
これも昔、親父に教わった伝統だ。
カミキリムシやボクトウガの幼虫が空けた穴がたくさんある木。
そいつを見付け、樹液の周りを探る。
いた!
何度見付けても目を輝かせてしまう。
夜になり、ランタンの灯りを背に川のせせらぎが聞こえる。
灯りに寄るカゲロウや蛾に、しきりに顔をしかめていたおかん。
そのおかんが歓喜の声をあげた。
ポツリポツリと黄緑色の光を放つ蛍。
親父もおかんも、あんなにうるさかった子供達からも一時声が消え、また川の音だけになった。
「また明日からの英気になったよ。」
しこたま腹に流し込んだ生ビールのおかげだったのかもしれないが、親父がそう言ってくれた。
来てよかった。
心からそう思った。
家族で過ごしたあの山、家族山。
あっと言う間におわっちまったけど、きっとみんな同じ気持ちを持って帰ってくれたと思う。
“楽しくてちょっぴり切ない”あの気持ち。
でも何より二日間、車のハッチで出番を待っていた、TOMMYの“渓流タックル”が一番寂しそうだった・・・ってのはここだけの話さ。
- 2013年7月10日
- コメント(14)
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