松尾道洋です。先週は兵庫で試投会を開催させて頂いて、そのまま大阪へと移動しての全体会議でした。
今回は試投会後という良いタイミングだったので、プロスタッフも参加してのテスターミーティングです。ちなみに、お酒が入った時点でアウトなんですが、酒が入るまでの間はとても良い話が聞けました。（一番アウトなのは濱本さんでした　笑　）

 
アピアは今、様々な事にチャレンジして行こうとしています。ルアー開発もその一つです。現在のラインナップではローテーションを回せないという事は以前にも書きましたが、プロスタッフ監修のルアーは魅力的でありながら、やっぱりピーキーな部分が突出している分、オールラウンド・オールマイティではありません。「どうやって使うの？」と聞かれる事もあるんですが、これはアピアルアーの魅力でもあるし、逆に欠点でもあります。
 
長い事メーカーテスターをしていますが、スポンサードを受ける事で見えなくなる部分が多々あります。関連メーカーの製品を中心に釣行を組み立てると、他メーカーから出る新しいものに目が行かなくなってしまいます。恐らく、ビルダーという立場の人間や開発に深く携わる立場であればそういう事も少ないでしょうが、メーカーテスターの大多数はそういった立場にありません。


 
先日、新しく開発するルアーの参考になればと、各メーカーのルアーを買ってきました。どのルアーも定番中の定番で、そのメーカーを背負うような代表的ルアーばかり。こういう機会が無ければ投げる事もないようなものもあったのですが、実際に現場で投げて巻いてみると、自分の持ってる情報や感覚が追い付いていない事に驚きました。若干予想はしていたんですが（笑）

いや、笑いごとじゃないです。ほんと色々投げてみないとヤバイなと思いました。

 
次はローテーションの軸になる定番ルアーを開発していく事になりますが、まずは河川用のパイロットルアーからです。

色んなシチュエーションで、しっかりテストしていきます！